2006年06月22日

いよいよ、日本戦。

日本対ブラジルの一戦。近づいてまいりました。

日本の真価が問われる戦いになると思います。さて、どんな戦いを繰り広げてくれるのでしょうか?

個人的には、今日テレビを見ていたら、名古屋グランパスエイトの秋田選手が出ていました。ほかにも、同じグランパスから藤田選手や、日本代表の記憶も新しい森島選手もインタビューに応えていました。

思い起こせば、彼らは、前回の日韓W杯のあたりまでは、バリバリの日本代表選手だったわけです。それが、今では日本代表には縁のない存在になっているんです。時の流れは早いといいますか、サッカーの選手の寿命は短いといいますか・・・。いろんな意味で、ちょっと切なくなる瞬間でした。

ドイツW杯が終われば、次のW杯に向けて、きっと大幅な世代交代が行われるはず。現在29歳の中田選手、宮本選手らは、次のW杯のチーム構想からは外れることになるでしょう。今の主力選手たちも、いずれは選手としての肉体的な衰えの中で、引退へと徐々に進んでいくわけです。

サッカー選手が引退するとどうなるのでしょうか? 以前、サッカー選手をインタビューする仕事をしていた時、選手たちが決まって同じようなフレーズを口にしていたことを今でも鮮明に覚えています。

「ずっと、サッカーをやれるわけではないんで」

選手にとって、この言葉はきっと実感なんだと思います。「いつまでのサッカーをできるわけではない」。だから、もちろん今を大事にしてサッカーに取り組むわけですし、サッカー以外のことに興味や関心を持ち、サッカーを通していろんな事を学ぼうという姿勢の選手も多くいました。

はかないサッカー選手たちの集大成――。結果はどうあれ、真剣に楽しんで観戦したいと思います。
posted by もっぴ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする