2010年05月16日

なぜ、この人たちはお金持ちになったのか。

そろそろFP技能士試験も近いということで?、

またまた、お金に関する本に戻りました。。。



なぜ、この人たちは金持ちになったのか - 億万長者が教える成功の秘訣

なぜ、この人たちは金持ちになったのか - 億万長者が教える成功の秘訣

  • 作者: トマス・J・スタンリー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2001/05/18
  • メディア: 単行本




先日、本屋さんで文庫コーナーをあさっている時、ふと目に止まって購入した一冊。

なんでも、あの名著『となりの億万長者』の続編、ということで、期待しつつ即読み!

で、感想ですが、アマゾンのレビューにもある通り、かなり部分、前作の焼き増しという感じです。

ただ、復習の意味で読んでみても、改めて「タメになるなぁ〜」と思うことが多いので、「買って損した!」感はありませんが。

『となりの億万長者』を未読の方には、ぜひ一度手にとって欲しいと思います。

タイトルだけを見ると、「どうせ投資や資産運用の話でしょ? 僕は別にお金の亡者になるつもりはないし、億万長者になんて興味ない」と敬遠される方もいらっしゃるとは思いますが、

中身は、そんなタイトルとは正反対、日々堅実に生き、成功を収めた人たちの生きざまを垣間見るような内容。

小さな事業を営んでいる方、これから起業しようと考えている方、そんな方々には、とても力になる一冊ではないかな〜と思います。


特に共感したのが、成功するためには、

「単にユニークで高収益だからというだけでなく、心から愛着をおぼえる職業を選ぶ」

のが重要だと解説しているところ。

類書の成功哲学本にも同様のことは記述されているので、いまさら感はありますが、

それでも、改めて「仕事を好きになること」の大切さを痛感します。



今後も「バランスの取れたライフスタイル」を目指しながら、

日々、「好きな仕事」に没頭したいと思います。

posted by もっぴ at 16:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

外食産業の内情。

今週の「週刊ダイヤモンド」は、外食産業の特集。

普段から、外食産業には少なからず関係する仕事をしているだけに、

実に興味深く読ませていただきました。


で、やっぱり出てきた「原価率」のお話。

なんでも、さる外食産業のコンサルタントの方の話によれば、

材料費+人件費が、全体の費用の60%を超えると、外食チェーンとしては危険水域に達するのだとか。

ざっくり30%・30%とすると、例えば、500円の定食の材料費は、およそ150円。

材料150円かぁ〜。改めて数字を耳にすると、なんだか複雑な心境です。

以前、とある取材で、「300円のデザートの原価が30円では高い!」なんて、揉めていたシーンに遭遇したこともあったもんなぁ。。。

もちろん、原価率を下げるために、セントラルキッチンの導入、大量仕入れによる材料費の低減などなど、そこには、さまざまな企業努力があるんだとは思いますが、

本当に大変な商売だな〜と痛感します。



ところで、最近、家族経営の飲食店さんで、

自家菜園の野菜を提供するお店に出くわすことが多いんですが、

自分で農業をやっている皮膚感覚からすると、

これって、経営的にとてもメリットが大きいような気がします。

…もちろん、ある程度の野菜が収穫できれば、の話ですが。。。


例えば、先ほど挙げた原価の問題。

自家野菜を使えば、そのコストは、種・苗代、多少の肥料その他。

普通の野菜として出荷できないような、形の悪い野菜なども料理に使えますから、

おそらく、農家さんがそのまま出荷するより、野菜のロスは格段に少なくなるはず。

さらに、害虫などのリスクが少なかったり、リターン(収穫物)が大きい野菜、

特に、根菜類(大根など)、果菜類(トマト、ピーマンなど)などを中心に作付けすれば、

おそらく難なく初期投資分をペイできると思います。


もちろん、家族経営のお店ですと、

その分、自分の労働時間が長くなるわけですから、

そこにデメリットがないわけではないですが、

最近では、ワタミも農業に参入するなど、

外食産業と農業は、かなり親和性の高い業種だと思います。


さらに、「自家菜園」というのは、

他店との差別化にもきっと大きな武器になるはず。



…とまあ、自分で飲食店を経営しているわけではないので、

本業の方からすれば、「素人の戯言」なのかもしれませんが、

いずれにせよ、未来の子どもたちの食を守るために、

安心・安全にこだわった「いいお店」が、もっと増えていってくれればなぁ〜というのが、偽らざる僕の本心です。


自分の仕事を通じて、少しでもこうしたお店のお力になれれば、とっても幸せだな〜と思います。

posted by もっぴ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする