ネットのニュースを眺めていたら、漫画家・佐藤秀峰さんが、自身のウェブサイト上で、新作の漫画を有料配信することを考えているらしいことが記事になっていた。
先日も老舗出版社の倒産のニュースが流れたばかり。
とどまるところを知らない出版不況に加え、世界同時不況がさらに追い打ちをかけ、状況はますます悪化する気配を見せています。
そんな中話題となった冒頭のニュース。果たして出版の新たな形を模索する試金石となるのでしょうか?
確かに閉塞感のある現状を打破するためには、新しい何かが必要なのは事実。ただ、既存の流れの中でも売れている本や雑誌があるのもまた事実。そして、ネットの普及に伴い、本以外で情報を入手するひとが増えたのもまた事実です。
悲観的、楽観的に物事を判断するのではなく、冷静に、客観的に物事を判断し、いかに次世代への答えを探し出していくのか?
漫然と日々の仕事に追われるだけでなく、全体を俯瞰する視野の広さも大切にしていかないと。
さて、出版業界の未来はどうなるのでしょうか???