昨日の日経新聞夕刊の記事に、「ネットでマンガを提供する出版社が増えてきている」とありました。
元々、マンガ雑誌というのは、雑誌自体ではなくコミックで収益を上げるビジネスモデルが定着しているおかげか、
無料ネット雑誌として配信後、コミックスで利益を上げるという仕組みが、すでに構築されつつあるというんです。
実際、2008年10月に立ちあがった無料ネット雑誌「ガンガンONLINE」では、実質初年度から早くも黒字化を達成見込みだといいます。
ネット雑誌単体では収益を上げられなくても、単行本化やグッズ販売などで利益を上げていく。
雑誌にかかる印刷コストのほか、流通コスト、校正などの確認作業なども大幅に削減でき、より高い利益も確保できそうです。
しかも、ネット雑誌なら、既存の流通に強みを持たない中小出版社でも、コンテンツの面白さで十分勝負になる……。
新たな出版の可能性――。
まだまだ、僕らのビジネスも、面白いことがたくさん潜んでいそうです。
2010年02月02日
経済は感情で動く。
最近、硬派な内容のものが多かったんですが、こちらはちょっ緩めの本。

タイトル通り、本の中身は、「いかに人間が、感情に任せて非合理的な選択をしてしまうか」を理論的に解説したものになっています。
まあ、行動経済学がらみの小難しいフレーズも出てこないわけではないんですが、具体的な事例を上げて解説してくれるので、読んでいても分かりやすく、楽しく読み進めることができました。
例えば、
@レストランで、4000円と5000円のメニューが並んでいると、あなたはどちらを選びますか?
A@と同じ条件で、4000円と5000円と6000円のメニューが並んでいると、あなたはどれを選びますか?
この場合、@のケースで、4000円と5000円の比率は、まあ半々だったとしましょう。
でも、全く同じ料理内容なのに、Aのケースでは、圧倒的に5000円を選ぶ人が増えるそうです。
確かに、自分もコースが3つあると、なんとなく真ん中の値段のものを選んでしまうような…。
どうやら、人間は、真ん中のものを選びたがる傾向があるそうなんです。
このほかにも、人間の非合理な選択の事例がたくさん載っていまして、自分が騙されないためにも、商売にうまく応用するためにも、有益なエッセンスがいっぱい。
「値段の付け方で困っている」なんて方は、ぜひ一読されるといいと思います!
僕自身もどこかで実践してみようかな。。。
……原稿料は、松1万円、竹8000円、梅5000円の3コースがございまして……

タイトル通り、本の中身は、「いかに人間が、感情に任せて非合理的な選択をしてしまうか」を理論的に解説したものになっています。
まあ、行動経済学がらみの小難しいフレーズも出てこないわけではないんですが、具体的な事例を上げて解説してくれるので、読んでいても分かりやすく、楽しく読み進めることができました。
例えば、
@レストランで、4000円と5000円のメニューが並んでいると、あなたはどちらを選びますか?
A@と同じ条件で、4000円と5000円と6000円のメニューが並んでいると、あなたはどれを選びますか?
この場合、@のケースで、4000円と5000円の比率は、まあ半々だったとしましょう。
でも、全く同じ料理内容なのに、Aのケースでは、圧倒的に5000円を選ぶ人が増えるそうです。
確かに、自分もコースが3つあると、なんとなく真ん中の値段のものを選んでしまうような…。
どうやら、人間は、真ん中のものを選びたがる傾向があるそうなんです。
このほかにも、人間の非合理な選択の事例がたくさん載っていまして、自分が騙されないためにも、商売にうまく応用するためにも、有益なエッセンスがいっぱい。
「値段の付け方で困っている」なんて方は、ぜひ一読されるといいと思います!
僕自身もどこかで実践してみようかな。。。
……原稿料は、松1万円、竹8000円、梅5000円の3コースがございまして……