2010年12月05日

書いて生きていく プロ文章論。

うまく文章を書くには?と聞かれたら、この本を渡そう!…かな。

書いて生きていく プロ文章論 [単行本] / 上阪 徹 (著); ミシマ社 (刊)

最近、異業種の方と交流するシーンが増えてきて、そんな中で必ずといっていいほど「自分も本が出したい!」という話題に遭遇するんですが、

その方の文章を読ませていただいた時、ほぼ必ず!といっていいほど、

「この文章、きちんと読者を想定して書いているのかな〜」という感想を抱きます。


以前、とある人に、「プロとアマチュアとの違いってなんですか?」と言われた時、「お金をもらっているかどうか?」という答えをしたことがありますが、

単純に「プロとアマの違い」を語るのではなく、ライターとしての技術的な「プロ」と「アマチュア」との違いを言うとしたら、「きちんと読者を意識して書いているか?」という部分に尽きるのではないかな、と思います。

…まあ、自分の仕事を振りかえってみると、あんまり大そうなことは言えんかな〜なんて思ったりもしますが(苦笑)

文章というのは、その前提として「どんなメッセージを、どんな対象に向けて伝えたいのか」というテーマがあります。

本が好きな人にとって、読書は「楽しみの一つ」かもしれませんが、一般の方にとっては必ずしもそうではない。読書数の統計で「月間0〜1冊」が大半を占めていることからも、それは明らかでしょう。

となると、きとんとメッセージを届けるためには、「ターゲットの読者に興味を持ってもらうために、どのような文章に仕上げるべきか?」をきちんと考える必要があるわけです。

例えば、20代に伝えたいのに難しい漢字ばかりでは敬遠されてしまう。逆に、レベルの高い内容を求めている方なら、あまりにも平易な言葉遣いばかりでは飽きられてしまう。

また、同じトピックでもどんなポイント・切り口で読ませた方がより興味を抱いてもらえそうか?など、

ターゲットに応じた文章に仕立て上げることが求められるわけです。


…と、まあ、このあたりの内容を平易な文体でまとめてあるのが、この『プロ文章論』。

求人関係の広告原稿を手掛けていたり、ビジネス関係の執筆を結構していたり…と、著者の方と仕事内容がかぶる部分が多いので、なんだかフィーリングが合うという部分は否めませんが、

文章の心得、ライターの心得を学ぶ本としては、なかなか良い一冊なのではないでしょうか?

僕自身、これからの発展のためにも、初心にかえる意味でも、もう少し読み込んで自らの糧にしたいな〜と思います。



…ちなみに、この著者の方は、直近10年間の売上が3億円超。

単純に、年間3000万円以上を稼いでいる計算になります。


というわけで、僕の来年以降の目標は、「向こう5年間で、フリーライターの年間売上3000万円超」にしようかな、と(笑)


「土日はきちんと休んで、年に2・3回は海外旅行に行っている」という記述を見て、

よし、この方が休んでいる間にコツコツ努力すれば、きっとそのうちこのクラスには這いあがれるな!なんて心底考えちゃうあたり、

僕はつくづく変なフリーライターなんだろうな〜なんて思ったりしますが(苦笑)、


…ともあれ、今後も、クライアントさんのご要望に少しでも応えられるように、

どん欲に自己成長していきたいなと思います。

posted by もっぴ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

孫子。

深い。深イイ話が満載。…って、当の番組はまだ続いているんでしょうか??

新訂 孫子 (岩波文庫) [文庫] / 金谷 治 (翻訳); 岩波書店 (刊)

『孫子』といえば、ビジネスシーンでも『孫子の兵法』として、さまざまな解説がなされていることで有名ですが、

できるだけ原文に近いものを当たった方がいいのでは?と思いながら、図書館で岩波文庫の『孫子』を手に取ってみました。

それにしても、いや〜、深い。深すぎる! 僕みたいな凡人には、ちょっと異次元な感じさえ漂わせるほどの「底なし沼」ですが、

こういう内容だからこそ、世代を問わず、悠久の時を越えて読み継がれるんだな〜としみじみ。


なんだか「野球」に例えてしまって恐縮ですが、

例えば、ダイビングキャッチでピンチを救うファインプレーは「スゴイ!」と賞賛されますが、実のところ、打者のクセやデータをきちんと把握し、打球が飛んでくるであろう位置を事前に予測することで、なんなくキャッチすることがスゴイいことだったりする。

孫子の「戦わずして勝つ」という哲学の中には、そんな「見えない部分こそが大事」というマイントが折り込まれていて、本当にいろんなことが学べるんじゃないかな〜と思います。

…と、僕の浅はかな解説を見てもらうより、実際に『孫子』の内容に触れてもらうのが一番。

ちょっと、いや、かなり難解な気もしますが、それだけに、どれだけでも「自分色」に解説できちゃうのが良い部分でもあったりしますので(笑)、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?

posted by もっぴ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

得する生活。

30半ばのピュアボーイ(笑)にとっては、少々、刺激が強すぎる気もしますが。。。

得する生活―お金持ちになる人の考え方 [単行本] / 橘 玲 (著); 幻冬舎 (刊)

マネー系の著書をたくさん出されている橘玲さんの『得する生活』。こちらは以前にも一度読んだことがあるんですが、ブログにアップしていないこともあり、図書館で借りて再度読み返してみることにしました。

橘さんの著書は、正攻法ではなかなかたどりつかない、お金に関する新たな着想を提供してくれるので、どれも楽しく読ませていただくことが多いんですが、

この『得する生活』でも、そんな「橘玲イズム」が随所に発揮されていて、面白いな〜というのが率直な感想です。

例えば、自己破産に絡む実情とか、カードを使った現金の作り方とか、決して一般大衆向けのメディアには載せられない(載せにくい)、現場の実態ともいうべき内容がリアルに書きしるされていて、

僕みたいな、まだまだ人生の泥臭さを知らない青二才の好奇心を、思う存分かきたててくれる一冊になっています。

…たた、発刊からすでにだいぶ年月が経過していますから、今から読んでもそのまま「使う」には無理のある内容が大半。

あくまで、新たな「考え方」「着想」を得るための「ヒント集」といった感じでしょうか?


「あなたの知らないお金の世界」。そんなちょっとブラックな部分に興味のある方なら、一度目を通してみて損はない一冊じゃないかな〜と思います。

posted by もっぴ at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仕事は楽しいかね?2。

部下の育成に悩むすべてのサラリーパーソンに。…って、フリーの僕には関係ないか(笑)


仕事は楽しいかね? 2 [単行本] / デイル・ドーテン (著); 野津 智子 (翻訳); きこ書房 (刊)

タイトルに『2』とある通り、『仕事は楽しいかね?』という本が先に出ていて、それの続編にあたるのがコレになるわけですが、

実は、『1』の方は、ちらりとしか目を通していません(笑)。

ただ、『仕事は楽しいかね?』というタイトルからすると、なんだか巷にあふれる「軽めの自己啓発本」の類なんじゃないかと思ってしまいますが、

実際の中身はちょっと違っていて、会社の組織運営のあり方、とりわけ上司と部下の関係性について、ストーリー形式で平易にまとめられた面白い内容になっています。

部下の育成に悩むビジネスマンにとっては、結構、耳の痛いお話が多いのではないでしょうか?

例えば、

権限を手放すことも、優れた上司の特徴だ。
それも、ただ手放すんじゃなく、
だれかの手にポンとゆだねるんだ。

とか、

つまり、過ちを犯すこと、
そしてその過ちを認めることでも、
“ほんもの”の上司は良い部下を育て、
やる気にさせることができるんだ。

とか、

仕事は楽しくなくちゃだめだ。
職場から笑い声が聞こえてこなければ、
きみのやり方は間違っている
ということだろうね。

とか。

う〜ん、「言うは易く行うは難し」といった感じでしょうか。。。

ともあれ、部下の育成に悩んだり、上司とのあり方に困ったりした時には、解決法の糸口を与えてくれそうな一冊だと思います。

posted by もっぴ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビが飛びつくPR。

メディアの威力を上手く利用するなら。

テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法 [単行本(ソフトカバー)] / 殿村 美樹 (著); ダイヤモンド社 (刊)

最近、地元・一宮のモーニングを利用した「朝の勉強会」に参加していることはこのブログでも何度かお伝えしていると思いますが、

この勉強会では、一宮近辺で新たなビジネスに取り組む若手経営者たちが、自分たちの得意分野などを持ち寄って、週替わりの講義を実施しています。

で、僕も僭越ながら講義をさせていただく機会があったんですが、その時のテーマが「プレスリリース」でした。

普段、編集やライターのお仕事をしているので、「プレスリリース」というものの存在は、ある意味「当然」のものになっているわけですが、

業界(…という良い方も何だか嫌ですが…)以外の方は、「プレスリリース」というもの自体を知らない。

そんな「世の中の常識」を改めて思い知らされるいい機会にもなりました。

…やっぱり、この業界って結構特殊なんですねぇ〜。


「プレスリリース」と言えば、広告費を使わず、安価でPRを行うための常套手段。

でも、その使い方…という以前に、存在すら知らないというのは、とてももったいないことだと思います。

しかも、プレスリリースをいただく立場からすると、「もう少し切り口を変えれば、新聞や雑誌への掲載率がもっとアップするだろうに…」なんて思うことも多い。

というわけで、その朝の勉強会では、「プレスリリースの受け手の立場から、どんなプレスリリースを作ればいいのか?」という内容で講義をさせていただきました。


その後、地元の新聞にいくつかネタをご提供し、勉強会の参加者からメディアに登場する人も生まれたりして、

それなりに成果を上げることができて、「ギョーカイ人」(笑)としての面目躍如といったところですが、

そんな僕の講義とおんなじような事を書いてあるのが、この本です。

…と、なんだか前置きがとっても長くてすみません。


タイトルは『テレビが飛びつくPR』。あの「ひこにゃん」なんかのPR戦略にも関わった人らしいですが、

なかなかツボを付いていて、実用的な内容じゃないかなと思います。

僕はどちらかといえば「紙媒体」(新聞や雑誌のこと)が専門ですが、この本ではテレビへの情報発信の方法をメインに考えていて、

そのあたりは僕自身も新たな発見があって楽しく拝見させていただきました。


「広告費を極力使わずに、自社の商品をうまくPRする方法は?」

そんな悩みをお持ちの方には、一つの答えを提示してくれる良書だと思います。

posted by もっぴ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする