それが、これです。
もう、カバーデザインからタイトルから「まんま」なんですけど、この本、いろんな人たちのファミコンの思い出をつづった一冊なのです。
実は、僕がフリーライターを目指すきっかけになったのが、ゲームのネタをまとめた原稿でした。
それを見た見知らぬ人から、「本格的にライターになったいいのに」と言われたのが、営業マン時代。
そして、会社を辞め、小さな出版社に入り、そこで初めて書いた記事も、当時の新作ゲームの紹介文でした。
…なんだか、真性のゲームオタクのような話ですけど。。。(それとも、「ような」ではない?・笑)
今じゃまったく関係のない原稿ばかり書いているんですから、人生面白いものです。
と、そんな僕が、フリーになり、偶然にもファミコンの思い出を語るサイトを発見し、おもむろに投稿したのが、もう10年近く前のこと。
投稿したことすらすっかり忘れていたんですけど、先日、ふと「どうなったかな?」とサイトを覗いてみると、「本になりました!」との案内を発見。どうやら一昨年、サイトの投稿文をまとめる形で本になっていたらしく、掲載者には本を贈呈しますのでご連絡を!…とのことで、先日、その本が手元に届いたわけです。
それにしても、ファミコンかぁ〜。やったなぁ〜。
あの頃が、一番ゲームが面白かったと思うのは、年齢のせいでしょうか(笑)。
今ではセーブが消えるなんて、クレームものでしょうけど、
当時は、それもコミコミで、大冒険だった気がします。
おおらかな時代でした。
ちなみに、本のネタ元であるサイトは、いまだに健在でして、
本を購入しなくても、掲載者以外の投稿まで、すべて見れちゃったりします。
人の投稿を眺めながら、「あった、あった!」なんて、
ディープな思い出に浸ってみるのも、なかなか楽しいかもしれません(人によっては、でしょうが)。
サイトはこちらです。→思い出のファミコン
ところで、僕の投稿は?というと、日本のゲーム史を代表する名作PRGにまつわるもの。ヤッターマンのキャラデザイン…、と、ここまで言ったらほとんど答えですかね(分かるかな?)
以上、タイムボカン、…じゃなかった、タイムカプセルを開けたようなお話でした。