やっと下巻を読破しました。
いや〜、それにしても読破するのにこれほど難儀するとは。
金融関係の会社にお勤めの方なら、これぐらいの内容はさらっと読めてしまうんでしょうが、
普段から、
「ボラティリティ」とか、
「リスク・マネジメント」とか、
「デリバティブ」とか、
そういう言葉に慣れ親しんでいないと、読み進めるのはかなり苦痛だと思います。
ただ、こうした金融の知識が、現在の資本主義経済を語る上で不可欠なのはまぎれもない事実。
その意味では、今までの金融の歴史を概観しながら全体像を把握できる良書だと思います。
「投資とか保険とか、そういう分野はあんまり興味ないし…」という方でも、
「人間はいかに合理的な判断を下せないか」ということを理解できる、16章あたりは読んでおいて損はないと思います。
金融関係のちょっと深めな一冊をお探しの方はぜひ。
2010年04月14日
クサかんむりに早い。
現在、仕事の合間を縫って、
地元・一宮が主催する「はつらつ農業塾」というものに参加しているんですが、
その授業の一環で、農作業をしている合間、
「これからの時期は草がぐんぐん伸びて除草作業が大変」という話をしていたら、
ある人がぽつりとこんなことを。
「まあ、“草かんむり”に“早い”と書いて、“草”と読むぐらいですから」。
日本語ってつくづくうまくできているな〜と、
しみじみ感じた瞬間でした。
地元・一宮が主催する「はつらつ農業塾」というものに参加しているんですが、
その授業の一環で、農作業をしている合間、
「これからの時期は草がぐんぐん伸びて除草作業が大変」という話をしていたら、
ある人がぽつりとこんなことを。
「まあ、“草かんむり”に“早い”と書いて、“草”と読むぐらいですから」。
日本語ってつくづくうまくできているな〜と、
しみじみ感じた瞬間でした。