タマネギの栽培をはじめた当初、
80代の大先輩に言われた言葉があります。
「タマネギも生きもんじゃから、声をかけてやらないかんぞ、ええか?」
正直、最初はなんだか半信半疑でした。
でも、ある雪の日、
すっぽりと雪に覆われた畑の中で、タマネギの葉だけが顔を出している光景を目にし、
ああ、やっぱり野菜たちも生き物なんだなぁ〜とつくづく実感しました。
今日の畑にも、そんな景色が広がっています。
普段、私たちは、
自分の力だけで生きているように思いがちですが、
もっと大きな「いのちのつながり」の中で生きているんだ――。
そんなことを思った、ある雪の日でした。
2012年02月02日
世界でいちばん!日本経済の実力。
そうか、日本経済って、破綻しようがないのね。
世界でいちばん!日本経済の実力 [単行本] / 三橋 貴明 (著); 海竜社 (刊)
最近テレビでもお馴染みになってきた経済評論家・中小企業診断士の三橋貴明氏の著書。ちょっと前の発刊になるので、欧州危機のトピックなどはタイムリーではありませんが、日本の財政問題について、丁寧に解説してくれているのがなかなかグッドです!
本書によれば、今の日本の現状を見渡して「破たんする!」なんて議論すること自体が、そもそもトンチンカンな話なんだそうな。
日本の借金はほとんどが円建てのもの。だから「借金を返せなくなって…」みたいなことは起こらないらしいです。
僕なりに解釈してすご〜く簡単に説明してみると…、、、
ここに「平井王国」という国があります。国の通貨は「ヒラ」です(笑…安そう)。
平井王国は、国民などに対して「100億ヒラ」の借金を抱えてしまいました。どうしても返せそうにない。そんな時はどうすればいいか。そう、平井王国銀行が「100億ヒラ」を印刷して返せばいいのです。
だから、インフレなどの弊害は起こるかもしれませんが、自分の国の通貨の借金で、国が破たんしてしまうなんてことは起こりようがない。しかも日本は今、長期間のデフレから抜け出だせずにいます。
ただ、これが「平井王国が、100億ドル借金した」となると話は別です。だって、自分の国でアメリカの通貨である「ドル」を印刷するわけにはいかないですから。国家ぐるみで偽札作りなんて、それこそ国家転覆ものの大問題です(笑)。まさしく『カリオストロの城』状態(←分かる人には分かる??)
だから、借金のほとんどを、日本円建てで国民から借金している日本政府は、今のところ財政破たんの危険はないんです。
…と、詳細をかなりすっとばして説明しましたので、「正確にはちょっと違う」という部分もあると思いますが、「日本が当面は破たんしない!」という根拠はこんな感じ。
なお、本書では、もっと詳しく「日本経済のからくり」みたいなことを解説してくれています。
もちろんこの主張に反論する専門家もいるんでしょうが、「日本経済の破たん」を声高に叫ぶ論者が多い昨今だけに、物事を公平・中立に見る目を養うためにも、決して読んでソンはない良書だと思います。ぜひ!
世界でいちばん!日本経済の実力 [単行本] / 三橋 貴明 (著); 海竜社 (刊)
最近テレビでもお馴染みになってきた経済評論家・中小企業診断士の三橋貴明氏の著書。ちょっと前の発刊になるので、欧州危機のトピックなどはタイムリーではありませんが、日本の財政問題について、丁寧に解説してくれているのがなかなかグッドです!
本書によれば、今の日本の現状を見渡して「破たんする!」なんて議論すること自体が、そもそもトンチンカンな話なんだそうな。
日本の借金はほとんどが円建てのもの。だから「借金を返せなくなって…」みたいなことは起こらないらしいです。
僕なりに解釈してすご〜く簡単に説明してみると…、、、
ここに「平井王国」という国があります。国の通貨は「ヒラ」です(笑…安そう)。
平井王国は、国民などに対して「100億ヒラ」の借金を抱えてしまいました。どうしても返せそうにない。そんな時はどうすればいいか。そう、平井王国銀行が「100億ヒラ」を印刷して返せばいいのです。
だから、インフレなどの弊害は起こるかもしれませんが、自分の国の通貨の借金で、国が破たんしてしまうなんてことは起こりようがない。しかも日本は今、長期間のデフレから抜け出だせずにいます。
ただ、これが「平井王国が、100億ドル借金した」となると話は別です。だって、自分の国でアメリカの通貨である「ドル」を印刷するわけにはいかないですから。国家ぐるみで偽札作りなんて、それこそ国家転覆ものの大問題です(笑)。まさしく『カリオストロの城』状態(←分かる人には分かる??)
だから、借金のほとんどを、日本円建てで国民から借金している日本政府は、今のところ財政破たんの危険はないんです。
…と、詳細をかなりすっとばして説明しましたので、「正確にはちょっと違う」という部分もあると思いますが、「日本が当面は破たんしない!」という根拠はこんな感じ。
なお、本書では、もっと詳しく「日本経済のからくり」みたいなことを解説してくれています。
もちろんこの主張に反論する専門家もいるんでしょうが、「日本経済の破たん」を声高に叫ぶ論者が多い昨今だけに、物事を公平・中立に見る目を養うためにも、決して読んでソンはない良書だと思います。ぜひ!