久々に農業関係の一冊。
稲作の不耕起栽培で知られる著者が、その方法や考え方などを記した一冊。
『不耕起でよみがえる』などの著書も読みましたが、なかなか考えさせられる本でした。
「不耕起」とは、「田んぼを耕さない」という意味。
「農耕」というぐらいで、「田畑は耕すもの」という固定概念が一般的に広まっていますが、世界の農業先進国を眺めてみると、科学的見地からも「不耕起」が主流になりつつあるんだとか。
「耕さない」というと、自然農法→非科学的→宗教チックなんて考えに陥りそうですが、
本書では「なぜ耕さない方がいいのか」という点について、科学的に解明されている部分などにも触れられていますので、「自然に寄り添うみたいな、前近代的な農法はちょっと…」みたいな方でも、納得できる部分が多いと思います。
それにしても、家畜飼料を大量に使う有機農法の危険性に触れたり、現在の日本の水道行政にも苦言を呈すなど、
なかなか踏み込みにくい分野にもメスを入れているあたり、なかなか肝が据わった方だな〜と感心。
もし機会があれば、ぜひお会いしてインタビューしてみたいものです。
稲作に興味のない方にはちと厳しい内容かもしれませんが、
これからの日本の食を語る上での大切なメッセージが凝縮されてますので、
農業に関心のある方なら、ぜひ一度手にとって見てほしいな〜と思います。
2010年04月26日
トカゲのしっぽ切り。
昨日、畑の草むしりをしていたら、
久々にトカゲが顔を出しました、
…と、思った瞬間、勢い余って草刈り用のカマを惰性で一振り。
すると、トカゲのしっぽが、宙に舞いました。
動揺する僕を尻目に、トカゲは一目散に草むらの中へ。
残されたのは、まるでアニメのように動き回るしっぽ。
その見事な「のた打ち回りっぷり」に、あっけにとられてしまいました。
リアル・トカゲのしっぽ切り。
いや〜、生きるための最終手段って、すげーなぁ〜としみじみ。
久々にトカゲが顔を出しました、
…と、思った瞬間、勢い余って草刈り用のカマを惰性で一振り。
すると、トカゲのしっぽが、宙に舞いました。
動揺する僕を尻目に、トカゲは一目散に草むらの中へ。
残されたのは、まるでアニメのように動き回るしっぽ。
その見事な「のた打ち回りっぷり」に、あっけにとられてしまいました。
リアル・トカゲのしっぽ切り。
いや〜、生きるための最終手段って、すげーなぁ〜としみじみ。