結構、ありますよね。
若いビジネスパーソン向けに新しく創設された星海社新書。“武器としての教養”をキャッチフレーズに、次世代に向けた本を続々と刊行しておりますが、その中の話題の一冊がこれ。『仕事をしたつもり』です。
すごく頑張って働いているにも関わらず、なんだかあんまり仕事がはかどっていない。そんなことって、誰しも経験のあることですよね?
この本では、仕事をやったつもりに陥りやすい「ムダなこと」を洗い出し、その状態からいち早く抜け出そうと説いています。
読み進めていくと、「ビジネス書の速読」、「1日200件の電話をするという目標」、「形だけの年賀状」など、自分の身の回りにも、一生懸命やっているようで「意味のない」ことってたくさんあるものだなと、あらためて考えさせられます。
もちろん「意味のある・なし」を判断するのは自分自身。
個人的には、良書を探し出すためにも、年間100冊以上の本を速読することはムダではないと思いますし、この本で「意味がない」と言われるものがすべていらないとは思いませんが
自分の仕事のスタンスを見直すいいきっかけにはなりそうな一冊です。