こちらもお借りしたもので。最近、いろんなルートで本が集まってきて、これも「年間300冊以上」というノルマを掲げた結果生じた「引き寄せの法則」の典型例でしょうか?
1993年発刊のちょっと古い本で、しかも、目次で内容を概観してみると、宗教がらみのトピックが多そうな予感。
…そんなことで、正直、読み始める前は、「この本はどうかな〜」なんて感じていました。
でも、いざ読み進めてみると、なかなか深みのある内容にぐいぐい引き込まれていきました。
この当時なら、「それ?ホント?」なんて、きっと煙たがられただろうな〜と思われる、
「笑いは副作用のない特効薬」
「木には心がある」
といったお話も、最近ではそのメカニズムが解明されてきたりしていて、なかなかの先見性に驚かされることも多いです。
あえて「今、新刊で購入する意義があるか?」と問われれば、情報的に古い部分も多く、「?」だと言わざるをえませんが、
それにしても、心のあり方や、物事の考え方に、普段とは違う刺激を与えてくれる良書であることは確かだと思います。
もし機会があれば、ぜひご一読を。宗教チックなテイストがお嫌いな方でなければ、なかなか楽しめる一冊だと思います。
2010年05月09日
情報は集めるな!。
こちらも知人からのレンタル。
テレビ業界や広告業界で活躍する方を束ねたクリエイティブ集団が手掛けた一冊のようです。
で、その内容なんですが、なんとなく「業界人の情報集めのトレンドはこんな風」といった体裁の、ちょっと上から目線な感じに仕上がっています。
この辺は、きっと好みが分かれるだろうな〜。
本の中身としては、いわゆる「引き寄せの法則」を語った「情報は向こうから来る」といったトピックや、今さら感もある「百聞は一見にしかず」のお話などなど、
全体的に目新しい感じは少ない気がしますが、「気づいているけど、何気に実践してない」といった内容も多く、日々の情報収集作業を見直すきっかけづくりとしては有意義なのかな〜と思います。
それにしても、結局、「1日3件の新規開拓も、塵も積もればで…」「新聞を読まないのはソン」などと語り、タイトルとは真逆でしっかりと情報収集しているあたり、「やっぱりコツコツと情報を集めるのが大切なんだな〜」と痛感。
情報の質をきちんと見極めつつ、日々努力を怠らないようにしたいな〜と感じた一冊でした。
…ちなみに、この本では「情報収集の必殺技」として、「国会図書館」と「大宅壮一文庫」が挙げていますが、この方法は地方在住者にはきついな〜。
「情報収集には東京が一番!」という悲しい現実を突き付けてくる一冊でもあります。
地方在住ライターという立場としては、「こうした情報の不均衡を払拭してなんぼ!」「都会のモンには負けへんで〜」と、逆に発奮材料になったりしますけどね(笑)
テレビ業界や広告業界で活躍する方を束ねたクリエイティブ集団が手掛けた一冊のようです。
で、その内容なんですが、なんとなく「業界人の情報集めのトレンドはこんな風」といった体裁の、ちょっと上から目線な感じに仕上がっています。
この辺は、きっと好みが分かれるだろうな〜。
本の中身としては、いわゆる「引き寄せの法則」を語った「情報は向こうから来る」といったトピックや、今さら感もある「百聞は一見にしかず」のお話などなど、
全体的に目新しい感じは少ない気がしますが、「気づいているけど、何気に実践してない」といった内容も多く、日々の情報収集作業を見直すきっかけづくりとしては有意義なのかな〜と思います。
それにしても、結局、「1日3件の新規開拓も、塵も積もればで…」「新聞を読まないのはソン」などと語り、タイトルとは真逆でしっかりと情報収集しているあたり、「やっぱりコツコツと情報を集めるのが大切なんだな〜」と痛感。
情報の質をきちんと見極めつつ、日々努力を怠らないようにしたいな〜と感じた一冊でした。
…ちなみに、この本では「情報収集の必殺技」として、「国会図書館」と「大宅壮一文庫」が挙げていますが、この方法は地方在住者にはきついな〜。
「情報収集には東京が一番!」という悲しい現実を突き付けてくる一冊でもあります。
地方在住ライターという立場としては、「こうした情報の不均衡を払拭してなんぼ!」「都会のモンには負けへんで〜」と、逆に発奮材料になったりしますけどね(笑)
会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ。
こちらもお借りした本の中の一冊。
上司の命令で「マグロ漁船」に乗ることになった著者が、そこで得た経験を通じて、社会人としてのコミュニケーションのあり方、心構えなどを説いた一冊。
「マイコミ新書」というのがあるのも初めて知りましたが、なんとなく、就活や転職などの人材サービス事業を展開する会社らしいな〜と思わせる、そんな一冊に仕上がっています。
本の中ではいろんな人生訓が登場するわけですが、
普段読む自己啓発本や成功哲学本のように、難関な言葉や表現を使うことを極力避け、
マグロ船でのエピソードを効果的に使って、わかりやすく読者に届けているのが、うまいな〜と感じます。
ただ、これは確実にノンフィクションではないですよね?
