2010年06月10日

BORN TO RUN。

僕は、さしずめ、BORN TO WORK ~せわしなく働くために生まれた~ といったところでしょうか。


BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

  • 作者: クリストファー・マクドゥーガル
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




全米でベストセラーになったランナーのバイブル的な一冊。なんだか表紙もかっこよくて、いい感じですよね!

で、中身なんですが、走る民族・タラウマラ族と、マラソンランナーとが走るウルトラマラソンの話を軸にしながら、随所で、巷のマラソンシューズの問題点や、人間にとって理想的な走り方を解明していく、といった内容になっています。

なかなか興味深い内容が書かれていて、面白い一冊だと思いますが、

個人的には走る民族とのマラソンのストーリーと、人間の走りのメカニズムを解説する部分とを、明確にわけて構成してほしかったな〜と。

小説的な部分と、解説的な部分とが交互に入り交じっていて、すんなり読み進めるにはちょっと厄介だな〜という印象でした。

それにしても、人間の進化の過程を辿りながら、いかにして「他の動物にはない走りのスタイル」を確立していったのかを解き明かしていく部分などは秀逸。

論理の展開の仕方も面白く、楽しく読むことができました。


ただ、今のところ、僕的には「ランニング」は興味ないかな〜。

畑作業で十分持久力のアップを実感していますし、おまけに「自給」力まで身に付いていますから。


でも、そのうち、素足であぜ道を疾走する”走る農夫”になっていたり、して。

posted by もっぴ at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする