先日、家の近所のスーパーで、
相方に頼まれた醤油を持ってレジに並んでいると、
前にいたご年配の女性から、
「あの、先にどうですか?」と声を掛けられました。
僕が商品を一つだけ抱えて待っていたので、
気を遣っていただいたんでしょうが、
なんだか若いモンがご年配の方を差し置いてレジを済ますなんて、
どうも気が引けて、「いいですよ、待っていますから」とお返事しました。
…でも、なんだか、後味の悪い顔をされたのがとても印象に残りました。
今日、家の近くの別のスーパーで、
相方に頼まれたすりごまの袋を持ってレジを待っていると、
前に並んでいたご年配の女性から、「お先にどうぞ」と声を掛けられました。
一瞬、迷いましたが、「すみません」といって、レジを譲っていただきました。
別れ際、「ありがとうございました」と声を掛けると、
なんとも満足げな笑顔をされたのが印象的でした。
親切を受けた分、今度はどこかで、
僕が、誰かに「親切のお返し」をしたいな、と思います。
人にちょっぴり親切にすることで、
された方はもちろん、した方もなんだか少しだけ心が満たされる。
そんな人との触れ合いって、とっても素敵ですよね?
そんな輪が広がっていけば、
日本ももっといい国になるんじゃないかな。
そんな風に感じた瞬間でした。
…久々の、センチメンタル・ライター、平井です。
2011年06月24日
30代で知っておきたい「お金」の習慣。
先日、僕が個人的に尊敬している山崎元氏の記事に紹介されていたので。
![30代で知っておきたい「お金」の習慣 [単行本(ソフトカバー)] / 深田晶恵 (著); ダイヤモンド社 (刊) 30代で知っておきたい「お金」の習慣 [単行本(ソフトカバー)] / 深田晶恵 (著); ダイヤモンド社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41RH4cKpQ7L._SL160_.jpg)
ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんの『30代で知っておきたい「お金」の習慣』(ダイヤモンド社)を読んでみました。
深田さんと言えば、雑誌や新聞などの各種メディアで頻繁に見る売れっ子FPのひとり。マネー系の雑誌で名前を見たことのある方も多いのではないでしょうか?
で、この本は、そんなお金の専門家が書いた「ソンしないために知っておきたいこと」をまとめた一冊。
「年収が多い≠お金持ち」だという解説にはじまり、家はいつ買うべきか? 老後にはどれだけのお金を準備する必要があるか?など、お金にまつわる気になる話題をざっくりと網羅した感じになっています。
で、タイトルにある「お金の習慣」、とりわけ「お金が貯まる人に共通する3つの習慣は?」というと、
1、先に積み立てでお金を貯め、その残りで生活していること
2、保険と住宅ローンで、お金をムダに減らしていないこと
3、男女とも、できるだけずっと仕事を継続すること
とのこと。確かにごもっとも。
生命保険でなんだかムダが多そうだな〜とか、住宅ローンをどうしようか?なんて迷っている30代の方には、とてもいい答えを与えてくれそうな一冊だと思います。
![30代で知っておきたい「お金」の習慣 [単行本(ソフトカバー)] / 深田晶恵 (著); ダイヤモンド社 (刊) 30代で知っておきたい「お金」の習慣 [単行本(ソフトカバー)] / 深田晶恵 (著); ダイヤモンド社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41RH4cKpQ7L._SL160_.jpg)
ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんの『30代で知っておきたい「お金」の習慣』(ダイヤモンド社)を読んでみました。
深田さんと言えば、雑誌や新聞などの各種メディアで頻繁に見る売れっ子FPのひとり。マネー系の雑誌で名前を見たことのある方も多いのではないでしょうか?
で、この本は、そんなお金の専門家が書いた「ソンしないために知っておきたいこと」をまとめた一冊。
「年収が多い≠お金持ち」だという解説にはじまり、家はいつ買うべきか? 老後にはどれだけのお金を準備する必要があるか?など、お金にまつわる気になる話題をざっくりと網羅した感じになっています。
で、タイトルにある「お金の習慣」、とりわけ「お金が貯まる人に共通する3つの習慣は?」というと、
1、先に積み立てでお金を貯め、その残りで生活していること
2、保険と住宅ローンで、お金をムダに減らしていないこと
3、男女とも、できるだけずっと仕事を継続すること
とのこと。確かにごもっとも。
生命保険でなんだかムダが多そうだな〜とか、住宅ローンをどうしようか?なんて迷っている30代の方には、とてもいい答えを与えてくれそうな一冊だと思います。
書き直し。
フリーライターというと、
世間の方からは、「好きな事を書いてお金になっていいね」なんて
言われたりすることもあるんですが
実は、…というか、当然のように、
そんなに簡単な代物ではございません。。。
来年にはフリーになって10年を迎えますが、
先日も、とある雑誌の編集部の方から
何度となく書き直しのご依頼があったばかりです。
知り合いの先輩ライターの方からは、
「そろそろ中堅どころだよね」なんて声を掛けられますが、
まだまだ、勉強することは多いなぁ〜とつくづく思います。
このブログも、今回の記事で1000本目。
ちょっとした節目を迎えました。
原稿を提出して「完璧!」「さすが!」と言われることもあれば、
正直、ご依頼主からこっぴどくダメ出しを受けることもあります。
でも、そんなこんなを全部ひっくるめて、この仕事ってやっぱり面白いなぁ〜と思います。
今後も、ライターになった頃の謙虚な気持ちを忘れず、
いい原稿を作るために、精進を続けたいなと思います。
世間の方からは、「好きな事を書いてお金になっていいね」なんて
言われたりすることもあるんですが
実は、…というか、当然のように、
そんなに簡単な代物ではございません。。。
来年にはフリーになって10年を迎えますが、
先日も、とある雑誌の編集部の方から
何度となく書き直しのご依頼があったばかりです。
知り合いの先輩ライターの方からは、
「そろそろ中堅どころだよね」なんて声を掛けられますが、
まだまだ、勉強することは多いなぁ〜とつくづく思います。
このブログも、今回の記事で1000本目。
ちょっとした節目を迎えました。
原稿を提出して「完璧!」「さすが!」と言われることもあれば、
正直、ご依頼主からこっぴどくダメ出しを受けることもあります。
でも、そんなこんなを全部ひっくるめて、この仕事ってやっぱり面白いなぁ〜と思います。
今後も、ライターになった頃の謙虚な気持ちを忘れず、
いい原稿を作るために、精進を続けたいなと思います。
1000号に向けて。
実は、もうすぐこのブログの記事が、めでたく(?)1000回を迎えます。
というわけで、少しプロフィールの部分を作り変えてみました。すでに昨年の夏から、実家のお惣菜屋はやめてしまっていましたし…。
左側の<自己紹介欄>から「自己紹介」をクリックすると、
僕のプロフィールをご覧いただくことができます!
…平井ファン、平井マニアの方はぜひご一読を! 必見です!!(笑い)
お仕事一覧のあたりも、そろそろ最新のものに更新せなあかんなぁ…。
というわけで、少しプロフィールの部分を作り変えてみました。すでに昨年の夏から、実家のお惣菜屋はやめてしまっていましたし…。
左側の<自己紹介欄>から「自己紹介」をクリックすると、
僕のプロフィールをご覧いただくことができます!
…平井ファン、平井マニアの方はぜひご一読を! 必見です!!(笑い)
お仕事一覧のあたりも、そろそろ最新のものに更新せなあかんなぁ…。
自己紹介。
<プロフィール>
1978年生まれ。愛知県一宮市出身。三重大学人文学部社会科学科卒。2児の父。
名古屋の大手教育系出版社で営業を経験した後、経済誌の記者、フリーペーパーの編集・制作などを経て、2002年秋からフリーに。2003年1月から「オフィス・ヒライ」を立ち上げ、地元タウン情報誌、旅行・温泉本、家具雑誌、グルメ本などの編集・執筆を行うほか、求人向けのコピー作成、経済誌・医療関連の原稿執筆、会社案内・社史の制作など、幅広いジャンルの仕事に携わる。年間のインタビュー数は100名以上。経営者・スポーツ選手などの著名人から一般の学生・社会人に至るまで、今までこなしたインタビューの人数は1000名を超える。
また、2008年からは一宮市・稲沢市・JA愛知西が主催する「はつらつ農業塾」担い手育成コース(2年間)に第1期生として参加。研修終了後の2010年秋には、地元・一宮市木曽川町で続く伝統農業「採種タマネギ」の担い手として新規就農し、非農家出身の兼業農家として新たな一歩を踏み出す。また、年間30種類ほどの自家野菜を栽培し、独学による有機栽培・自然栽培・自家採種の研究にも力を注ぐ。
ビジネスに関する見識を深めるため、2009年秋には一宮市商工会議所が主催する「創業塾」を受講。2010年秋には2級ファイナンシャル・プランニング技能士・APFを取得、独自の速読術を駆使して年間300冊前後のビジネス書を読むなど、経済・経営の知識を習得するため日々研鑽に努めている。
<メディア出演>
東海テレビ『ぴ〜かんテレビ』/トラベルライターとして良い宿の見つけ方を紹介
NHK名古屋放送局『ほっとイブニング』/一宮ビジネスモーニングの参加者としてインタビューを受ける
中日新聞『味な提言』/グルメに関する執筆など全12回の連載を行う
日本農業新聞『げんき印』/新規就農者として取材を受ける
阪急コミュニケーションズ『Pen』/「男の子育て」特集にて、ライター兼農家として娘とともに出演
阪急コミュニケーションズ『大人の名古屋』/ファイナンシャルプランナーとして老後の資産運用に関する記事を執筆
東洋経済新報社『東洋経済 名古屋特集号』/新規就農者として農業に関する記事を寄稿
<使用ソフト>
Word・Excel・PowerPoint・Photoshop・Illustrator・InDesignほか
<撮影用機材>
CANON EOS6D、モノブロックストロボほか

1978年生まれ。愛知県一宮市出身。三重大学人文学部社会科学科卒。2児の父。
名古屋の大手教育系出版社で営業を経験した後、経済誌の記者、フリーペーパーの編集・制作などを経て、2002年秋からフリーに。2003年1月から「オフィス・ヒライ」を立ち上げ、地元タウン情報誌、旅行・温泉本、家具雑誌、グルメ本などの編集・執筆を行うほか、求人向けのコピー作成、経済誌・医療関連の原稿執筆、会社案内・社史の制作など、幅広いジャンルの仕事に携わる。年間のインタビュー数は100名以上。経営者・スポーツ選手などの著名人から一般の学生・社会人に至るまで、今までこなしたインタビューの人数は1000名を超える。
また、2008年からは一宮市・稲沢市・JA愛知西が主催する「はつらつ農業塾」担い手育成コース(2年間)に第1期生として参加。研修終了後の2010年秋には、地元・一宮市木曽川町で続く伝統農業「採種タマネギ」の担い手として新規就農し、非農家出身の兼業農家として新たな一歩を踏み出す。また、年間30種類ほどの自家野菜を栽培し、独学による有機栽培・自然栽培・自家採種の研究にも力を注ぐ。
ビジネスに関する見識を深めるため、2009年秋には一宮市商工会議所が主催する「創業塾」を受講。2010年秋には2級ファイナンシャル・プランニング技能士・APFを取得、独自の速読術を駆使して年間300冊前後のビジネス書を読むなど、経済・経営の知識を習得するため日々研鑽に努めている。
<メディア出演>
東海テレビ『ぴ〜かんテレビ』/トラベルライターとして良い宿の見つけ方を紹介
NHK名古屋放送局『ほっとイブニング』/一宮ビジネスモーニングの参加者としてインタビューを受ける
中日新聞『味な提言』/グルメに関する執筆など全12回の連載を行う
日本農業新聞『げんき印』/新規就農者として取材を受ける
阪急コミュニケーションズ『Pen』/「男の子育て」特集にて、ライター兼農家として娘とともに出演
阪急コミュニケーションズ『大人の名古屋』/ファイナンシャルプランナーとして老後の資産運用に関する記事を執筆
東洋経済新報社『東洋経済 名古屋特集号』/新規就農者として農業に関する記事を寄稿
<使用ソフト>
Word・Excel・PowerPoint・Photoshop・Illustrator・InDesignほか
<撮影用機材>
CANON EOS6D、モノブロックストロボほか
日本は世界5位の農業大国。
更新が滞っている間に読んだ本の中から。
![日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書) [新書] / 浅川 芳裕 (著); 講談社 (刊) 日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書) [新書] / 浅川 芳裕 (著); 講談社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41hwB-Jbp2L._SL160_.jpg)
講談社プラスアルファ新書の『日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率』です。昨年かなり売れたみたいで、アマゾンのレビューも現在94件掲載されておりました。
日本の農業の危うさを主張する際、よく「日本の食料自給率」が引き合いに出されますが、この数値がうまい具合に利用されている、というのがこの本の主張です。
まあ、そうですよね…。
生粋の名古屋市民だった相方は、「田んぼなんて、高速で1時間ぐらい走らないとないと思っていた」なんてことを本当に話しますが(実際、稲刈り体験ために岐阜・高山まで行っていたそうな)、
三大都市圏のひとつと言われる名古屋でさえ、市近郊はおろか、市内にも広大な田園風景が広がっているわけで、
これで食料自給率40%と言われても、皮膚感覚として、確実におかしいですよね。
一度米作りを体験すると分かりますが、ヤツらの成長力たるや、ハンパないです!
「え?これだけ?」という分量の種籾から、とんでもない量の稲穂が実ります。
数字というのは客観的な事実を検証するための大切なツールのひとつだと思いますが、
それを鵜のみにせず、実体験による感覚を大切にすることも大事かな〜と感じます。
自分も昨年から「兼業農家」としてのスタートを切ったわけで、
本でも触れられている「戸別所得補償制度」の恩恵を受ける立場になったわけですが、
非農家出身で、全くの異業種から参入したものとしては、
良い・悪いの判断は別にして、なんだか不思議な世界だな〜と純粋に思います。
また、この本では、親世代から農業資材などを継承できないという点で、
非農家出身者が農業を志すことのハードルの高さを指摘していますが、
確かに、自分も実際にやってみて、ソフト・ハードの両面で「難しさ」を感じるのは事実です。
…とはいえ、自営業で何かを始めるためには、どんな業種でもリスクはつきもので、
それを言い訳にしていては、何も始まらないかな〜というのが僕の率直な感想ですが。
逆に、無利子で高額な融資を受けられる制度なんかもあったりして、
上手に使えば、他の産業よりも有利な面はたくさんあると思います。
農業を取り巻く問題点を指摘した一冊。
そちら方面に興味のある方なら、読んでソンはしないかな、と。
![日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書) [新書] / 浅川 芳裕 (著); 講談社 (刊) 日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書) [新書] / 浅川 芳裕 (著); 講談社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41hwB-Jbp2L._SL160_.jpg)
講談社プラスアルファ新書の『日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率』です。昨年かなり売れたみたいで、アマゾンのレビューも現在94件掲載されておりました。
日本の農業の危うさを主張する際、よく「日本の食料自給率」が引き合いに出されますが、この数値がうまい具合に利用されている、というのがこの本の主張です。
まあ、そうですよね…。
生粋の名古屋市民だった相方は、「田んぼなんて、高速で1時間ぐらい走らないとないと思っていた」なんてことを本当に話しますが(実際、稲刈り体験ために岐阜・高山まで行っていたそうな)、
三大都市圏のひとつと言われる名古屋でさえ、市近郊はおろか、市内にも広大な田園風景が広がっているわけで、
これで食料自給率40%と言われても、皮膚感覚として、確実におかしいですよね。
一度米作りを体験すると分かりますが、ヤツらの成長力たるや、ハンパないです!
「え?これだけ?」という分量の種籾から、とんでもない量の稲穂が実ります。
数字というのは客観的な事実を検証するための大切なツールのひとつだと思いますが、
それを鵜のみにせず、実体験による感覚を大切にすることも大事かな〜と感じます。
自分も昨年から「兼業農家」としてのスタートを切ったわけで、
本でも触れられている「戸別所得補償制度」の恩恵を受ける立場になったわけですが、
非農家出身で、全くの異業種から参入したものとしては、
良い・悪いの判断は別にして、なんだか不思議な世界だな〜と純粋に思います。
また、この本では、親世代から農業資材などを継承できないという点で、
非農家出身者が農業を志すことのハードルの高さを指摘していますが、
確かに、自分も実際にやってみて、ソフト・ハードの両面で「難しさ」を感じるのは事実です。
…とはいえ、自営業で何かを始めるためには、どんな業種でもリスクはつきもので、
それを言い訳にしていては、何も始まらないかな〜というのが僕の率直な感想ですが。
逆に、無利子で高額な融資を受けられる制度なんかもあったりして、
上手に使えば、他の産業よりも有利な面はたくさんあると思います。
農業を取り巻く問題点を指摘した一冊。
そちら方面に興味のある方なら、読んでソンはしないかな、と。