昨日の日本経済新聞夕刊一面に、「就活狭き門 ネットで拍車」という記事が掲載されていた。
どうやら就活の現場では、「会社説明会をネットで申し込もうとしたが、アクセスできず、結局申し込みできなかった」という状況が起こっているらしい。
確かに、就職活動関連の取材で、各企業の人事担当者の方のお話を聞いてみても、こうした昨今のネット就活にまつわる弊害を耳にすることがあります。
これもひとえに学生さんが、就職難や社会不安→安定志向→大企業を志望という流れに一斉に傾いているのが原因だと思うんですが。。。
なので、私からの提案、ぜひ、学生さんにはもっと中小企業に目を向けて欲しいと思います。
もちろん、全般的に見て、大企業の方が福利厚生や給与面で優れている感は否めませんが、
特にここ愛知県では、中小企業でも世界的に有名な技術を持つ会社がたくさんあります。
そういう会社を選べば、常に競争にさらされ、株主の視線を伺う大企業より、ずっと居心地がいい、というケースもたくさんあります。
で、そんな中小企業を選ぶ上での一つのポイント。
それは、「技術力」「製品のシェア」です。
例えば、「自動車のエンジン部分に必要な特殊なボルトがあるんですが、これを製造する技術を持つのは当社のみ。この部品については世界で50%以上のシェアを占めています。日本の各メーカーのみならず、世界各国のメーカーともお取引させていただいております」。
こんな感じの会社は、僕の経験上、かなりの狙い目企業です。
しかもこうした会社なら、入社後に転勤が発生するケースが少ない。
地元志向の強い愛知県の人には、うってつけだと思います。
http://www.aichi-brand.jp/
例えば、上記のサイトなんかはかなり役に立つかと。
どれぐらいの学生さんがこのブログを見てくれているかわかりませんが、一度覗いてみてもいいかと思います。
できるだけの多くの学生さんが、ミスマッチなく就活を終えられるように切に願います。
…世間一般では「ブラッグ企業」と呼ばれる会社に入った1人として。。。でも、その後の人生には非常に役立ちましたので、むしろ大きなプラスだったと感じていますが。