先日、免許の更新に行ってまいりました。
以前に制限速度をオーバーして違反切符を切られていたため、
今回は2時間にわたる講習を受けることに…。
で、講習の主な内容は、
「事故の怖さ」を伝える講義&ビデオの上映。
周りには眠たそうな人たちも結構いましたが、
せっかく時間を使うからには、
少しでも有益な情報を得て帰ろう!と、
しっかりと講義を受けてきました。
で、その講義によれば、
愛知県内の交通事故の死亡者のうち、
高齢者の割合が4〜5割を占めているとのこと。
さらに、その高齢者の中で、
免許を取得していない方の割合が
9割を超えているんだそうです。
どうやら、
自分で自動車を運転したことがないため、
道路を横断する時のタイミングを
「距離」の情報のみで判断してしまうのが原因なんだとか。
通常、私たちドライバーの感覚でいえば、
クルマのスピードを見ながら
どれぐらいの距離を取てばいいのかを判断しますが、
免許未取得の高齢者の方は、その感覚が分からず、
単に「距離」だけで安全・危険の判断をしてしまう。
だから、スピードの出ているクルマの前に
「これだけ距離があるんだから安全だ」と思いこんで
ヒョイと飛び出してしまうらしいんです。
クルマを運転していれば、
被害者になることもあれば、加害者になることもある。
普段から安全運転に心がけることはもちろんですが、
こうした情報をきちんと理解して
悲しい事故を少しでも減らしたいものです。