タイトルをみると、「久々にFP系の話題?」と思われそうですが、実はちょっと違います。
投資の世界では、「利回り」という言葉がよく出てきます。
単純に言うと、銀行の預金などをして、年間にどれだけの利子が付くのか、といった事を表す数値なのですが、
例えば、現在、銀行に定期預金をしても、ネット系のめちゃめちゃいい利率のところに預けても、1%のところが関の山といったところでしょうか?
さらに、長期投資などの世界では、20年、30年という長期投資の場合で、年5%ぐらいのリターンを見込むことが多いような気がします。
そんな中、ほぼほったらかしの状態で、利回り約3500%の投資先があります!
なんだと思いますか?
それは、農作物です(笑)
「ええ〜?」とお思いのそこのアナタ! バカにしちゃいけません!
冷静に考えてみれば、収入の一部は確実に食費として消えていくわけですし、確実に口に入るということを考えれば、ハイパーインフレなどの経済情報の変化にも全く動じません!
例えば、春、ジャガイモの種を植えてみたとしましょう。
だいたい、近くのホームセンターで、10個入りの種イモが300円前後。
まあ、単純に、1つ当たり30円で計算してみます。
で、それを、春先の今ぐらいの時期に植えます。
するとどうでしょう? 6月初旬には、1つの種イモから、5〜6個のイモが収穫できます。
しかもスゴいのがこの後。そのイモは食用だけでなく、種イモとして再「投資」することもできるんです!
ジャガイモは、年に2回の収穫が可能。そうです、しっかり複利の効果が働くわけです!!
春に植えた1つのジャガイモは、初夏には6つに。
さらに、晩夏に6つを植えれば、11月頃には36個に。
年利に換算すると、3500%ということになります。
(厳密には種イモは食べられないので、ちょっと違うのかな?? 「元本保証」ではない気もするし。。。)
そして、ここら辺は、ちょっと専門的になりますが、
税の繰り延べ効果も発揮されます(笑)
まあ、所得税がかかるわけないから、当然の話なんですが。。。
大規模ビジネスとして考えるのは大変だとは思いますが、
自分たちの投資先として考えれば、
きっとこんな確実な運用先はないのではないか、と思います。
ぜひ皆さんも、老後の資産運用のアセットアロケーションの一つに、
「家庭菜園」を加えてみてはいかがでしょうか?
…なんて、結局、ちょっぴりFPっぽくまとめてみちゃいました。
2010年03月08日
フリーの功罪。
今週号の『週刊ダイヤモンド』で、話題のビジネス書『フリー』に関する特集記事が組まれていた。
フリー。利用者としては何とも甘美な響きですが、自分たちのように、情報コンテンツで飯を食うものにとっては、よろしくないことの方が多いような気がします。
ネット上に情報が溢れることにより、有料の情報について「必要ではない」と感じている人が増加しているのは事実。
とりわけ、今まで広告による収入をビジネスの根幹に据えてきたメディアにとっては、ネットが益々隆盛を極めることになれば、辛酸をなめる結果になることが目に見えています。
では、その中でどのようにビジネスを展開していけばいいのか?
特集では、現状における「フリー」のビジネスモデルを紹介しています。
さまざまな手法が成立しているだな、と改めて実感させられると共に、
自分たちのような業種にも「活かせる部分は多い」と感じました。
特に、中小・零細企業にとっては、ともすれば大企業と対等に渡り合えるインフラを、無料・格安で入手できる絶好の機会でもあります。
ただ、何より肝心なのは、
「フリー」のものより、確実に「有益」だと感じられるコンテンツを提供し続けること。
無料のものと同レベルの商品・サービスを提供していたのでは、その事業の未来は決して明るくないと感じます。
いかに、自分の付加価値を上げるのか――。
世の中がどのように変化を遂げていこうとも、
やっぱり「日々精進が必要だな」と改めて痛感します。
フリー。利用者としては何とも甘美な響きですが、自分たちのように、情報コンテンツで飯を食うものにとっては、よろしくないことの方が多いような気がします。
ネット上に情報が溢れることにより、有料の情報について「必要ではない」と感じている人が増加しているのは事実。
とりわけ、今まで広告による収入をビジネスの根幹に据えてきたメディアにとっては、ネットが益々隆盛を極めることになれば、辛酸をなめる結果になることが目に見えています。
では、その中でどのようにビジネスを展開していけばいいのか?
特集では、現状における「フリー」のビジネスモデルを紹介しています。
さまざまな手法が成立しているだな、と改めて実感させられると共に、
自分たちのような業種にも「活かせる部分は多い」と感じました。
特に、中小・零細企業にとっては、ともすれば大企業と対等に渡り合えるインフラを、無料・格安で入手できる絶好の機会でもあります。
ただ、何より肝心なのは、
「フリー」のものより、確実に「有益」だと感じられるコンテンツを提供し続けること。
無料のものと同レベルの商品・サービスを提供していたのでは、その事業の未来は決して明るくないと感じます。
いかに、自分の付加価値を上げるのか――。
世の中がどのように変化を遂げていこうとも、
やっぱり「日々精進が必要だな」と改めて痛感します。