最近、あまり薄っぺらい本を読むと、「これ、どこかで読んだ本の受け売りじゃん!」みたいな内容にぶち当たることが多いので、
できるだけハードカバーで分厚いものを選ぶようにしているんですが、
今流行りのドラッカーの隣で、とても分厚い背表紙が目にとまったので、借りてみることにしました。
結果は、たまたま手に取ったにしては、かなり当たりの一冊。
ただ、値段はなんと9800円なので、一般の本屋で買うのはちょっと勇気がいるような気がします。。。
内容は?というと、現在のビジネスの形態を具体例と共に分かりやすく解説してあり、示唆に富んだものばかり。
2006年の発行ですが、2010年の現在でも、なかなか有益な内容になっています。
「これからは粗利7割・営業利益2割の経営を目指すべき」
「インターネット社会の中では、収穫逓増の法則が働く」
「豊作貧乏型経営をしていませんか?」
さらっと読める文体ながら、ビジネスアイデアに繋がるエッセンスも随所に盛り込まれていますから、「これから起業したい!」なんて人にピッタリの内容。
僕自身も、自分の事業を見直したいと思った時に、ぜひ振り返ってみたい一冊です。
「豊作貧乏経営」。日々の忙しさに快感を覚えてしまうタイプの私にとっては、ちょっと耳の痛いフレーズです。。。