巻末の参考文献一覧に、『7つの習慣』が挙げてあるのを発見して、なるほど納得、といった感じがします。
ビジネス書はどうもとっつきにくくて…という方には、読みやすくてとてもお薦めな一冊。
「800円ちょっとの新書だからねぇ〜」なんて軽く見ていましたが、なかなかの濃い内容が盛り込まれている良書だと思います。
タイトル通りの軽いタッチと、平易ながら充実感のある内容とのアンバランスさが、ヒットを誘った要因でしょうか?
個人的には、こういう軽い切り口でビジネス書を書いてみたいな、と思っていますので、そういう意味でも非常に参考になりました。
会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
- 作者: 齊藤 正明
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/02/21
- メディア: 新書
上司の命令で「マグロ漁船」に乗ることになった著者が、そこで得た経験を通じて、社会人としてのコミュニケーションのあり方、心構えなどを説いた一冊。
「マイコミ新書」というのがあるのも初めて知りましたが、なんとなく、就活や転職などの人材サービス事業を展開する会社らしいな〜と思わせる、そんな一冊に仕上がっています。
本の中ではいろんな人生訓が登場するわけですが、
普段読む自己啓発本や成功哲学本のように、難関な言葉や表現を使うことを極力避け、
マグロ船でのエピソードを効果的に使って、わかりやすく読者に届けているのが、うまいな〜と感じます。
ただ、これは確実にノンフィクションではないですよね?
巻末の参考文献一覧に、『7つの習慣』が挙げてあるのを発見して、なるほど納得、といった感じがします。
ビジネス書はどうもとっつきにくくて…という方には、読みやすくてとてもお薦めな一冊。
「800円ちょっとの新書だからねぇ〜」なんて軽く見ていましたが、なかなかの濃い内容が盛り込まれている良書だと思います。
タイトル通りの軽いタッチと、平易ながら充実感のある内容とのアンバランスさが、ヒットを誘った要因でしょうか?
個人的には、こういう軽い切り口でビジネス書を書いてみたいな、と思っていますので、そういう意味でも非常に参考になりました。
もしもウサギにコーチがいたら。
知人の方からお借りした一冊。
こちらはコミュニケーションを研究する専門家が書いたコーチングのお話。
タイトルの通り、お馴染みの「ウサギとカメ」のお話のウサギを、「もしコーチするとしたら?」という設定で、実生活に役立つコーチングのイロハを書き綴っています。
・やる気は有限だから、何に向けて使うのかよく検討した方がいい
・弱みや苦手を克服させようとする行為は、コーチ自身の自己満足
・自分の行為を反省させるのではなく、次何をやるのかを問う
などなど、誰かを日々指導する立場の方が読んだら、ちょっと耳が痛い感じの内容もあったりすると思います。
幸い?、部下を指導するといった立場で仕事はしていませんが、
家庭内では、子供2人をコーチングするれっきとした父親。
この本にもある通り、常に「君の味方である」という姿勢で、きちんとした人生を歩めるようにコーチングしていきたいな、と思います。
…もし、娘にアドバイスを求められたら、やっぱりウサギではなく、「カメのように実直に歩いていけばいい」と助言するような気が。。。
こちらはコミュニケーションを研究する専門家が書いたコーチングのお話。
タイトルの通り、お馴染みの「ウサギとカメ」のお話のウサギを、「もしコーチするとしたら?」という設定で、実生活に役立つコーチングのイロハを書き綴っています。
・やる気は有限だから、何に向けて使うのかよく検討した方がいい
・弱みや苦手を克服させようとする行為は、コーチ自身の自己満足
・自分の行為を反省させるのではなく、次何をやるのかを問う
などなど、誰かを日々指導する立場の方が読んだら、ちょっと耳が痛い感じの内容もあったりすると思います。
幸い?、部下を指導するといった立場で仕事はしていませんが、
家庭内では、子供2人をコーチングするれっきとした父親。
この本にもある通り、常に「君の味方である」という姿勢で、きちんとした人生を歩めるようにコーチングしていきたいな、と思います。
…もし、娘にアドバイスを求められたら、やっぱりウサギではなく、「カメのように実直に歩いていけばいい」と助言するような気が。。。