2004年の発行なので、現在の状況は定かではありませんが、30年以上に渡って年収1000万円以上を稼ぎだしているというライターさんの仕事のお話。
具体的な「ライターとしての書き方」指南などもあり、同業者として興味深く拝見させていただきました。
僕はどちらかと言えば、雑誌の記事を書いたり、広告のコピーを書いたりすることが仕事の中心ですので、
こういった「著名人のゴーストライターとして書籍を執筆する」という仕事を、年に10本程度こなすスタイルとはちょっと違う部分もありますが、
年齢を重ねるごとに「仕事の幅をもっと広げていかないかんな〜」と感じますし、
今後はこの手の仕事を増やしていきたいとも思っていますので、
そういう意味でも、情報収集の仕方、書籍の構成の組み立て方などなど、いろんなノウハウが詰まっていて、予想以上に有益な内容でした。
もちろん、僕なりのノウハウは日々蓄積しているつもりですが、「つもり」で終わっている部分も多いな〜と痛感。
まだまだいろんな方面の努力が必要だと、改めて実感させられる一冊でした。
…一般の方にはあまり実用的な本ではないかもしれませんが、「いつかは自分の著書を出したい!」なんて野望をお持ちの方には、読んでみて損はない一冊かと思います。そういう方はぜひ!