2010年01月24日

となりの億万長者。

またまた読書。どんだけ〜!(←だったっけ?)



こちらも、成功本の中では、かなり知られた名著の一つ。かな〜り、ざっくり要約すると、「お金持ちは、莫大なお金を相続したり、宝くじにあたったわけではなく、収入以下で質素に暮らし、お金を貯め、着実に投資を続けた人である」ということ。それを、お金持ちへのインタビューや実際の数値を見ながら、理論的に解明しています。

確かに、収入以上の支出をしていれば、どれだけ稼いでいても、全くお金は貯まりませんからね。

で、本書の中に、「お金持ちの特徴を表した三つの言葉」というのがあるんですが、皆さんはなんだと思いますか?

「仕事、株式投資、不動産投資」?

それとも、

「自己啓発、起業、人脈」?


いえいえ、その答えは…、


「倹約、倹約、倹約」

そうです、全く楽しくないフレーズです(笑)。


決して見栄を張らず、常に身の丈の生活を心掛け、せっせと仕事を頑張り、着実に貯金し、それを無駄づかいせずに暮らすのが、億万長者の現実なのだと説いています。

だからこそ、本のタイトルも「となりの億万長者」。

意外にも、億万長者は、高級住宅街より、普通の住宅街に紛れるように潜んでいるらしいです。

そう、きっと、あなたの近くにも。

ふ、ふ、ふ…。






※ご注意
この文章は、絶対に「億万長者になれること」を保証するものではありません。だって、なんせ、しがないフリーライターの書く文章ですから。あしからず。

posted by もっぴ at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら。

まだまだ続くよ〜、どこまでも〜。



最近、モーレツに金融関係の勉強をしている関係で、『週刊ダイヤモンド』の定期購読をしているんですが、

その中に紹介されていた、ちょっと異質な一冊があったので、早速図書館で借りて読んでみました。

それにしても、最近の図書館は「恐るべし」です!

最新刊でもすぐに本棚に並びますし、ネットで検索すればサクサク予約ができてしまう。

これは、ある意味、本の作り手を脅かす存在なのでは、…と、ちょっと敵意を感じたり、感じなかったり。。。

(ここに本がなければ、僕の本ももうちょっと売れたり…)←僕の頭の中

そうです、僕って、そんなちっちゃい人間なんです(笑)


閑話休題。

本の中身はと言うと、タイトル通り、ドラッカーの『マネジメント』を読んだ女子高生が、弱小野球部を立て直していく、というものなんですが、

うまい具合に、ドラッカーの『マネジメント』の理論が盛り込まれていて、単に野球部を改革するという出来事を、無理なく(もちろん若干の無理はありますが…)ストーリーとして完結させています。

そして、不覚にも(?)、そのストーリーに感動してしまう自分がいたりして。

多少経験があるだけに、野球の話は、どうしても感情移入してしまいますね。

ともあれ、ドラッカーに興味があって、「小難しい本はちょっと…」なんて人は、一度読んでもいい一冊かな〜と思いました。



…それにしても、あの表紙は、ちょっと、いや、かなり抵抗があるのも事実。いい大人が、あの本を書店のレジに持っていくのは、『マネジメント』を読破するよりある意味難しいかもしれませんね(笑)

posted by もっぴ at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほぼ日刊イトイ新聞の本。

最近、読書の記事が多いですが、別に、書くネタがなくなったわけではないですよ。たまたま、です。たまたま。



で、「ほぼ日刊イトイ新聞の本」です。

まあ、ご存知の方も多いと思いますが、コピーライター・糸井重里氏が主宰する「ほぼ日刊イトイ新聞」の誕生ストーリーを描いた本です。

折しも、「ほぼ日」が誕生したのは、バブルがはじけ、世の中に閉塞感が漂い始めたころ。

まさに、今のような状況だった、のかもしれません。(自分は社会人じゃなかったですから、正直、バブルも、バブル崩壊も、あんまり実感としてはないんですけど。。。)

で、そんな時、糸井さんが考えていたこと。

「仕事が楽しくなくなっていた」

「プレゼンテーションに参加しているうちに、だんだん、自分の考えがなくなって、勝つことそのものが目的のようになってくる」

「他人の思惑に自分の人生が左右されていくという予感は、どうにも耐えられないものだった」

あんなトップ・クリエイターでも、そんな想いを抱くんだと、意外な一面を見たような気がしました。

トップを走るものが抱く悩み、といったところでしょうか?

フリーライター界の「どぶさらい」こと、私には無縁な話のような気もしますが(笑)。


それにしても、「本当に自らのイニシアティブでやりたいことができる場をつくること」。

これは、僕も、「必ずやってみたいな」と思っていることの一つです。

そして、「それで食べていく」ということも、ぜひ実現したい――。


そのためには、とても参考になることの多い1冊だったと思います。
1人のコピーライターとして、1人のクリエイターとして。

posted by もっぴ at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする