またまた今日の日経新聞からなんですが、ちょっといい話。
最近、「私の履歴書」というコーナーに、プロゴルファーの青木功さんの手記が掲載されているんですが、
そこに、こんなことが書かれていました。
東北クラシック(JCB仙台)というトーナメントを欠場したいと主催者に言ったら「何ごとだ」という。「娘の卒業式がある。一生に一回しかないから」「へー」と驚かれたが、初日をトップスタートにして夕方の聖心インターナショナル高校の卒業式に出席、翌日は最終組ということにしてもらった。
ステキ過ぎる。父親としても。そして、大会主催者としても。
もちろん「仕事」も大切ですが、ベースとなるのはやっぱり「家族」。
ある意味、「家族を幸せにする」ことが仕事の目的なわけですから、
そもそも、仕事をするために家族をないがしろにしてしまったら、全く本末転倒な話。
野球で例えるなら、「今日は素振りの練習がしたいから、試合を休みます」みたいなことです。
もちろん「仕事を全くせずに、家族と過ごしてばかり」というのも大問題ではありますが、
自戒の念も込めて、やっぱり「家族と向き合う時間は大切にしないとな」と思う今日この頃です。
2010年02月20日
名駅の松坂屋も…。
本日2月20日の日経新聞朝刊に、「松坂屋名古屋駅店、8月に閉鎖」の記事が掲載されました。
閉鎖自体はビルの建て替えによるものですが、建て替え後も再出店はしない方針なのだといいます。
建て替え後の賃料をめぐる交渉が、どうやらうまく進まなかったのが原因らしいですが、
百貨店王国・名古屋にも、いよいよ苦境の波が押し寄せ始めているという感じがします。
栄に林立する百貨店群も、おそらく内情は相当厳しい状態でしょう。
その昔、取材の関係で栄地区の百貨店に頻繁に出入りしていた時期がありましたが、一部の百貨店には、「我々は百貨店なんだ!」という傲慢な態度で接してくるところもありました。
もちろん、マスコミの側にとっても大切な広告の出稿主なわけですから、お客様として丁重に扱うのは当然の話なんですが、
それにしても、お客様へは質の高い接客を標榜しておきながら、出入り業者には威圧的な態度で接するというのでは、おそらく、その会社に未来はないと思います。
お客様がいるからこそ、自分たちの会社があるのと同じように、
サポートをしてくれる業者があるからこそ、自分たちの会社があるわけですから。
今ではきっとそんな馬鹿げたことはないと思いますが、
名古屋の大切な文化のひとつである百貨店には、もっともっと頑張って欲しいだけに(ウチの相方も、実は、元デパガ)、
もう一度「百貨店らしさ」を見直し、魅力あふれる店舗へと変貌を遂げてほしいなと思います。
閉鎖自体はビルの建て替えによるものですが、建て替え後も再出店はしない方針なのだといいます。
建て替え後の賃料をめぐる交渉が、どうやらうまく進まなかったのが原因らしいですが、
百貨店王国・名古屋にも、いよいよ苦境の波が押し寄せ始めているという感じがします。
栄に林立する百貨店群も、おそらく内情は相当厳しい状態でしょう。
その昔、取材の関係で栄地区の百貨店に頻繁に出入りしていた時期がありましたが、一部の百貨店には、「我々は百貨店なんだ!」という傲慢な態度で接してくるところもありました。
もちろん、マスコミの側にとっても大切な広告の出稿主なわけですから、お客様として丁重に扱うのは当然の話なんですが、
それにしても、お客様へは質の高い接客を標榜しておきながら、出入り業者には威圧的な態度で接するというのでは、おそらく、その会社に未来はないと思います。
お客様がいるからこそ、自分たちの会社があるのと同じように、
サポートをしてくれる業者があるからこそ、自分たちの会社があるわけですから。
今ではきっとそんな馬鹿げたことはないと思いますが、
名古屋の大切な文化のひとつである百貨店には、もっともっと頑張って欲しいだけに(ウチの相方も、実は、元デパガ)、
もう一度「百貨店らしさ」を見直し、魅力あふれる店舗へと変貌を遂げてほしいなと思います。