2012年03月30日

訪問販売の断り方。

息子があれだけ仕事していたにも関わらず、

実は、ウチの親は、訪問販売にめっぽう弱いです。


先日も、とあるふとん会社の訪問販売員がうちに来て、

母親がしっかり話し込んでいるところを割って入り、

丁重にお断りしたばかり。。。


で、当の本人は、

「話を聞いてあげてただけだから、いいじゃない!」といっていました。



別に僕は、訪問販売自体が悪いとは思っておりません。

それよりもむしろ、この「話を聞いてあげる」という態度の人の方が

かえってタチが悪かったりする。


はっきり断るのは、なんだか申し訳ない、かわいそう。

どうせなら、あいまいに断って、「いい人」でいたい――。


こうした発想は、ある意味「日本人的」なのかもしれませんが、

あくまで相手は、訪問“販売”が目的。単なる「話し相手」とは違うのです。



彼らには、おそらく日々の契約ノルマがあるでしょう。

ひとつの訪問時間が長引けば、その分、見込み客と面談する回数は減ってしまう。

いきおい、「この人に契約してもらわなきゃ、今日は後がない!」という焦りが生じ、

契約を取るために、なんだか押し売りまがいのセールスになってしまう――。



きっぱり断るのは、なんだか気が引けるという、そこのあなた!

もちろん買う気があれば、営業さんの話に耳を傾けるのは結構なことですが、

全く買う気がないのであれば、早めにきちんとお断りしましょう。


「いりません」

「お引き取り下さい」


強い断り文句を発するのに慣れていない人も、

「この営業マンのためにも、早めに断ってあげなければ」という発想でいけば、

きちんと断ることができるはずです。



…って、ホントは、自分の母親に一番いいたんですけど、

息子の意見には、なかなか耳を貸さんだろうなぁ〜。。。

posted by もっぴ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする