![風立ちぬ サウンドトラック [Soundtrack] / 読売日本交響楽団 (演奏) (CD - 2013) 風立ちぬ サウンドトラック [Soundtrack] / 読売日本交響楽団 (演奏) (CD - 2013)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41%2B6jQ7ax6L._SL160_.jpg)
※ちなみに画像はサウンドトラックのアフィリエイトです。
今日は久々の映画から。話題のジブリ映画『風立ちぬ』です。
公開されてからだいぶ経ちますので、すでに「観たよ!」という方も多いと思いますが、僕も先日、前々からぜひ見てみたいと言い続けてきた相方と一緒に見てきました。
で、見終わった後の率直な感想ですが、「え?」という感じでした。こりゃ賛否両論巻き起こるだろうな、と。全体的に淡々とストーリーが進んでいきますし、夢の中を描いた描写も多くて、いまいち話が見えずらい。期待が大きかっただけに、「なんだか失敗だったなぁ」なんて、夫婦で映画館を後にしたのでした。
ただ、不思議なんですけど、映画を鑑賞した後に、どこか胸につかえるような変な気持ちが残りました。今までのジブリ映画とは明らかに一線を画す、なんともいえない余韻…。
これこそが宮崎駿監督が生み出したかったものだとすれば、これはこれで見事な作品なのかもしれないな。しばらくしてそんな風に考えるようになりました。
賛否両論あると思います。でも、いろんな意味で見ておいて損はない映画だと思います。監督が引退を発表した今、さらにそんな思いを強くする次第です。
…まあ、来年あたり「やっぱ、引退撤回!」なんてことを期待しなくもないですが。個人的には、有終の美は『天空の城ラピュタ』みたいな痛快なエンターテイメント作品で飾ってほしかったなぁ〜。