今週の週刊ダイヤモンドの特集「コンビニ農業」を読みました。
最近では、フランチャイズ方式の新規就農や、貸し農園ビジネスが進んできているというのが主な内容ですが、
確かに、実感として、フランチャイズ方式なら新規就農がもっと広がるのでは?と感じます。
やはり、始めよう!と決意しても、まず土地が見つかりません。
また、ノウハウを学べる場所も限られています。
そして、着実に売り上げをあげるための販路の確保という問題もある。
その点、フランチャイズ方式なら、技術的なバックアップを受けながら農業に従事できるわけで、
サラリーマンからいきなり個人事業主、さらには異業種へと参入するという、大きな壁がだいぶ低くなると感じます。
こうした動きを契機として、もっといろんな人に農業の魅力を知ってもらえると、単に「自給率アップ」などの直接的な部分だけでなく、
農作業を通じた子どもの情操教育、高齢者の健康増進など、
さまざまな副次効果が生まれてくるのではないかと期待しています。
いろんな可能性を秘めた「農業」。
日本人が「高度経済成長」に頼らない、「新たな幸せのカタチ」を模索する上でも、
今後の鍵を握るのではないか、と思います。
・・・なんて考えながら、畑では、目下、梅雨の旺盛な雑草たちと格闘中です。