2010年02月28日

営業利益2割の経営。

こちらは先日たまたま図書館で発見した1冊。


営業利益2割の経営

営業利益2割の経営

  • 作者: 本郷 孔洋
  • 出版社/メーカー: 日本経営合理化協会出版局
  • 発売日: 2006/03/07
  • メディア: 単行本




最近、あまり薄っぺらい本を読むと、「これ、どこかで読んだ本の受け売りじゃん!」みたいな内容にぶち当たることが多いので、

できるだけハードカバーで分厚いものを選ぶようにしているんですが、

今流行りのドラッカーの隣で、とても分厚い背表紙が目にとまったので、借りてみることにしました。

結果は、たまたま手に取ったにしては、かなり当たりの一冊。

ただ、値段はなんと9800円なので、一般の本屋で買うのはちょっと勇気がいるような気がします。。。

内容は?というと、現在のビジネスの形態を具体例と共に分かりやすく解説してあり、示唆に富んだものばかり。

2006年の発行ですが、2010年の現在でも、なかなか有益な内容になっています。

「これからは粗利7割・営業利益2割の経営を目指すべき」

「インターネット社会の中では、収穫逓増の法則が働く」

「豊作貧乏型経営をしていませんか?」

さらっと読める文体ながら、ビジネスアイデアに繋がるエッセンスも随所に盛り込まれていますから、「これから起業したい!」なんて人にピッタリの内容。

僕自身も、自分の事業を見直したいと思った時に、ぜひ振り返ってみたい一冊です。

「豊作貧乏経営」。日々の忙しさに快感を覚えてしまうタイプの私にとっては、ちょっと耳の痛いフレーズです。。。

posted by もっぴ at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブラック・スワン。

昨年発行のビジネス書ですが、結構売れたみたいで。


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: ハードカバー




まだ(上」)だけしか読んでいませんので、全体を通しての感想を述べるまでには至っていないんですが、

全体的には、投資の原則や行動経済学などの話をいろいろ混ぜこんだ内容。

例えば、

「黒い白鳥がいる可能性があると示す証拠はない」

「黒い白鳥がいないと示す証拠がある」

冷静に考えると、この2つは全く異なる内容を示しているんですが、どうも人間はこうした類の事柄を混同してしまうらしい、とそんなようなことが書かれています。


また、

ここに公正なコインがある。表と裏の出る確率も同じ。さて、99回投げたら全部表だった。次に投げたら裏の出る確率は?

この質問に、ある人は、

A:「くだらない。もちろん50%、半分だ。」

一方で、ある人は、

B:「もちろん1%もないよ。こんなの細工をしているに決まっている!」

確かに冷静に考えてみると、99回投げて一回も裏が出ないコインは、何か細工がしてあるか、少なくとも公平であるというのは間違っている可能性が高い。

本によると、Aはとても几帳面で真面目な人、Bは常に枠の外から物事を考える人らしい。


真実とは、過去の経験の延長線上にあるわけではない。

物事の不確実性やリスクについて、さまざまな観点から書かれており、新たな視点で物事を見返す契機になる一冊。

実生活の中の「真実」を見極めるために、とても参考になると思います。


…ただ、いろんな出来事を穿ってみてしまう性格の悪い大人になってしまいそうなのが難点ですが。。。ともあれ、致命的な誤解で人生を台無しにするよりはよっぽどマシですかね。


posted by もっぴ at 07:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする