今日の日経新聞の夕刊に、「仕事と介護 両立の壁」というタイトルの記事を見つけました。
折しも、先日、介護従事者を中心とした読書会を取材したばかり。
現役世代が直面する、「仕事と介護との両立の難しさ」をあらためて痛感させられました。
僕の自己紹介にもある通り、09年秋、これから起業しようと考える方たちを対象とした「創業塾」というセミナーに参加したんですが、
参加者の中に、「親の介護で仕事を続けるのが厳しいから」という理由で、起業を考えている方がいらっしゃいました。
今は親が元気だからいいけど、実際、認知症などで介護が必要になったとしたら、どうやって家族を養いながら面倒を見ていけばいいのか…。
とても考えさえられたのを覚えています。
今日、新聞で見つけた記事には、小見出しで「ある日突然やってくる」とありました。
でも、常日頃から「いつかはやってくる」と考え、事前に知識を身に付けておくことはできるはずです。
確実にやってくるとは限らないが、かなり高い確率でやってくる「親の介護」。
迫りくる現実から目をそむけるのではなく、きちんと「備え」だけはしておきたいものです。
2011年08月22日
予想どおりに不合理。
以前から読みたいなぁ〜と思っていた一冊。
最近、個人的にはまっている「行動経済学」について書かれた本のひとつ、ダン アリエリー著『予想どおりに不合理』(早川書房)です。
本来、経済学とは、「合理的に動く人間」を想定しているわけですが、実際、人の行動を観察してみると、そんなに合理的なものばかりではありません。
この本では、そんな「人が非合理に動く事例」を数多く紹介していますが、その中には、ビジネスにそのまま応用できるネタもたくさんあります。
例えば、(ちょっと本の中身とは違いますが…)
とある飲食店に、600円と800円のメニューが並んでいるとします。
店主とすれば、利益を考えると800円のメニューを注文してほしい。でも、実際にはなかなか800円の方を注文してもらえない。
そんな時は、より高いメニュー、例えば1000円のメニューを追加してみる。
それだけで、ぐっと800円のメニューを注文してもらえる確率が高くなるそうです。
…とまあ、こんな、思わずへぇ〜と言いたくなるようなネタがいっぱいでして、
なかには、合コンには、自分よりも少しだけ不細工なぐらいの人を連れていくと、自分の魅力がアップしてみえる、なんていう「明日にも使えそうな恋愛高等テク」も!(笑)
単なる筆者の主張や経験則ではなく、きちんとした統計や実験に基づいたものばかりのようですし、、
この手のトピックがお好きな方はもちろん、そうでない方も興味深く読める一冊だと思います!
最近、個人的にはまっている「行動経済学」について書かれた本のひとつ、ダン アリエリー著『予想どおりに不合理』(早川書房)です。
本来、経済学とは、「合理的に動く人間」を想定しているわけですが、実際、人の行動を観察してみると、そんなに合理的なものばかりではありません。
この本では、そんな「人が非合理に動く事例」を数多く紹介していますが、その中には、ビジネスにそのまま応用できるネタもたくさんあります。
例えば、(ちょっと本の中身とは違いますが…)
とある飲食店に、600円と800円のメニューが並んでいるとします。
店主とすれば、利益を考えると800円のメニューを注文してほしい。でも、実際にはなかなか800円の方を注文してもらえない。
そんな時は、より高いメニュー、例えば1000円のメニューを追加してみる。
それだけで、ぐっと800円のメニューを注文してもらえる確率が高くなるそうです。
…とまあ、こんな、思わずへぇ〜と言いたくなるようなネタがいっぱいでして、
なかには、合コンには、自分よりも少しだけ不細工なぐらいの人を連れていくと、自分の魅力がアップしてみえる、なんていう「明日にも使えそうな恋愛高等テク」も!(笑)
単なる筆者の主張や経験則ではなく、きちんとした統計や実験に基づいたものばかりのようですし、、
この手のトピックがお好きな方はもちろん、そうでない方も興味深く読める一冊だと思います!