仕事の合間を縫って、
友人のカメラマンさんの個展に足を運んできました。
タイトルは、『鎮魂とひまわり』。
そう、写真はすべて、東日本大震災の被災地を収めたものです。
凄惨な現場をただ追うのではなく、等身大のひとりの人間として、
現地に残された自然や、人々の表情を素直に捉えた写真の数々……。
そこには、なにか、瓦礫の山を見せられる以上に、
「リアルな悲惨さ」「人間の無力さ」がにじみ出ているような気がしました。
「本当の瓦礫は、被災者の心の中にこそある」。
個展を主催しているカメラマンさんの言葉ですが、
復興は、本当にまだ始まったばかりなんだ、と痛感させられます。
この個展の開催は、明日20日が最終日。
名古屋・大須にあるフォト&アートギャラリー「プシュケ」で行われています。
こちら方面にお出かけの方は、ぜひ!