2010年06月15日

沈黙の春。

あらためて、という感じですが。


沈黙の春

沈黙の春

  • 作者: レイチェル カーソン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 単行本




言わずと知れた環境問題を考える上で外せない作品、レイチェル・カーソン著『沈黙の春』です。

タイトルが示す通り、農薬散布によって小鳥や魚が死滅した「沈黙の春」が訪れている現実にスポットを当て、

大量に使用されている除草剤、殺虫剤が、生物たちにいかに甚大な被害を及ぼしているのかを、切々と書きつづった一冊になっています。

それにしても、これが書かれたのは、今から50年以上前のこと。

一人のアメリカ人女性が、孤立無援で書き上げた一冊だというんですから、

住む世界は若干違えど、同じ書き手として、その勇気には純粋に「すごい」と感心させられます。


現在では、農業を取り巻く環境もだいぶ変わってきたとは思いますが、まだまだ現場レベルでは「農薬の怖さ」が浸透していないというのが現状ではないか、と思います。


もちろん、化学薬品なしでは、現在の人類の発展はないわけで、「農薬=諸悪の根源」などと、頭ごなしに否定するつもりは毛頭ありませんが、

未来の子供たちによりよい環境を残していくためにも、適正な使い方の徹底、よりよい代替案の模索、などは常に啓蒙していかなければならないだろうと痛感します。


いろんなご縁があって、最近では、フリーライターとしての枠を超え、実際に農業に携わる機会を得られつつあるわけですから、

「メディアを通じたフリーライターとしての情報発信」にとどまらず、「作り手としての情報発信」にもフィールドを広げながら、

「みんなが幸せになれる食のあり方」をもう一度見つめ直し、今後の執筆にも活かしていきたいな、と思います。


…と、最後は自分の話になってしまいましたが(笑)、

ともあれ、環境問題に興味のある方なら、決して一読して損のない名著だと思います。




posted by もっぴ at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勝った〜!

いや〜、勝ちました!

本当に勝っちゃいました! カメルーンに日本が勝ちました!


正直、僕も「3戦全敗が関の山かな〜」なんて考えていましたが、

前半の本田選手の得点で、「これはひょっとするかも!」と、考えを改めました!


かなり急造のフォーメーションのようですが、

カメルーン戦では、うまく機能していた感じ。


オランダ戦を、できれば引き分け、もしくは0−1、

そして、デンマーク戦をうまく戦い抜くことができれば、

決勝トーナメント進出も夢ではなくなるはず!


次はどんな戦い方をするのか?

楽しみに見守りたいと思います!

posted by もっぴ at 07:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする