2010年11月26日

ザ・プロフィット。

これもかなり前の本ですが、間違いなく名著な一冊かと。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか [単行本] / エイドリアン・J・スライウォツキー (著); 中川 治子 (翻訳); ダイヤモンド社 (刊)

ダイヤモンド社の『ザ・プロフィット 利益はどのように生まれるのか』です。まあ、かなり有名なビジネス書みたいですので、すでにご存知の方も多いのかな〜と。

本の内容ですが、企業がどのように利益を上げているのかというビジネスモデルを、2人の主人公を描くストーリー仕立てで見せていく構成になっています。

これだけ平易な文体で書かれているにも関わらず、しっかり頭を使わないと理解できないわけですから、本来ならもっと難解で読むことすら嫌気がさす内容なんじゃないかと。

それをストーリーにして読ませるあたりに、この本の意義があるのかな〜と感じます。

フリーライターのビジネスモデルには、直接的に利用できる部分は少ないような気もしますが、

取材対象者である企業が、一体どのようなビジネスの仕組みで利益を上げているのかを分析する意味では、とても有益な情報が満載されている気がします。

巻末には「必読書」リストが掲載されているので、こちらもぜひ読んでみたいな、と。

もし「既存のビジネスモデルを見直したい」とお考えの方がいらっしゃるようでしたら、読んでみて決して損はない一冊だと思います。

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2010年11月25日

将来の夢。

今週の週刊ダイヤモンドの特集「仕事&資格 大図鑑」を見ながら、

「やっぱりプロになるならゴルフ選手が一番だな〜」と思いつつ、

ふと、疑問に思ったことを娘にぶつけてみました。


大人になったら何になりたい?

3歳時点の答えは、

「きのこ」


どうやら、大人になったらキノコに変身し、

お友達のキノコちゃんたちと一緒に歌を唄うんだそうです。


「木の子」ではなく、ずっと「我が子」でいて欲しいなぁ〜と、

結婚式が今から恨めしい、ちょっぴり切ない秋のひと時でありました。




…ちなみに、僕が小学校時代、

卒業文集に書いた「将来の夢」は、

「博士」&「教授」


その当時、いろいろと物知りだったことから

周りの友達に「教授」というあだ名をもらっていたせいですが、

それにしても、

なんだか面白みに欠ける小学6年生ですよねぇ〜。

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2010年11月24日

組織の不条理。

キターーーー! 今年のベスト・オブ・名著…かも。

組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか [単行本] / 菊澤 研宗 (著); ダイヤモンド社 (刊)

勝間さんって、最近、一時の勢いがなくなってきた感もありますが、個人的には勝間さんの著書にある「おすすめのビジネス書」から次の候補を選ぶことが多く、なかなか重宝させてもらっているんですが、

で、この本もそんな「おすすめ本」から選んだ一冊。それがなければ、こんな本、多分一生手に取ることなかったでしょうね(笑)

ダイヤモンド社の『組織の不条理』。著者の方は、慶応大学で商学博士になられた後、防衛大学の教授になった方のようで、会社の経営や組織論などがご専門みたいです。

で、本の内容は?というと、サブタイトルに「なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか」とあるとおり、第二次世界大戦の日本陸軍の戦いを、「最新の組織の経済学」の視点から振り返り、その上で、現在の企業経営に役立てていく、というのが大きな流れになっています。

そのため、本の前半は、第二次世界大戦の「ガダルカナル戦」「インパール作戦」と、「ジャワ軍政」「硫黄島戦・沖縄戦」の解説が続くんですが、

予想を反して、これがとても興味深い。

戦争を知らない世代ということもあり、戦いの名称自体も把握していなかったわけですが、この本では、具体的に戦いの展開を解説してくれていて、戦争を知る意味でも非常に勉強になります。

その後、後半では、具体的な事例を交えて、「ではいかに組織の不条理を未然に防ぐのか」という部分へと進んでいくわけですが、

まず大前提として、「人間は完全合理的に行動するのではなく、限定合理的に行動する」ということを理解する重要性を説いています。

人間というのは、基本的に限られた情報のなかでしか合理的に行動できません。

例えば、ビジネスシーンを考えてみても、自分の状況については100%把握できたとしても、取引先や顧客の情報などはその全貌を理解するのは100%無理でしょう。

これがベストの選択だ!と進んだ選択肢も、常に、部分的な情報に基づいた「限定的な合理的選択」でしかない、というわけです。

だから、最も大切なのは、「自らが無知であること」「常に誤りうること」を自覚すること。

成功事例も、失敗事例も、常に「限定的な合理性の産物」であることを認識し、現状に対する「批判的な検証」を繰り返すことの重要性を指摘しています。


…と、解説しはじめると延々と続いていきそうなので、ぜひ興味のある方はご一読を!

図書館で借りましたが、久々に「読了後も改めて買っておきたい!」と思わせる一冊でした。

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生き方。

タイトルを見て、相方に苦笑いされました。。。

生き方―人間として一番大切なこと [単行本] / 稲盛 和夫 (著); サンマーク出版 (刊)

確かに、内容を知らずしてこれを真剣に読んでいる友人がいたら、「大丈夫? 何か悩みでもあるの?」と思わず声をかけたくなってしまう。それぐらいストレートなタイトルの一冊。

サンマーク出版の『生き方』。このブログにも何度が登場しましたが、京セラの創業者にして、現在はJALの再生請負人でもある、稲盛和夫氏が書いた本です。

生き方。

あまりに漠然とし過ぎていて、普段あまり考えたこともないトピックだと思いますが、

改めて思い返してみると、「じゃあどんな生き方がいいのか?」って難しい命題ですよね。

そんな人生のテーマともいうべき難題に、稲盛さんが丁寧に答えを与えてくれています。


・努力を重ねれば平凡は非凡に変わる

・現場で汗をかかないと何事も身につかない

・つねに内省せよ、人格を磨くことを忘れるな

・どんなときも「ありがとう」といえる準備をしておく

・「他を利する」ところにビジネスの原点がある


などなど、タイトルを拾っただけでも、思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか?

全般的に稲盛さんの宗教観とも繋がる部分が多く、その当たりはやや好みが分かれる部分かもしれませんが、

単なる小手先のテクニック論ではなく、社会人としての「心構え」を説くような、より人間の本質に訴えかける内容になっています。

結局は「努力」「誠実」といった当たり前のことが継続できるかどうか。それが一番なんだなと改めて感じさせられる一冊です。

仕事や日々の暮らしに疲れた時、パラパラと読んでみるといい本かもしれませんね。

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日本人が知らなかったETF投資。

ファイナンシャルプランナー的な一冊。

日本人が知らなかったETF投資 [単行本(ソフトカバー)] / カン・チュンド (著); 翔泳社 (刊)

こちらはファイナンシャルプランナーのカン・チュンドさんという方が書いた一冊。最近ではかなりポピュラーになってきた「上場投資信託」(ETF)に関する解説本です。

…って、ここで、僕もFPらしくお金にまつわるお話。

基本的にお金を増やす方法というのは、3つしかありません。

@収入を増やす

A支出を減らす

B投資をする

そう、たったこれだけ。この3つに全てが凝縮されているといって過言ではありません。

で、この本は、言わずもがなBについてのお話。特に「投資」というものに興味をお持ちでない方は、全くもってスルーしていただいて問題ない一冊です。

ただ、この本で行う投資対象は「世界」。しかも「長期投資」を前提に話をしていますから、今まで「なんだか投資って怖い…」と考えていた方こそ、興味を持って読んでもらえる内容ではないでしょうか?

要は「これから成長する世界全部を買って、ちょっとずつ成長していく経済の果実を長い目で受け取っていく」ということ。

で、「安い手数料」という投資コストの部分に着目して選んだのが「ETF」というわけです。

投資というのは、未来が予測できない以上、投資を行う人の実力よりも「運」が大きく左右するものです。

ただ、一定の傾向というのがありますから、それを見越した上で、投資コストの部分をいかに削るのかが成否の分かれ道になるわけです。

一番良いのは、いろんな株式の現物を長期間保有することかもしれませんが、それにはそれなりの資金的余裕がいる。

というわけで、より手軽で手数料の安い「ETF」という選択肢が出てくるわけです。

…と、これ以上の詳しいお話は本に譲るとして、自分も含めてこれからの若い人たちは、こうした「投資」に対する知識も磨いておいて損はない、というのは間違いなさそう。

若干古い本なので具体的な銘柄などは最新の情報をチェックした方がいいと思いますが、興味をお持ちの方の入門書としてはなかなかの一冊だと思いますので、ぜひ手に取ってみると良いと思いますよ。

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2010年11月22日

菊とポケモン。

タイトルに惹かれまして。

菊とポケモン―グローバル化する日本の文化力 [単行本] / アン アリスン (著); Anne Allison (原著); 実川 元子 (翻訳); 新潮社 (刊)

なんだかseesaaブログのアフィリエイト設定の仕方が変わってしまって、本の画像だけが表示されるようになってしまいましたが、

本のタイトルは『菊とポケモン グローバル化する日本の文化力』。原書の題はぜんぜん違うニュアンスみたいなので、日本向けのアレンジしたんでしょうが、なかなかキャッチーで目を引くタイトルですよね。

で、肝心の中身は?というと、日本の文化、とりわけゲームや特撮ヒーロー、アニメなどのいわゆる「オタク文化」にスポットを当てたもの。

日本の文化を「クール」と捉える外国人の思考や、これらのコンテンツがどのようにアメリカへと浸透していったのかなどを、外国人である著者の目線から分析した一冊になっています。

その手の流れに興味のある方には、なかなか面白い一冊なのではないでしょうか?

ちなみに、学生時代からどっぷり「ゲーム・マニア」だった僕にとっては、ポケモンの歴史やその後の世界展開について、結構知っている部分もあったので、あんまり目新しい内容ではなかったような…。

それにしても、ポケモンの威力というのは本当にスゴイ!

フリーライターになってから、今の相方と一緒に、タイのバンコクに旅行に行った時のこと(2005年ぐらいだったかな?)、

旅行の終盤、バンコクの郊外でふらっと街中の寺院に入ると、大勢の小学生らしき子供たちが遊んでいました。

で、その子たちが握りしめていたのは大量のポケモンカード。

日本人だと分かると、しきりに「ピカチュウ」のカードを見せてきて、

言葉の全く通じない異国の子供たちと、なんだか交流を図ることができちゃったりして、

「日本のアニメやゲーム文化の力ってすごいな〜」と痛感したのを覚えています。


それからだいぶ経ちますから、実際に「今の日本文化の浸透度」を推し量ることはできませんが、いずれにしても、まだまだ日本が生み出すコンテンツにはいろんな可能性が秘められていそうな気がします。

日本に住む1人のオタクとして(笑)、もっと世界中にいろんな文化が発信されたら、純粋に楽しそうだな〜と思いながら読んだ一冊でした。

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2010年11月21日

イルミネーション。

昨日は、地元・一宮市にある138タワーパークで、

イルミネーションの点灯式がありました。


最近、結構忙しくしていたこともあり、

ここぞとばかりに家族サービスを決行!


ロマンチックな夜景を、家族で鑑賞してまいりました。

CA391849.JPG

入園料無料でこれだけ楽しめるなんて、

2人の子持ちには、本当にありがたい限りです。

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2010年11月17日

冬の神、降臨!

最近めっきり寒くなりましたが、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


うちでは、ついに、冬の定番、コタツが登場致しました!

いや〜、あったかい! 気持ちいい!!


気持ち良すぎて、コタツから出たくなくなるのが

唯一&最大の欠点なんですが。


ちなみにウチのコタツは、

僕が大学時代から愛用しているもの。

入学が1996年でしたから、

来年で、丸15年になるわけですね。


15年も同じコタツを使っているのかぁ〜。

どおりで、最近、温度調節がおかしいわけですね。

「弱」にしているにも関わらず、

まるで最大出力のような熱波が脚を襲います!



長く使うことも「エコ」の一環!…だと説き伏せて、

相方の「新しいもの買いたい!」光線を

なんとかしのぐ毎日が続きそうです。。。

 
posted by もっぴ at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マネー・ボール。

いや〜、これは面白い! 今までなんで読まなかったんだろ。


マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

  • 作者: マイケル・ルイス
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2004/03/18
  • メディア: 単行本




たぶん野球ファンの方には、あえて語るまでもない作品だと思うんですが、大リーグの中で最も資金的に恵まれていない球団の一つだった貧乏球団・アスレチックスを、

限られた予算の中で効率的に有望な選手を獲得することで、常勝軍団へと作り変えたカリスマゼネラルマネジャーにスポットをあてた一冊。

最近、スポーツライター的な仕事はとんとご無沙汰ですが、この本を読む前と後では、野球に対する見方もだいぶ変わるような気がして、

改めて「野球って奥が深いな〜」なんて考えさせられたりします。

この本に登場するゼネラルマネジャー・ビリービーンが、選手を獲得する際に注目するのは、ちょっと変わった成績です。

例えば、出塁率、四球、長打率など。

守備に関する数値はバッサリ切り捨てていますし、

盗塁数に至っては、アウトになる危険を冒す行為であると捉えて、マイナスの要素に上げているぐらい。

本当にユニークな着眼点だな〜と感心します。

優勝までの道筋を、具体的な勝利数で表現したり、その勝利数のためには、どれぐらい得点し、どれぐらいの失点に収めればいいのかを分析したり。

ビジネスにも応用できそうなアプローチがたくさん含まれているような気がします。

野球好き、論理的な思考が好きな方には、とても面白い本だと思いますね。



…まあ、僕が、基本的に野球好きだからかもしれませんが。。。

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2010年11月10日

野菜の裏側。

野菜ってやっぱり奥が深い…のかな?


野菜の裏側 ―本当に安全でおいしい野菜の選び方

野菜の裏側 ―本当に安全でおいしい野菜の選び方

  • 作者: 河名 秀郎
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2010/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





最近、自然農法、自然栽培といえば、リンゴの木村さんがフィーチャーされることが多くなり、その近辺の方が著書を出したり、共著に参加したりすることも目立つ気がしますが、

今回の本の著者も、そんな木村さん近辺の方。なんでもかなり昔から自然栽培の野菜の販売を手掛け、木村さんとも親交が深い人のようです。

で、肝心のこの本の内容ですが、う〜ん、正直、この著者の方が自然栽培の野菜を愛しているのは分かります。分かりますが、本当のところはどうなんだろう?というのが本音です。

この本の中に出てくる「有機栽培の危険性」というのは、実際に各方面で言われている事実です。特に硝酸性窒素のお話は、確かに日本人が意識しないといけない問題だと思います。

ただ、全体を通してみると、なんだか「自然栽培はいいんだ!」という前提ありきで評価がされている印象で、科学的な見地から客観的に自然栽培の特長を論じている感じはあまりありません。

あとは、後半、「医者にもクスリにも頼らない!」という部分は、いくらなんでもちょっと言い過ぎなんじゃないかな〜と。

その点、前述のリンゴの木村さんが書いた『自然栽培ひとすじに』では、科学的根拠というか、こうするから肥料成分的にも自然栽培は実現可能、というところまで踏み込んでいて(…すでにちょっと記憶も曖昧ですが)、

この本の方が、読者としてはより納得感のある内容だったかな〜、と感じます。


あと、個人的に一番気になったのが「農薬の歴史を振り返ると」という部分。

レイチェル・カーソンの『沈黙の春』により、世界各地でDDTという農薬の使用が禁止された、というくだりがありましたが、

実は今、このレイチェル・カーソンによる指摘が、科学的に根拠のないものだったことが各方面で立証されるようになってきており、

この「DDT禁止」によって、マラリア感染による発展途上国での死者が、とんでもない数に及んでいることから、

「レイチェル・カーソンによる大虐殺」ぐらいにまで、相当なバッシングを受けているようです。

まあ、もちろん、農薬の危険性を指摘したという社会的な意義は大きなものがあったのは事実ですが、

農薬=危険という固定概念を一度リセットし、メリット・デメリットを冷静に判断した上で、適切な使用(または不使用)を心がける、というのが一番大切な気がします。



…といろいろ書いてはみましたが、個人的には、自然栽培の魅力に惹かれる1人であるのも事実。

昨日も「自己流自然栽培」で育てた、ラッカセイとサトイモをおいしくいただきました。

要は、できるだけ安全でおいしい野菜が食べたい。それに尽きるんですけどねぇ〜。

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すごい光景。

先日このブログでもお伝えした「タマネギの光景」ですが、

若干、変化の兆しが見えてまいりました。

CA391836.JPG

↑拡大画像を見たい方はクリック!


なんだか、小動物みたいで、かわいいと思えてくるから不思議です。

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2010年11月08日

ダメ出し。

先日、うちの娘がサンタさんに「クリスマスツリー」をオーダーしたのを書きましたが、

それを聞いた義母が、早速、100円ショップを経由して、サンタさんに発注をかけたらしく、

家には、とても100円とは思えないそこそこ立派なツリーが届きました!


ただ、これに、うちの相方が「トゲが刺さると危ない!」と思わぬダメだし!

サンタさんは、新たに代替品を探す羽目になりそうです。


ネット通販が隆盛を極め、

自宅に届けてくれることが差別化要因になりにくい昨今。

う〜ん、サンタさんもなかなか楽じゃありません。

posted by もっぴ at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

20歳のときに知っておきたかったこと。

こちらは今どきの売れ筋の本ですよね。


20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 作者: ティナ・シーリグ
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: 単行本




今年は、すでに自己啓発系の本を200冊以上読んでいることもあり、最近の売れ筋の本にはあまり得られるものがないような感じを受けているんですが、

実は、この本にも同じ印象を受けました(笑)

まあ、ただこれは、僕自身がこの手の本を読み漁っているからの話。

自己啓発本にあまり触れたことがない人にとっては、必要なマインドを簡潔にまとめてあって、なかなかいい一冊なのではないかな〜と思います。

ただ、個人的には、分量的にも、内容的にもちょっと物足りなかったかなぁ〜。


「自分の殻を破ろう」

「ルールは破られるためにある」

「機が熟すことなどない」

「早く、何度も失敗せよ」

「幸運は自分で呼び込むもの」

「新しい目で世界を見つめみよう」


目次からタイトルの一部を抜粋してみましたが、これを見ただけで大体内容が想像つきますもんね?

個人的に疑問に思ったのが、「早く、何度も失敗せよ」のくだり。

確かにアメリカでは失敗をすることが次への成功へと繋がる気がしますが、

日本とアメリカとでは、失敗に対する認識に大きな隔たりがあると思いますので、

その辺はもっと慎重にならないといけないだろうな、というのが読後の感想です。


もちろん、リスクが取れる範囲内で、失敗をすることはとても大切だと思います。

ただ、特に金銭的な面で大きなリスクを取ってしまうと、取り返しがつきにくい。

しかも、日本では一度事業に失敗してしまうと、「じゃあ、次の事業では頑張ろう!」なんて新たなスタート切れる人はほんのごく一部。

法人設立のメリットに「有限責任」なんてフレーズが書いてあるのをよく目にしますが、

確かに株主にとっては有限責任かもしれませんが、小さな会社の経営者にとっては、全く有限でも何でもない場合がほとんどだと思います。

何かの本で「一度事業で大失敗した人は99%再浮上は無理」といった内容を目にした記憶がありますが、

一度大失敗して成功した人がマスコミに取り上げられる「レアケース」だということを考えてみても、

やっぱり事業の失敗は、簡単に挽回できないものだと言えそうです。


「まずは小さいところから」

経営に関する本には結構出てくる鉄則の一つですが、

起業は、焦らず身の丈にあったことから始めることが大切。

自分にとってのリスク許容度をキチンと見極めながら、心身に負担の少ない経営を心掛けたいものです。


…と、なんとなく、自分に言い聞かせてみたりして(笑)

posted by もっぴ at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

クリスマスプレゼント。

そろそろ年末も近づいてきたことですし、

それとなく、娘に「サンタさんへのリクエスト」を聞いてみたんですが、


娘が欲しいと言ったのは、なんと、



クリスマスツリー。


…。




サンタさんに伝えるのはいいですが、

おそらく絶句すると思います。

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ブルー・オーシャン戦略。

こちらは少し前の話題作だと思います。


ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

  • 作者: W・チャン・キム
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2005/06/21
  • メディア: 単行本




2005年の発刊ですが、いまだに「ブルー・オーシャン」という言葉は結構いろんな場面で見かけますから、それなりに話題になった一冊でしょうか。

ブルー・オーシャンというのは「未開拓の分野」を比喩した言葉。

血みどろの熾烈な競争を繰り広げ、レッド・オーシャン=血の海と化した主戦場を抜け出し、

新たな分野を切り開いて、他を寄せ付けない魅力あふれる事業を展開しよう、という話です。


確かに理論には納得。でも、そのブルー・オーシャンを見つけ、長い間守り続けるのって、おそらく相当に大変だろうな〜と思います。

いくらブルー・オーシャンを発見したとしても、すぐに他社が追随してきて、またその場所で激しい競争が繰り広げられることが多いわけで、

なかなか「誰も来ない大海原」なんて発見しようがないよな〜、なんて考えながら読みました。


で、自分なりに考えてみたのが、「灰色の水たまり戦略」。

この戦略では、大企業が絶対に進出してこない、魅力の薄い小さな商圏で勝負をかけ、自分だけの土俵を築き上げていく。

特に、個人事業主や零細企業の経営者には、なかなかいい戦略だと思うんですがいかがでしょうか?

…って、かなりテキトーな思いつきですみません。。。


まあ、ブルー・オーシャン戦略という名前はかなりカッコイイ感じですが、重要なのは本を読んで実践できるかどうか?

いずれにしても、未開拓の地を恐れず、常にトライを続ける姿勢だけは大切にしたいなと思います。

posted by もっぴ at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月01日

終わりの始まり。

今日から11月です。

今年もあと2カ月。そろそろラストスパートの時期に差し掛かってまいりました。

1年を振り返りながら、来年へのアクションを起こす重要な時期。

いい新年が迎えられるように、しっかりと準備をしていきたいなと思います。

posted by もっぴ at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする