2010年01月31日

よろしくお願いしま〜す!

めちゃめちゃプライベートな話題で恐縮ですが、最近、娘の言葉がどんどん流暢になってきています。

つい近頃まで、片言だった言葉が、徐々にしっかりしたフレーズになり、こちらの話にきちんと反応してくる。

でも、まだ100%会話が成立しない、という、この微妙な塩梅が、たまらなく面白かったりする。


「よろしくお願いしま〜す。」


2歳半の幼児にさりげなく、言われると、なんだかおかしくてしょうがない。


洗面所でひげをそっていると、何気に、


「よろしくお願いしま〜す。」


仕事場に来たかと思うと、おもむろに、


「よろしくお願いしま〜す。」



きっと、「忙しく動き回すスタッフ同士が、社交辞令的に発する『よろしくお願いしま〜す。』」をさせたら、日本屈指の2歳児だと思う。


…こういうのも、やっぱり親バカでしょうか。。。

posted by もっぴ at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

継続は…。

昨年末あたりから、猛烈な勢いで、自己啓発本やら成功哲学の本などを読み漁っているんですが、

やはり、書いてあることを実践しないことには、と思い…、

元旦から日記を書くことにしました。

今日で1月も終了しますが、今のところ、途中で途絶えることなく、日記を書き続けています。

思えば、学生時代、ライターというよりも、小説家を目指して、文章を書いていた頃。

「日記を書くと文章力が上がる」と聞いて、何度か日記に挑戦したことがあるんですが…、

結果は、1月途中から徐々に億劫になり、匙を投げてしまうことばかりでした。

当時のリベンジ、というわけではないんですが、

今、文章を書く仕事に就いた自分を振り返る意味でも、改めて、日記を初めてようかな、と思った次第です。

ブログとは違い、全く公開することはない、自分を見返す瞬間。

そんな作業を1日1日続けていくことで、何かが見えてくるような気もします。


やっぱり、変化を恐れず、自らの変化を楽しむことが大切。

そのためには、常に新しいことにトライする姿勢を続けないと。

30代にもなると、20代のような無謀さが徐々になくなりつつある自分を感じますが、

失敗を恐れずに前へと進む、気持ちの上でのアグレッシブさは維持し続けたいなと思います。

posted by もっぴ at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

風が強く吹いている。

今日は、かな〜り久々に、小説のご紹介。



今まで全く知らない作品だったんですが、こよなく読書を愛する父親から、「面白かったぞ」と渡されたので、ためしに読んでみることにしました。

で、読みはじめると、止まりません!

まるで、作品の中に出てくる箱根ランナーのように。

全くの素人から箱根駅伝を目指す10人を描いたストーリー。

確かに、設定自体に無理があることは、陸上なんて全くない僕からも分かります。

でも、なんだか、みんながいい奴らで、泣けるんです(笑)。

全500ページあまりの作品ですが、長さを感じさせないぐらい、すらすら読める内容なので、ぜひ未読の方はお試しを!

いや〜、改めて、小説をじっくり読むというのもいいもんですね〜。

posted by もっぴ at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

馬糞。

今日は、地元の農業研修の仲間(といっても僕以外は団塊の世代ばかり・・・)と一緒に、畑に使う堆肥づくりの実習を行いました。

近くにある乗馬クラブでいただいてきた、馬糞たんまりの堆肥を切り返してきました。

それにしても、なんとも言えない発酵臭の中での作業。

なんだか、大学時代、馬術部だった時のことを思い出します。


作業を終えて、車に乗って改めて自分の衣服に鼻を近づけると、

まあ、クサいこと、クサいこと(笑)


大学時代、それほど友達の多い方ではありませんでしたが、

なんとなく、今になってそれが理解できたような。


やっぱり、この臭いでは、ねえ・・・。。。


posted by もっぴ at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月29日

冬の大豊作。

今日は、取材先への移動途中に、マイファームへと立ち寄り。

晩飯の食材にと頼まれていた、大根のほか、白菜、ミズナ、ホウレンソウ、チンゲンサイを収穫してきました。

CA391335.JPG

晩御飯では、早速、季節はずれ?の雑煮の中に、ホウレンソウを投入。

見た目は全く美味しそうにありませんが、

これが、うまい! 市販のものとは比べ物になりません!!

ちょっとした苦み…なんて皆無。むしろ、逆に甘いぐらい。

なしにろ、ホウレンソウ嫌いの相方が、モリモリ食べちゃうぐらいですから、我が家の無農薬・無化学肥料・無堆肥・不耕起・不除草の野菜たちは大したもんです。

…これだけ、「無」とか「不」とかが並ぶと、単に手抜きして栽培してるだけなのがバレそうだな。。。


ともあれ、我が家の食卓を華麗な「緑」に彩る野菜たち。

しばらくは、ランチ&ディナーが、鮮やかなグリーン一色に染まりそうな予感です。


…いくらおいしくても、やっぱり野菜の連投はいかがなものかと…。

なんとも、贅沢な悩みです。。。

posted by もっぴ at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

借りたカネは返すな!。

またまた、今日も読書から。



タイトルだけを見ると、「どうかな〜」なんて感じがしますが、(一応)合法的な形で借金を踏み倒せる方法を指南した本です。

ただ、先日、どうやらこの本の著者が、脱税を指南したという容疑で逮捕されたようで。

なので、内容が合法かどうかの真偽は、大きな疑問符が付くと言わざるをえませんが・・・。

それにしても、この本が言いたかったことのテーマのひとつが、

「莫大な借金を抱えてしまっても、何も自殺する必要はない」

ということなので、その意味では、社会的な意義のある1冊なのかな、とも。

世の中には、自分で借金をしなくても、お人よしすぎて、連帯保証人になってしまったあげく、泥沼の借金地獄に突入…という方もいらっしゃいますから。

ただ、鉄則は、やはり、これに尽きますね。

「自分で借金はしないこと」

「連帯保証人にはならないこと」


連帯保証人というと、「本人が払えなくなったら、自分のところに請求がくるもの」ぐらいに考えている方も多いように思いますが、実際は、そんなことありません。

単なる「保証人」ではなく、「連帯保証人」になった時点から、「実際に借りている人と一緒に借金をした一人」のような状態になってしまいます。(←ここらへんは、分かりやすさ重視で正確な表現ではありませんから、詳しくは関連書物などをご参照くださいませ)

というわけで、実際に借金をしている人の支払いを待つことなく、直接「連帯保証人」の方へと借金の返済を要求できるわけです。

自分は借りてないのに、請求は借金をしている本人をすっ飛ばして、自分に取りたてが来てしまう。

考えれば考えるほど理不尽極まりないですが、契約上、これが現実です。

…どうやら、世界的にみると、この「連帯保証人」という制度がある国自体が、少数派のようですけどね。

「どうしても!」とせがまれて、「連帯保証人」になる方もいらっしゃると思いますが、こういった事実をまずはキチンと理解して、くれぐれもご注意いただければと思います。

以上、フリーライター平井による、FP的生活防衛講座でした。



…って、今回、書評のはずでしたっけ? あれ??

posted by もっぴ at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

美味しい食事の罠。

こちらも、たまたま図書館で目にして借りてみた1冊。



著者の方は、管理栄養士の方。いろんな栄養指導をする中で、ご自身が気づいた現代人の食生活の問題点などを指摘しています。

で、本の中身は?というと、ざっくり言えば、

「油脂と砂糖の採りすぎが、現代人の健康を害している」

まあ、当たり前といえば、当たり前の内容です。

ただ、カロリーや塩分などは気にすることは多くても、普段、油や砂糖というのは、あまり気にしないと言う人も多いのではないでしょうか。

実は、僕自身、別の著書を読んだのをきっかけに、普段から仕事の合間に食べていたお菓子をやめ、取材の移動中によく飲んでいた缶コーヒーをやめました。

すると、それからというもの、とても体調がいいんです。

この本の中にも書いてありますが、缶コーヒーというのは、ブラックでないかぎり、めちゃめちゃ砂糖が入っていますし、カフェインを取り過ぎるのも体に良くない。ホント、悪いことずくめの状態です。

もちろん、個人差はあるとは思いますが、普段からコーヒーを愛飲している人は、飲むのをやめると体調がよくなるはず。


ただ、意外に男性にも「甘いもの好き」の方は多いようで。

そんな方に、甘いコーヒーやお菓子をやめるためのアドバイス。

これも完全に別の本の受け売りですが、口がさみしくなったら、ナッツやチーズを少量口にすること。

この方が、よっぽど健康にはいいらしいです。ちなみに、僕も実践しています。

こうすれば、「甘いものがなくて、口寂しい」なんてこともありません。

もしよろしければ、ぜひ一度試してみてください!

以上、普段から玄米食を実践するヘルシー系フリーライター・平井のプチ健康講座でした。

ちゃん、ちゃん。

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効率が10倍アップする新・知的生産術。

こちらは、図書館で借りた本になりますが、



噂の「勝間本」の一冊です。昔から本屋で立ち読みしたりはしていたんですが、最近、図書館でちらりと目にとまったので、借りて改めて読んでみることにしました。

フォトリーディングを駆使して、月100冊程度の読書を続けたり。

移動中はオーディオブックで耳から情報をインプットしたり。

親指シフトで、タイピング速度を飛躍的に向上させたり。

もしこの本に書かれていることが全て実践できたら、とんでもないスーパーウーマンになれること必至です。


…ただ、重要なのは、本を読んだだけでなく、実際にその内容を行動に移せるかどうか。

まずは、おすすめ本の中からちょっとずつ読書を実践していきたいな、と思います。。。

posted by もっぴ at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「クビ!」論。

またまた、ブックオフの100円コーナーから1冊。



先日、図書館でみたおすすめのビジネス書を紹介する本の中に掲載されていたので、ブックオフの中古本を購入してみました。

内容は?というと、1000人以上のクビ切りを行ってきた人事のスペシャリストが、首を切った人を取り巻く状況などを描いた本です。

ただ、この本が書かれたのは、2003年6月のこと。

もう今から7年近くも前のことになります。

今ではもっと人材の流動化が進んでいて、この本の中にあるような「未だに終身雇用を前提にした会社」というのも少なくなってきたような感じがします。

ただ、まだまだ、こうしたクビ切りの現場というのは少なくないんでしょうね。

この本の中にある「アーリーリタイヤメント」の考え方も、徐々に日本の中でも浸透してきているかな、とも思います。

ただ、この本は、「基本的に会社に雇ってもらう」の前提で書かれている感がありますが、今では「会社ではなく個人が自分の実力を磨く時代」に確実に突入していると思います。

もう会社に頼っている場合ではありません。

だって、あのJALですら、倒産する時代ですから。

やはり、せっせと自分に投資してきたものが、最終的には勝利を収めるということでしょうか。

行きつくところは、結局、「農場の法則」なんだな〜。


種をまいた者だけが、果実を収穫できる――。

posted by もっぴ at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「朝30分」を続けなさい!。

今日は、先日古本屋で見つけた本から何冊かをご紹介。




『1日30分を続けなさい!』がベストセラーになった著者による第2段です。

まえがきは、前回の著書に批判を寄せてきた読者を批判する、という内容から入っておりまして。

どうやら、「当たり前のことしか書いていない」ということを、さんざん言われ尽くしたようです。

で、今回の内容は?というと、

やっぱり「当たり前」の内容ばかりでした(笑)


例えば、

「愚直に毎回基本練習を積み重ねれば、その道の達人ができあがる」

「朝は時間が進むスピードが遅い」

「無理せず朝30分の勉強からスタートする」

などなど。


どちらかと言えば、自己啓発本などに触れたことのない、ビギナー向けの本といったところでしょうか?

ぶっちゃけ、この本に要した時間は「5分」。

各章ごとに要点がまとめられていますので、その内容を見れば、本全体の内容が網羅できるようになっています。

最近は、「7つの習慣」にはじまり、「思考は現実化する」「マネジメント」など、重厚な内容の本ばかりを読んでおりますので、

こうしたライトな内容の本を見返してみると、なんだか、かなり物足りない感じがしてしまって。

もちろん、書いてある内容は、どれも「当たり前」だけど「実践すれば確実に力になる」ものばかり。

あとは、「実践するかどうか」だということですね。


posted by もっぴ at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FP2級試験。

先日、前回のFP3級試験合格に気を良くして、FP2級の試験を受けてまいりました。

結果は?というと、自己採点の結果、

なんと、

合格点まで、わずか1点足りませんでした(涙)

こんなのは、自動車の免許の時以来。

1点って、とっても切ない気分ですね。。。


ただ、本来、試験に合格することが目的なのではなく、タックス、保険、金融、不動産に関する幅広い知識を身につけるのが目的。

フリーライターとしての幅を広げる意味合いもあるわけですから、こんなスレスレの点数で合格して満足するわけにはいきません。

そういう観点からすれば、逆によかったのかな〜と。


今回はあくまで5月の本番に向けた前哨戦。

確実に合格できるように、コツコツと努力を続けたいなと思います。


posted by もっぴ at 07:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月27日

津行ったー。

最近、うわさのツイッターをはじめてみました。

で、その事を書こうとしたら、タイトルのように、ご覧の通りの変換間違い。


それにしても、まだまだなんだか得体の知れないもの、という感じです。

つぶやくのも、なかなか難しい・・・。

posted by もっぴ at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

祝・500号!

ついに、この日記の更新が500号を突破いたしました!

パチパチ! …でも、特に読者プレゼントなどはございません。あしからず。

それにしても、このブログがスタートしたのが2006年1月のこと。早いもので、今年で5年目に突入しました。

最初の頃を見てみると、「今は「30歳の理想像」を考えています!」みたいな記事があったりして、当時はまだまだ若かったんだな〜と感慨にふけってみたり。

「20代後半からは早い」といいますが、本当に時の流れは早いものです。

この時の流れに身を委ねるのではなく、逆流するぐらいの勢いで、

あらたな挑戦を続けていきたいなと思います。


理想の35歳。理想の40歳。理想の死に際。

やっぱり、いろいろ考え続けている老け顔フリーライターでした。


…ちなみに、「老け顔」で思い出しましたが、最近40代後半の人から、「同年代だと思ってた!」と言われることが多くなりまして。

「老け顔の人は、年を追うごとに実年齢と見た目が近づいてくるから大丈夫」

なんてフォローしてくれた皆さま、どんどん離れていく一方なんですけどッ!!!

posted by もっぴ at 06:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お見送り。

先日、とある飲食店さんに取材にお伺いした時の出来事。

とっても魅力的な店長さんで、いつも丁寧な対応に頭が下がる思いでいっぱいなんですが、

帰り際、お見送りをしていただきました。

しかも、バックミラーで見えなくなるまで、玄関の外で。

ウチの嫁が、元デパガなので、その影響かもしれないですが、

このお見送りって、とっても効果が高いと思います。


やっぱり、そうやって丁寧に対応してもらったお店は、どこか印象に残るものです。

おそらく、よっぽど広告宣伝に力を入れるより大きな反響があると感じます。

現に、聞けば、この不況下でも、昨年度対比、3倍の売上があるのだとか…。


もちろん、店長さんの人柄からして、そういう狙いがあってやっているわけではないのでしょうが、

何事も、「人を大切におもてなしする」という「想い」が大切なんだな〜としみじみ感じた瞬間でした。

posted by もっぴ at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

新記録!

ちょっとした新記録を達成しました!

今までこのブログでは、月の記事更新数が、最高で34件だったんですが、本日35件に到達しました!

これもひとえに、ちょくちょく足を運んでくださる読者の方のおかげかと。

…まあ、更新するだけなら、自分だけでコツコツやればいいので、元々自分の怠け癖の問題だったりするんですが。。。

ともあれ、まだまだ1月も残っていますので、

これからもコツコツ記録を伸ばしていきたいな〜と思います。


どうかお付き合いくださいませ。


…内容が伴っているのかは、疑問ですが。。。って、それは今までも、どうかな??
posted by もっぴ at 07:02| Comment(2) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マネーと常識。



またまた金融関係のトピックになりますが、アメリカでバンガード・グループを設立し、世界初の株式市場インデックスファンド「バンガード500」を創設した、投資の世界では伝説的な人物の著書です。

本の内容を一言で表すなら、「インデックスファンド、万歳!」

…ちょっと乱暴すぎるかな?

でも、すべての上場企業の株を少しずつ所有するインデックスファンドの有効性は、投資の世界ではかなり知られているようで。

同様の内容は、この手の書籍には頻繁に登場します。

それにしても、手数料で儲けるファンドの世界に、圧倒的な低コストの商品を投入したことのインパクトは、どれほどのものだったかと考えると、やっぱり凄い。

実利的な部分もしっかり勉強になりましたが、それよりも、「やっぱり偉人扱いされるような人は、考えていることがデカイな〜」としみじみ感じる一冊でした。

posted by もっぴ at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

謙虚であること。

大阪・京都版のミシュランで3つ星を獲得した京都の老舗料亭。

実は、先日、そこで40年にわたり腕を磨いてきた方のお店に伺ってきました。

…といっても、以前から取材&プライベートでお世話になっているお店ですが。

肩書きだけでいえば、本当にどんなホテルや高級レストランで働いていてもおかしくないでしょうけど、

その方が営むのは、本当に小さな、居酒屋のような和食処。

決して、高級店のような雰囲気があるとは言い難いですけど、

味は、本当に、間違いなく一級品。

そんなご主人が、取材を終えて一言。


「私なんか、本当に、修業した店の味しか知らないもんですから(笑)」

3星レストランで40年修業し、料理長にまでなった方なのに、これだけ謙虚であり続けられるという、そのすごさ。

自分もまだまだだ、と痛感した瞬間でした。

posted by もっぴ at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

となりの億万長者。

またまた読書。どんだけ〜!(←だったっけ?)



こちらも、成功本の中では、かなり知られた名著の一つ。かな〜り、ざっくり要約すると、「お金持ちは、莫大なお金を相続したり、宝くじにあたったわけではなく、収入以下で質素に暮らし、お金を貯め、着実に投資を続けた人である」ということ。それを、お金持ちへのインタビューや実際の数値を見ながら、理論的に解明しています。

確かに、収入以上の支出をしていれば、どれだけ稼いでいても、全くお金は貯まりませんからね。

で、本書の中に、「お金持ちの特徴を表した三つの言葉」というのがあるんですが、皆さんはなんだと思いますか?

「仕事、株式投資、不動産投資」?

それとも、

「自己啓発、起業、人脈」?


いえいえ、その答えは…、


「倹約、倹約、倹約」

そうです、全く楽しくないフレーズです(笑)。


決して見栄を張らず、常に身の丈の生活を心掛け、せっせと仕事を頑張り、着実に貯金し、それを無駄づかいせずに暮らすのが、億万長者の現実なのだと説いています。

だからこそ、本のタイトルも「となりの億万長者」。

意外にも、億万長者は、高級住宅街より、普通の住宅街に紛れるように潜んでいるらしいです。

そう、きっと、あなたの近くにも。

ふ、ふ、ふ…。






※ご注意
この文章は、絶対に「億万長者になれること」を保証するものではありません。だって、なんせ、しがないフリーライターの書く文章ですから。あしからず。

posted by もっぴ at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら。

まだまだ続くよ〜、どこまでも〜。



最近、モーレツに金融関係の勉強をしている関係で、『週刊ダイヤモンド』の定期購読をしているんですが、

その中に紹介されていた、ちょっと異質な一冊があったので、早速図書館で借りて読んでみました。

それにしても、最近の図書館は「恐るべし」です!

最新刊でもすぐに本棚に並びますし、ネットで検索すればサクサク予約ができてしまう。

これは、ある意味、本の作り手を脅かす存在なのでは、…と、ちょっと敵意を感じたり、感じなかったり。。。

(ここに本がなければ、僕の本ももうちょっと売れたり…)←僕の頭の中

そうです、僕って、そんなちっちゃい人間なんです(笑)


閑話休題。

本の中身はと言うと、タイトル通り、ドラッカーの『マネジメント』を読んだ女子高生が、弱小野球部を立て直していく、というものなんですが、

うまい具合に、ドラッカーの『マネジメント』の理論が盛り込まれていて、単に野球部を改革するという出来事を、無理なく(もちろん若干の無理はありますが…)ストーリーとして完結させています。

そして、不覚にも(?)、そのストーリーに感動してしまう自分がいたりして。

多少経験があるだけに、野球の話は、どうしても感情移入してしまいますね。

ともあれ、ドラッカーに興味があって、「小難しい本はちょっと…」なんて人は、一度読んでもいい一冊かな〜と思いました。



…それにしても、あの表紙は、ちょっと、いや、かなり抵抗があるのも事実。いい大人が、あの本を書店のレジに持っていくのは、『マネジメント』を読破するよりある意味難しいかもしれませんね(笑)

posted by もっぴ at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほぼ日刊イトイ新聞の本。

最近、読書の記事が多いですが、別に、書くネタがなくなったわけではないですよ。たまたま、です。たまたま。



で、「ほぼ日刊イトイ新聞の本」です。

まあ、ご存知の方も多いと思いますが、コピーライター・糸井重里氏が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」の誕生ストーリーを描いた本です。

折しも、「ほぼ日」が誕生したのは、バブルがはじけ、世の中に閉塞感が漂い始めたころ。

まさに、今のような状況だった、のかもしれません。(自分は社会人じゃなかったですから、正直、バブルも、バブル崩壊も、あんまり実感としてはないんですけど。。。)

で、そんな時、糸井さんが考えていたこと。

「仕事が楽しくなくなっていた」

「プレゼンテーションに参加しているうちに、だんだん、自分の考えがなくなって、勝つことそのものが目的のようになってくる」

「他人の思惑に自分の人生が左右されていくという予感は、どうにも耐えられないものだった」

あんなトップ・クリエイターでも、そんな想いを抱くんだと、意外な一面を見たような気がしました。

トップを走るものが抱く悩み、といったところでしょうか?

フリーライター界の「どぶさらい」こと、私には無縁な話のような気もしますが(笑)。


それにしても、「本当に自らのイニシアティブでやりたいことができる場をつくること」。

これは、僕も、「必ずやってみたいな」と思っていることの一つです。

そして、「それで食べていく」ということも、ぜひ実現したい――。


そのためには、とても参考になることの多い1冊だったと思います。
1人のコピーライターとして、1人のクリエイターとして。

posted by もっぴ at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月23日

本当にカッコイイ店。

「何よりも、親子三代で通ってくれる、これが一番うれしいですよね」

最近、飲食店さんの取材が続いているんですが、とあるお店でマネージャーさんから出たのがこの一言。

大勢を引き連れて、お偉いさんが来るのもうれしいけれど、

「やっぱりここが一番!」と長年通い続けてくれる、

地元の常連客さんが一番うれしい――。

きっと、心底こういう想いで仕事をしているお店って、

「いい店」なんだと思う。



僕も、「やっぱり平井さん!」と言われるような、

そんなフリーライターになれたらいいなと、

しみじみ思う瞬間でした。

posted by もっぴ at 04:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

お仕事のご報告2。

ついでなので、もう一つ。



1〜2年に一回ずつ改訂版を発行している「全国インテリアショップガイド」。こちらは、東海・北陸エリアのショップのリサーチ等を担当させていただきました。

こちらもすでに書店さんに並んでいるかと思います。インテリア好き、雑貨好きの方は、ぜひ一度覗いてみてください。

posted by もっぴ at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 著書&お仕事報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お仕事のご報告。

最近、お仕事のご報告を書いていなかったので、ここらで一つ。



もう書店さんに徐々に並んでいるかと思いますが、やっとの思いで完成にこぎつけました、三重県版の「四日市・鈴鹿・津 上等なランチ」。

当初は、「大学時代に住んでいたし、まあ、ちょろいちょろい!」と思っていましたけど、例の如く、そうウマくはいきませんで。。。

出版社をはじめ、各方面に多大なご迷惑をおかけしながらも、なんとか、こうして形にすることができました!

すみませんでした&ありがとうございました! 三重方面在住の方&三重方面に出張予定の方は、ぜひ一度手にとって見てくださいネ。

posted by もっぴ at 05:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 著書&お仕事報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

学資保険。

「お子さんのためにも、学資保険にはぜひ入っておいてね」

とあるお店の取材に伺った際、子どもの話を切り出すと、開口一番、子どもの教育資金を案じて、このような言葉が飛び出した。

学資保険。確かに積み立て型の貯蓄性保険なので、強制的に教育資金をためていきたいという人には有効な手段の一つではある。

ただ、自分でコツコツ貯金ができる人には、今、学資保険は決してお勧めできる商品ではない。

しっかりと保険内容を確認してみると、子どもの医療保険、死亡保険と引き換えに、トータルの積立額と比して元本割れを起こしてしまう商品が多いからだ。

冷静に考えてみると、子どもの医療費は小学生までは無料や補助のある自治体が多く、中・高校生で頻繁に病院に通うケースというのは稀だ。

さらに、子どもの死亡保険を親が受け取っても、そもそも「学資保険=子どもの教育資金」なわけだがら、目的としたら本末転倒な話。

また、親が死亡した時の死亡保険金が必要なら、親の死亡保険金を見直した方がずっといい。

というわけで、学資保険には、「学資」というフレーズから連想するほど、子どもの教育資金に対するメリットは少ない。

前述の奥様の時代には、きっと学資保険でも高水準の利率を期待できたのだろうが、今は全く状況が異なる。

親世代の教訓は確かに活かすべきところが多いのは事実だが、それをどう咀嚼し、自分たちの生活に活かしていくのかは、自らの判断で行わないと痛いしっぺ返しを受ける可能性がある。

で、代替案を考えてみた。

例えば、学資保険の問題点は、急にお金が必要になった時、解約ペナルティーとして大幅に元本割れする危険性が高いということだ。

学資保険の中には1%以上の利率を確保する優良な商品もあるのだが、それはおそらく、この「途中解約」を見込んでの数字だろう。

この場合、途中で解約してもらえば、保険会社の丸儲け、というわけだ。

個人的には、一番安全なのは「個人向け国債」ではないかと思う。

1万円から購入できるし、メガバングなどの金融機関と比べれば圧倒的に金利が高い。直近の商品は過去最低の利率だったそうだが、「10年物」を選べば、将来金利が値上がりした際にも利率が変動していくので、低金利下でのリスクも軽減できる。

また、学資保険のような中途解約リスクも少ない。1年間預け入れすれば、直近1回の利息分のみで途中解約が可能なので、お金がどうしても欲しいときに元本割れすることもほとんどないはず。

もちろん「学資保険」が悪いわけではない。きちんと解約せずに続けることができれば、大きなメリットがある商品も中にはある。

ただ、自分の目で商品内容を確かめ、きちんと起こるべきリスクを認識した上で、「自分にとって最良な商品」を見極めることが大切だ。


…なんて、今回はファイナンシャル・プランナー(3級ですが…)的なちょっと小難しいお話。でも、将来を考えるととても大切なことなんで、お子さんがいるご家庭はぜひご一考を。

なんだか保険会社の回し者のような、今日のフリーライター日記でした。

posted by もっぴ at 06:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ザ・シークレット。

またまた、本日も読書です。



こちらは、映画化されたストーリーを本にした自己啓発本という、ちょっと通常の本とは違う毛色の作品になっていますが、

内容的には、「引き寄せの法則」によって、「いいこと」も「悪いこと」も、すべては自分の考えたことが引き寄せている、といことがつらつらと書いてあります。

かなりのページ数があるんですが、最後の20ページぐらいは共著のメンバーが写真付きで一覧になっていたり、内容も同じようなことが繰り返し書いてあることが多く、基本的には、各章末にある「秘密のまとめ」という項目だけしっかり確認すれば、それで事足りるかな、と思います。

あと、全体的にかなり宗教色が強く、さらに、「思いで病気が治る」など、一部の結果を切り取って誇張した感のある表現も多く、かなり違和感を覚える読者の方も多いように思います。

それにしても、「思考は現実化する」なんてフレーズが飛び出してきたりするなど、他の自己啓発本などの影響をもろに受けている本作ですが(あえてパクリとは言いません…)、まあ、「秘密のまとめ」を読み込んで自分の糧にするなら、十分価値のある一冊ではないかと。

ただ、個人的には、『「原因」と「結果」の法則』とか『思考は現実化する』の方が読み応えあるかな〜。

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2010年01月20日

本の現場。

先日、図書館に足を運んだ際、偶然に発見したのがこの一冊。



直球のタイトル通り、本づくり、本の販売の現場を取り巻く現状を書いた一冊です。

自分の本づくりに携わる1人として、最近の現場を取り巻く状況は、徐々に悪くなっているな、と感じていましたが。。。

これを読んでみると、「周りの状況が悪くなっている」のではなく、「あくまで出版業界内の内輪の問題」なのではないかと痛感しました。

例えば、

本の再販制度の問題、しかり。

新刊を大量発行する状況、しかり。

また、実際の数字を追ってみると、「若者の読者離れ」などはなく、むしろ「中高年の読者離れが著しい」のが現実だということ。

さらに、読者をする人、読まれている本の数、本全体の販売額については、それほど大きな減少に至っていない、というのがこの本の分析です。

これだけ、周りに図書館が充実し、中古本ショップが乱立し、ネットで情報が氾濫する時代に、である。

むしろ、これは、とっても「恵まれた環境」なのではないのか。

やっぱり「出版は不況に強い」。そう感じるようになりました。


読者の方が求めているのは、今も昔も、「質の高い本」、「面白い本」。

それを胸に秘め、目の前のできることから、コツコツと力を尽くしたいと思います。

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「原因」と「結果」の法則2。

まだまだ、マイ読書週間は、続いておりまして。



先日ご紹介しました、『「原因」と「結果」の法則』の第二弾になるのが本作。ただ、内容は、前作とかぶっている部分があったり、なかったり。

で、本作では、

「悪いこと」は、あなたの外側に存在する避けがたい現実などではなく、すべて心の中で体験しているにすぎない。

自分こそが自分の運命の設計者である、ということを知ることが大切。

心を広げることです。そして、そこを愛と寛大さで満たし、他の人たちへの奉仕を優先することです。そうすれば、あなたには、延々とつづく大きな喜びとともに、あらゆる繁栄がもたらされることになります。

などなど、あいかわらず、為になるフレーズがちりばめられています。

ただ、僕の好みとしては、前作の方がより洗練されていていいかな?

本作は、ちょっと宗教的なテイストが強く、読まれる人の中には、多少抵抗を感じる方がいらっしゃるかもしれません。

それにしても、その後の自己啓発本、成功本などに多大な影響を与えた名著中の名著。

やっぱり、読んでみると得るものの多い一冊だと感じました。

posted by もっぴ at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

収穫の冬。

最近、「そういえば、畑の方は順調なんですか?」と聞かれることがありまして。

もしかしたら、これをご覧の方にも、「畑、もうやってねえんじゃね?」的な方がいらっしゃることを案じまして。

今日は、畑のご報告でもしたいな、と。

要は、「やっている」「やっていない」でいえば、「バリバリやってます!」というのが正解!

先日も、発砲スチロール箱を小脇に抱えて、収穫を楽しんできたところです。

下は、その時の収穫物の写真。

CA391318.JPG

ね、結構、いっぱいできてるでしょ?

ちなみに、このときは、大根、ブロッコリー、ホウレンソウ、ミズナを収穫してきました。

ただ、最近、あまり作業自体がないのは事実。冬場って、雑草も旺盛に生えたりしませんし、野菜自体もムキムキ大きくなることもない。

ほとんど、ほったらかしの状態で、たま〜に、必要になったら収穫にいく、という感じでしょうか?


ちなみに、うちの畑の野菜は、すべて完全無農薬・無化学肥料栽培。

しかも、有機栽培に用いることの多い堆肥も使用していません。


ここらへんからはちょっと専門的な話になってきますが…、

ご存知のない方にも、農薬の危険性は分かりやすいと思いますけど、

化学肥料を使うことも、一部からは危険性があるのでは、と言われています。

が、

僕的な感想としては、逆に、有機栽培で使う堆肥の方が、場合によっては健康面、環境面で有害なのでは、と思っております。

「堆肥」とは、落ち葉や枯れ草、動物の糞尿などを発酵・熟成させた、有機素材を使った肥料のことなんですが、

これは、うまく完熟させることができないと、有害物質を発生させる原因になることが指摘されているそうです。

確かに、うまく堆肥を作れるようになれればいいんですが、とても重い有機物の塊を、かき混ぜたり、切り替えしたり。とにかく、堆肥を完成させるには膨大な手間暇がかかります。

正直、僕にはそんな根気もテクニックもない(笑)。それに、僕の目的は、「安心・安全でおいしい野菜作り」がテーマなのであって、「良質の堆肥づくり」ではありません。

…と書くと、なんだかいいわけがましく見えますが。。。

ともかく、現状では、いろいろな文献、書物をあたり、より簡単で効率的な方法を自ら考案し、それを実践している真っ最中。

もしかしたら、自然農法で注目されている木村さんも驚きの農法だったりして。

NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』で、カリスマ農家として紹介されたら、どうしよ〜。




あ、あの番組、今年の3月での打ち切り検討中でした。。。間に合うかな〜、間に合わねぇ〜だろ〜な〜(←古ッ…分かるかな?)


posted by もっぴ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

ドルコスト平均法の幻想。

今日は、FPらしいトピックスをご紹介します。

本日2010年1月18日付の日経新聞に、積み立て型商品に関する記事が掲載されていました。

その内容をざっくり要約すると、「ドルコスト平均法で、投資のリスクを軽減できるというのは錯覚」というものです。

この記事は、楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元氏による指摘が、内容の中心に据えられているんですが、

記事の脇には、毎月1万円ずつ積み立てた場合と、最初に一括購入した場合との比較グラフが掲載されており、理論的に分かりやすい説明がなされています。

投資というは、将来に値上がりするのか、値下がりするのか分からないため、常にリスクと隣り合わせです。

毎月一定額を購入する「ドルコスト平均法」は、安い時に多く買い、高い時に少なく買う、という行為を繰り返すことで、このリスクを低減できることが一般的に言われています。

ただ、このグラフを見る限り、必ずしも「ドルコスト平均法」が正しいともいえなさそうです。

確かに、冷静に考えてみれば、将来の値上がり、値下がりが分からないわけですから、例えば、今、一括購入できる資金があるとして、毎月積み立てをしていくとしたら、その後値上がりしてしまったら、「一括購入しておけば、ドカンと儲かったのに!」ということになるわけです。

そうなると、「ドルコスト平均法」は、山崎氏の著書等にもあるように、購入者の気休めにしかならない、というのが正しいように思います。

ただ、新聞の記事にもある通り、積み立て型商品では、強制的に投資に資金を回すため、資産形成を行う上では効果があると思います。

「お金があると、つい使っちゃう…」なんて人なら、コツコツ投資を続けていく方が、確実に資産が増えていきますから。

ともあれ、「ドルコスト平均法」は、FPのテキストにも「有効な投資手法のひとつ」と紹介されているぐらいの代物。

世の中、正しいと言われているものが、実はそうではなかった、なんてことも結構あるわけで。

やはり、正誤を見分ける術を身に付けることが一番大切なんだな〜と、感じることの多い今日この頃です。

posted by もっぴ at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人。

またまた、最近の読書から。



なんだか「守銭奴」みたいな雰囲気で、日本人には嫌われそうなタイトルですが、内容もそのまま、「大金持ちになる方法」を書いた本です。

自己の体験から、大金持ちになるためには、まず内面的な部分を見直さないといけない、ということを痛感。それをまとめたのが本書です。

ちょっと中身のエッセンスだけ紹介させてもらうと…、

例えば、

お金持ちになれる人は「絶対にお金持ちになる」と考える。
お金に縁のない人は「お金持ちになれたらいいなぁ」と考える。

お金持ちになれる人は「チャンス」に注目する。
お金に縁のない人は「障害」に注目する。

お金持ちになれる人は「成功者を称賛する」。
お金に縁のない人は「成功者をねたむ」。

などなど。

お金持ちになれるかどうかは置いておいても、成功者になるために、必要な要素がいろんな角度から網羅されていて、とても自分の糧になると感じました。

…って、「お金持ちになれるかどうかは置いておいて」というフレーズを言っている時点で、この本的には「お金に縁のない人」になってしまいそうですが。。。

で、この本の中で、僕的に一番気に入っているのが、

お金持ちになれる人は「両方とも手に入れたい」と思う

このフレーズです。


僕の目指しているのは、家族と仕事との完全な両立。

仕事だけをして儲けるなら、きっと話は簡単です。

だって、時給1000円でも、フルパワーで毎日休まず仕事をすれば、

老後までに1億円ぐらい貯めるのはだれでもできるはずですから。

@収入を増やす、A支出を減らす、B投資を行うという、お金持ちになるためのルールを実践し、

月30日、1日18時間仕事すれば、投資の部分で大きなヘマさえしない限り、0円からでも30年後には1億円に間違いなく到達します。

…まあ、体が持つかどうかの心配はありますが。。。


要は、いかに人生を豊かにするかが重要なわけで、

そういう意味では、「お金持ち」&「家族もハッピー」が一番の理想なわけです。

だから、家族を犠牲にするのではなく「両方を手に入れる」ことが大切。

家族を大切にしながら、いかに仕事を円滑にするめるか。

どのようにしたら、家族全員の満足度を最大に高めることができるのか。

これからも、僕に関わる人たちみんなの、「幸せの最大公約数」、いや、「幸せの最大公倍数」を、常に追求していきたいな、と思います。


posted by もっぴ at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする