2012年03月19日

鎮魂。

仕事の合間を縫って、

友人のカメラマンさんの個展に足を運んできました。


タイトルは、『鎮魂とひまわり』。

そう、写真はすべて、東日本大震災の被災地を収めたものです。

DSC_1155.JPG


凄惨な現場をただ追うのではなく、等身大のひとりの人間として、

現地に残された自然や、人々の表情を素直に捉えた写真の数々……。



そこには、なにか、瓦礫の山を見せられる以上に、

「リアルな悲惨さ」「人間の無力さ」がにじみ出ているような気がしました。



「本当の瓦礫は、被災者の心の中にこそある」。


個展を主催しているカメラマンさんの言葉ですが、

復興は、本当にまだ始まったばかりなんだ、と痛感させられます。




この個展の開催は、明日20日が最終日。

名古屋・大須にあるフォト&アートギャラリー「プシュケ」で行われています。

こちら方面にお出かけの方は、ぜひ!

posted by もっぴ at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする