2010年02月04日

法人化で農業は変わる?

本日の日経新聞朝刊1面、「二ッポンの農力 第4部 育てろ経営力」のの記事に、「(農業が)産業として成長するには法人化を選択肢とする必要がある」とありました。

確かに「法人化」というのは、一つの選択肢には成りうるかもしれません。

ただ、それが、「農業の明るい未来」に繋がるかどうかは、大きな疑問符が付くと言わざるを得ません。

僕がちょっとだけ農業をかじった経験から言うと、むしろ、家内工業的な農業の方が未来があるのではないか、と思います。

では、なぜ、こうした「昔ながらの農家」の方がいいのか?

それは…、

例えば、自分たちで農作物を栽培していれば、まず食いっぱぐれることはありません(笑)

物価の変動に左右されず、確実に食べ物を手にすることができます。

そして、仮に兼業農家なら、サラリーマンなどの固定収入がありますし、

農家は「個人事業主」なわけですから、当然、必要経費で赤字が出た場合、給与所得と損益通算ができます。

ファイナンシャル・プランナー的視点から言うと、これが大きい。

要するに、サラリーマンの給与を確保しながら、しっかり節税対策することが可能なわけです。


一方、法人化して大規模営農をした場合には、営農をスタートする際に、莫大な資金が必要になります。

基本的には、施設栽培ともなれば、2000万円近くは必要になるでしょう。

それにも関わらず、農作物は、工場製品と違ってロスが多く、気候などの不確定要素もあることから、売上はなかなか安定しません。

もちろん、大規模化すれば、それ相応の人件費もかかります。

新規就農で法人化→大規模営農の実践というのは、やはり、かなりのリスクが伴うわけです。

いろんな就農ガイドブックを読んだり、実際に新規就農者の見学にも行きましたが、現実的には、大規模営農→莫大な出資と多額のローン→借金を抱えて廃業、というケースも少なくないようです。

それならば、いっそ、自給自足的農家を目指した方がリスクも少なくて、確実に腹を膨らませられる――。

やっぱり「半農」のライフスタイルを構築し、1億総兼業農家になる方が、日本人の豊かな暮らしの実現に繋がると思いますが・・・。

「大卒の無職者が10万人になりそう」という、なんだか世知辛い昨今。

とりあえず「食べるものを確保する」というセーフティーネットも、なかなかいい案かな、と思いますが、さて、皆さんはいかがお考えでしょうか?

posted by もっぴ at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

隠れた電子書籍大国、日本。

09年3月号の日経トレンディで、大々的に電子書籍に関する記事が掲載されています。

その中で、興味を引いたのが、「日本は隠れた電子書籍大国だ」という記事です。

(以下引用)
「米国の電子書籍市場の規模は、09年で300億円台とみられる、一方、インプレスR&Dの調べでは、日本は08年度時点ですでに464億円に達している」(P43より)

どうやら、まだまだ「日本は電子書籍後進国」という認識は、完全に間違っていたようです。

ただ、圧倒的に読者は女性、ケータイマンガが大半を占め、しかもその内容は、ボーイズラブやガールズラブなど女性向けのH系マンガが中心なんだとか。

こうした偏りがある現状を、悲観的に見る向きもあるようですが、家庭用のビデオデッキが普及した背景にも、「自宅でエロビデオ」という欲望のパワーがアシストしていたそうですから、これは無視できない構図だな、なんて思ったり。

いずれにしても、本格的にスレート端末となる「iPad」の動向には、ちょっと注目してみたいな、と思います。

posted by もっぴ at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

EQ〜こころの知能指数。

今日は、日本でもブームを巻き起こしたベストセラー本。


EQ―こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

EQ―こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: ダニエル ゴールマン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/09
  • メディア: 文庫




…といっても、日本で最初に発売されたのは1996年のこと。その後、僕が手に取った文庫版が発刊されたのも1998年ですから、思いっきり大学生時代。

マンガやゲームや小説に明け暮れていた僕にとって、こういった自己啓発的な一冊は、全く見向きもされなかったわけで。

そんな、怠惰な学生生活を取り戻す意味でも、読んでみることにしました。

それにしても、文庫版のページ数は全部で約450ページ。これ、結構売れたらしいですけど、本当にみんなが最後まで読み切っているんでしょうか?

「挫折組」もかなり多かったんではないかと思います。。。

で、本の内容ですが、「こころの知能指数」とある通り、従来大切にされてきた「IQ」よりも、いかに心の知能指数「EQ」が重要か、ということが書いてあります。

例えば、

「IQ」が高い人よりも、「EQ」が高い人の方が、社会に出てから活躍するケースが多い、とか、

楽観主義の人の方が、悲観主義の人よりも、病気に掛かりにくく、重病の回復スピードも早い、とか。

また、

夫婦げんかで、単に相手の失敗についてだけを注意をするのではなく、

「いつも君は、のろまなんだから!」、とか、

「どうしてあなたは、いつも身勝手で自己中心的なの!」、とか、

具体的な事象を責めるのではなく、人格否定や中傷が盛り込まれるようになってくると、結果的に離婚へと至るケースが多い、とか。


で、「こころの知能指数」を高めるために大事なのは、

●相手に共感すること

●自分が今どのような感情にあるのかを理解すること

●冷静でないと感じた時は一旦小休止を入れること

…などだそうです。


それにしても、この本を読んでいて浮かんだのが、

「バカは風邪引かない」というフレーズ。

ウチのおかんが口癖のようにいっている言葉なんですが、

どうやら、不安やストレスの少ない人は、多い人よりも、免疫力が高いという実験データがあるそうで、

今まで、「バカは風邪ひかないなんて、そんなことわるわけ…」と、それことバカにしていましたが、

あながち不正解でもないそうです。(まあ、バカの解釈にもよりますけどね。。。)

昔から言われていることって、結構、的を射ていることが多くて驚きます。

先人の知恵は、やっぱり大切ですねぇ〜。

posted by もっぴ at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする