先日、自宅近くの畑の脇で、落し物を拾いました。
発見したのは、生徒手帳。
きっと通学途中に落としたのでしょう。
真新しいその姿に、自分の学生時代が思い出されました。
そういえば、自分も、生徒手帳を落として困ったなぁ〜。
というわけで、最寄りの交番へ。
じゃあ!と、すぐさま後にする予定が、
おまわりさんに「ちょっと!」と呼びとめられ、
そのまま、まるで調書を取られるかのごとく、
「拾得物件預り書」なるものを書くことに…。
手間だな〜と思いながら、拾った場所を教えたり、
住所、氏名、電話番号を記載したり。。。
「こんなに手間がかかると、持ってくる方も大変ですよね」と、
半ば愚痴交じりに、交番のおまわりさんに話しかけると、
「そうですね〜、1円を持ってくる小学生もいるんですけど、そういう時もこの書類、書かないといけませんから…」
そうなのか〜。小学生が1円を持ってくるのか〜。
その話を聞いて、書類を作るのにイライラしていた「ちっぽけな自分」を痛感。。。
と、同時に、「一宮の小学生、カッコイイなぁ〜」と、我らが郷土をちょっと誇りに思えた瞬間でした。
自分の娘にも、元気に「これ、落ちてました!」と1円を届ける、そんな素敵な子供に育ってほしいものです。