最近の我が家のブームは、『妖怪ウォッチ』です。
どうやら今、小学生を中心に大流行みたいですね。
元々ゲームが出発点のようで、近頃発売された『2』は、
早くも『1』の販売本数を上回る勢いだそうな。
さて、この『妖怪ウォッチ』、簡単に言うと、
タイトル通り、妖怪が出てくるお話です。
妖怪ウォッチとは、妖怪たちが見えるようになる道具で、
主人公は、世の中にいるいろんな妖怪たちと友達となり、
その力を借りていろんな問題を解決していきます。
妖怪、といっても、怖〜いおばけ、というわけではなく、
どの妖怪もコミカルで、憎めないキャラクターばかり。
僕ら世代でいえば、『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する
ネズミ男が盛りだくさん、といった感じでしょうか(ちょっと違うか…)。
最初のうちは子ども向けのアニメだと甘く見ていた僕ですが、
ところがどっこい、これがなんだか面白い!
妖怪の名前がいちいちオヤジギャグ的ネーミングですし、
シーンの随所に30代の親世代をくすぐる小ネタが満載!
現在のエンディングテーマ曲は、数年前に流行った
『ビリーズブートキャンプ』のオマージュですし。
そしてなにより、物語のコンセプトになっているのがこれ。
この世で起きる不可解な出来事は全て妖怪の仕業である――。
登場する妖怪たちは、
気持ちをほのぼのさせる「ホノボ〜ノ」、
気持ちをドンヨリさせる「ドンヨリ〜ヌ」、
何でも忘れさせる「忘れん帽」、
存在を地味にする「ジミー」、などなど。
身の周りで起こるイヤなことは、
もう、すべて妖怪のせいにしちゃえ! っていう(笑)
ん? もしかしたら、
僕が締め切り間際にならないと仕事できないのは、
妖怪「シメキリギリス」の仕業、なのかもしれない。
何かと悩みの多いストレス社会、
時には「妖怪のせいだからしょうがない!」と割り切ることが、
意外と、心の平安を取り戻す特効薬になったりして。
2014年07月19日
2014年07月18日
4歳の魔法使い。
突然ですが、うちには「魔法使い」がいます。
なんでも先日、近くの100円ショップで、
姉妹揃っておもちゃのリボンを購入したらしく、
我が家では現在、2人による「魔法の猛特訓」が
日夜繰り広げております。
で、昨日、下の娘がその魔法の一つを、
僕に向かって披露してくれました。
くるりん、くるりん、
笑顔になぁれ〜♪
4歳児にこんな魔法をかけられて、
果たして、笑顔にならない親が
地球上に存在するのでしょうか(笑)
今回はオレンジのリボンでしたが、
他にも「メロメロ」という魔法が使えるんだそうな(笑)
そして、ピンクの方では、攻撃の魔法を練習中。
どんな「親への攻撃」が待ち受けているのか、
今からちょっとドキドキします。。。
と、本日は、親バカ日記でした。
僕も、こんな娘たちの親として、
周りの人を笑顔にさせる「魔法」を
使えるようにならないとな、と思います。
なんでも先日、近くの100円ショップで、
姉妹揃っておもちゃのリボンを購入したらしく、
我が家では現在、2人による「魔法の猛特訓」が
日夜繰り広げております。
で、昨日、下の娘がその魔法の一つを、
僕に向かって披露してくれました。
くるりん、くるりん、
笑顔になぁれ〜♪
4歳児にこんな魔法をかけられて、
果たして、笑顔にならない親が
地球上に存在するのでしょうか(笑)
今回はオレンジのリボンでしたが、
他にも「メロメロ」という魔法が使えるんだそうな(笑)
そして、ピンクの方では、攻撃の魔法を練習中。
どんな「親への攻撃」が待ち受けているのか、
今からちょっとドキドキします。。。
と、本日は、親バカ日記でした。
僕も、こんな娘たちの親として、
周りの人を笑顔にさせる「魔法」を
使えるようにならないとな、と思います。
2014年07月16日
苦難の誕生日。
タイトルに「誕生日」と書きましたが、
僕の誕生日ではありません。
すでに日付は変わってしまいましたが、
昨日、7月15日は、「FC」の誕生日でした。
W杯の熱気冷めやらぬ今だと、
「FC」といえばサッカーを連想する方も多いでしょうが、
いえいえ違います、もっとインドアな代物、
そうです、ファミリーコンピュータ、ファミコンです。
ファミコンは、1983年7月15日に発売されました。
以来、31年の月日が流れたわけですが、
この間にゲームを取り巻く環境は、
本当にがらりと変わったと思います。
特に、ファミコンを生んだ任天堂は今、
大変な苦境に立たされています。
ファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドー64、
ゲームキューブ、Wii(実はUの方はまだです…)と、
ほとんど浮気をせず任天堂と共に歩んできた僕にとって、
任天堂を取り巻く今の状況は、なんだか悲しい気がします。
手軽にどこでも遊べる携帯ゲームに押され、
完全に劣勢に立たされた格好ですが、
任天堂が生み出したゲームは、
今なお輝きを放ち続けていると思います。
というわけで、実際に試してみました。
うちの娘たちに、「世界で最も売れたゲーム」、
スーパーマリオブラザーズをプレイさせてみたのです。
結果、i-Padでゲームをしていた娘たちが、
「キノコが大好きな髭のおじさん」を取り合うことになりました。
いやぁ、モテモテ。うらやましい限りです。
必ずしもスマホ向けのゲームすべてが悪いわけではないですが、
親としては、簡単にネット&課金に繋がりかねないゲームというのは、
なかなか手軽に遊ばせられないというのが本音です。
その点、任天堂には頑張って、
子どもたちが夢中になり、親もなんだか安心できる
そんな良質なゲームを作り続けてほしいものです。
もちろん、プレイ時間は節度を持って、が大前提ですが。
やっぱり我が家は、「ゲームは1日1時間」かな。
僕の誕生日ではありません。
すでに日付は変わってしまいましたが、
昨日、7月15日は、「FC」の誕生日でした。
W杯の熱気冷めやらぬ今だと、
「FC」といえばサッカーを連想する方も多いでしょうが、
いえいえ違います、もっとインドアな代物、
そうです、ファミリーコンピュータ、ファミコンです。
ファミコンは、1983年7月15日に発売されました。
以来、31年の月日が流れたわけですが、
この間にゲームを取り巻く環境は、
本当にがらりと変わったと思います。
特に、ファミコンを生んだ任天堂は今、
大変な苦境に立たされています。
ファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドー64、
ゲームキューブ、Wii(実はUの方はまだです…)と、
ほとんど浮気をせず任天堂と共に歩んできた僕にとって、
任天堂を取り巻く今の状況は、なんだか悲しい気がします。
手軽にどこでも遊べる携帯ゲームに押され、
完全に劣勢に立たされた格好ですが、
任天堂が生み出したゲームは、
今なお輝きを放ち続けていると思います。
というわけで、実際に試してみました。
うちの娘たちに、「世界で最も売れたゲーム」、
スーパーマリオブラザーズをプレイさせてみたのです。
結果、i-Padでゲームをしていた娘たちが、
「キノコが大好きな髭のおじさん」を取り合うことになりました。
いやぁ、モテモテ。うらやましい限りです。
必ずしもスマホ向けのゲームすべてが悪いわけではないですが、
親としては、簡単にネット&課金に繋がりかねないゲームというのは、
なかなか手軽に遊ばせられないというのが本音です。
その点、任天堂には頑張って、
子どもたちが夢中になり、親もなんだか安心できる
そんな良質なゲームを作り続けてほしいものです。
もちろん、プレイ時間は節度を持って、が大前提ですが。
やっぱり我が家は、「ゲームは1日1時間」かな。
2014年07月14日
日本らしいサッカーと、野球。
W杯、終わりましたね。そして、ドイツの優勝。
いまさらですが、日本はなかなか残念な結果でした。
個人的には、サッカーだけでなく
野球もいつしかあんまり見なくなり、
スポーツとはかなり縁遠い
生粋の「にわかファン」になり下がってしまいましたが、
それでも、日本代表の惨敗は悔しい限りです。
ところで、これもすでに何度となく話題となっておりますが、
日本らしいサッカー。これって何なんでしょうね。
選手たちは、自分たちらしいサッカーはこうだ、と目標設定し、
それに向かって全力で取り組んだのですから、
それはそれで、納得できる結果だったのだとは思います。
ただ、結局のところ、「日本らしいとは何なの?」という
疑問だけが残った感じが個人的にはしています。
どちらかといえば、サッカーよりも多少は明るい野球ですが、
こちらの「日本らしさ」は、「守り」にあるように思います。
バントを使って進塁したり、小技を駆使したり。
ホームランの打ち合いよりも、行き詰る投手戦の方が、
どちらかといえば、「日本人らしい野球」な気がします。
なんだか、スポーツによって、
「日本らしさ」は、ずいぶん違うみたいですね。
ガップリ四つで相手をなぎ倒す
胸のすくような豪快な勝ち方もいいですけど、
自分たちの戦力をきちんと見極めたうえで、
守りを固めて、相手の弱点を突く。
そんな戦い方も面白いと思うけどなぁ〜。
まあ、個人的に「守り」が好きなもので、
こんな簡単な分析で「守りこそ日本らしい」と片付けてしまうのは、
あまりに乱暴すぎるかもしれませんが。
小学生時代の将棋クラブでは、穴熊囲いを駆使し、
キャプテン翼で好きなのは、若林と若島津。
ドラクエのボス戦では、スクルトを唱えまくり、
聖闘士星矢では、アンドロメダ瞬の鎖が気になって仕方がない。
挙句の果てに、中学時代は好き好んでハンドボール部のキーパーに。
そうです、僕、とにかく「守り」が大好きな性分なんです。
それにしても、これだけ守ってばかりの人生なのに、
いきなりフリーライターなんて、今考えたら、攻めたねぇ〜。
いまさらですが、日本はなかなか残念な結果でした。
個人的には、サッカーだけでなく
野球もいつしかあんまり見なくなり、
スポーツとはかなり縁遠い
生粋の「にわかファン」になり下がってしまいましたが、
それでも、日本代表の惨敗は悔しい限りです。
ところで、これもすでに何度となく話題となっておりますが、
日本らしいサッカー。これって何なんでしょうね。
選手たちは、自分たちらしいサッカーはこうだ、と目標設定し、
それに向かって全力で取り組んだのですから、
それはそれで、納得できる結果だったのだとは思います。
ただ、結局のところ、「日本らしいとは何なの?」という
疑問だけが残った感じが個人的にはしています。
どちらかといえば、サッカーよりも多少は明るい野球ですが、
こちらの「日本らしさ」は、「守り」にあるように思います。
バントを使って進塁したり、小技を駆使したり。
ホームランの打ち合いよりも、行き詰る投手戦の方が、
どちらかといえば、「日本人らしい野球」な気がします。
なんだか、スポーツによって、
「日本らしさ」は、ずいぶん違うみたいですね。
ガップリ四つで相手をなぎ倒す
胸のすくような豪快な勝ち方もいいですけど、
自分たちの戦力をきちんと見極めたうえで、
守りを固めて、相手の弱点を突く。
そんな戦い方も面白いと思うけどなぁ〜。
まあ、個人的に「守り」が好きなもので、
こんな簡単な分析で「守りこそ日本らしい」と片付けてしまうのは、
あまりに乱暴すぎるかもしれませんが。
小学生時代の将棋クラブでは、穴熊囲いを駆使し、
キャプテン翼で好きなのは、若林と若島津。
ドラクエのボス戦では、スクルトを唱えまくり、
聖闘士星矢では、アンドロメダ瞬の鎖が気になって仕方がない。
挙句の果てに、中学時代は好き好んでハンドボール部のキーパーに。
そうです、僕、とにかく「守り」が大好きな性分なんです。
それにしても、これだけ守ってばかりの人生なのに、
いきなりフリーライターなんて、今考えたら、攻めたねぇ〜。
2014年07月13日
収穫の夏。
いよいよ、玉葱の種の収穫が始まりました。
2014年07月12日
僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか。
タイトル…、長い!
僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く -
すでにタイトルでネタばれしてる感が否めないですが、
ベルギー・ブリュッセル在住の
ジャーナリストの方が書かれた一冊。
賃金は低く、雇用は不安定で、税金は高いのに社会保障は減る。これではあまりに不公平ではないだろうか?これは「史上もっとも高学歴なのに職につけない世代」の物語である。
本書のカバーにはこんな風に書かれています。
高い学費を払って大学、さらには
大学院へと進学したにも関わらず、
その知識を活かすだけの職にありつけない。
そればかりか、非正規労働者として
その日暮らしの生活を強いられる…。
こうした状況は、どうも日本だけではないみたい。
学費の高騰により、学資ローンを利用せねばならず
卒業後、満足のいく収入が得られないため、借金返済に追われ、
両親にパラサイトするしか手立てがない。
どこかで聞いたような話ですが、
世界各地でそんな「高学歴な人たち」がたくさんいるようです。
そして、本書によれば、すでにアメリカよりも
ブラジルの方が高収入といった状況が生まれているのだとか。
高い賃金を求めて「新興国から先進国へ」ではなく、
「先進国から新興国へ」という流れが、
そのうち当たり前に出てくるのかもしれないですね。
やっぱり、今や世界の人たちと競争する時代なんでしょうか。
「よし、日本全土で英語を公用語に!」なんて、
誰かが言いださないことを願うばかりです…。
僕たちが親より豊かになるのはもう不可能なのか 各国「若者の絶望」の現場を歩く -
すでにタイトルでネタばれしてる感が否めないですが、
ベルギー・ブリュッセル在住の
ジャーナリストの方が書かれた一冊。
賃金は低く、雇用は不安定で、税金は高いのに社会保障は減る。これではあまりに不公平ではないだろうか?これは「史上もっとも高学歴なのに職につけない世代」の物語である。
本書のカバーにはこんな風に書かれています。
高い学費を払って大学、さらには
大学院へと進学したにも関わらず、
その知識を活かすだけの職にありつけない。
そればかりか、非正規労働者として
その日暮らしの生活を強いられる…。
こうした状況は、どうも日本だけではないみたい。
学費の高騰により、学資ローンを利用せねばならず
卒業後、満足のいく収入が得られないため、借金返済に追われ、
両親にパラサイトするしか手立てがない。
どこかで聞いたような話ですが、
世界各地でそんな「高学歴な人たち」がたくさんいるようです。
そして、本書によれば、すでにアメリカよりも
ブラジルの方が高収入といった状況が生まれているのだとか。
高い賃金を求めて「新興国から先進国へ」ではなく、
「先進国から新興国へ」という流れが、
そのうち当たり前に出てくるのかもしれないですね。
やっぱり、今や世界の人たちと競争する時代なんでしょうか。
「よし、日本全土で英語を公用語に!」なんて、
誰かが言いださないことを願うばかりです…。
2014年07月11日
我が家も情報流出!
「なんだか、知らないところからDM来てたよ」
どうやら、ウチも「被害者」になってしまった模様です。
先日、通信教育大手のベネッセから
個人情報の大量流出が発表されましたが、
その数、最大で2070万件!
す、すさまじい数字ですね。
で、そのうちの1件が、どうもウチみたい。
今後しばらくは、上下の娘たち宛てに
いろんな会社からDMが届くことになるんでしょうか。
住所、氏名だけでも大問題ですが、
もし仮に、支払いに関する情報が漏れたとしたら…。
最近、どうも経営がかんばしくないみたいですから、
カード番号などが大量に流出していたとなったら、
会社の存続すら危なくなってくるかもしれないですね。
個人情報の取り扱いには、くれぐれも注意したいものです。
デジタルデータってとても便利ですが、
これだけ簡単に情報漏えいしてしまうことを考えると、
中小・零細の規模なら、
アナログ回帰する方が正解だったりして。
顧客データの紙の束を何千枚も持ち運ぶなんて
おそらく至難の業ですし。(間違いなく腰を痛める…)
サイバーテロには、
黒電話がめっぽう強いみたいな話もあるくらいですし、
データ管理も、アナログの方がリスクが少なくていいのかも。
僕の場合、単に使いこなせくて、アナログのことが多いですが…。
ところで、ベネッセへの転身で話題になった原田さんですが、
就任いきなりの大問題発生で、今後はどうなることでしょう。
人生、なかなかうまくはいかないものですね。
どうやら、ウチも「被害者」になってしまった模様です。
先日、通信教育大手のベネッセから
個人情報の大量流出が発表されましたが、
その数、最大で2070万件!
す、すさまじい数字ですね。
で、そのうちの1件が、どうもウチみたい。
今後しばらくは、上下の娘たち宛てに
いろんな会社からDMが届くことになるんでしょうか。
住所、氏名だけでも大問題ですが、
もし仮に、支払いに関する情報が漏れたとしたら…。
最近、どうも経営がかんばしくないみたいですから、
カード番号などが大量に流出していたとなったら、
会社の存続すら危なくなってくるかもしれないですね。
個人情報の取り扱いには、くれぐれも注意したいものです。
デジタルデータってとても便利ですが、
これだけ簡単に情報漏えいしてしまうことを考えると、
中小・零細の規模なら、
アナログ回帰する方が正解だったりして。
顧客データの紙の束を何千枚も持ち運ぶなんて
おそらく至難の業ですし。(間違いなく腰を痛める…)
サイバーテロには、
黒電話がめっぽう強いみたいな話もあるくらいですし、
データ管理も、アナログの方がリスクが少なくていいのかも。
僕の場合、単に使いこなせくて、アナログのことが多いですが…。
ところで、ベネッセへの転身で話題になった原田さんですが、
就任いきなりの大問題発生で、今後はどうなることでしょう。
人生、なかなかうまくはいかないものですね。
2014年07月10日
今日もいい天気 原発事故編。
今年は、はじめて「原発ゼロの夏」らしいですね。
今日もいい天気 原発事故編 (アクションコミックス) -
個人的には、現状での原発再稼働に何としても反対!という立場ではないんですけど、まぁそれは別として、いまだ福島原発事故で苦しんでいる方が大勢いらっしゃることはとても悲しいこと。そのあたり、福島で暮らす人たちの日常や思いをストレートに感じさせてくれる一冊です。
元々、田舎暮らしを描いたエッセイ的な漫画になる予定だったみたいですが、その移住先が福島県だったことから、いやおうなく福島原発とそれに振り回される人たちの暮らしを描くことになり…。とまあ、あとは読んでもらうのが一番だと思います。
漫画だし、随所に作者なりのユーモアがちりばめられていて、「右」やら「左」やら、そういうのはうっとうしくて…という方でもすんなり読んでいただけるかと。
今日もいい天気 原発事故編 (アクションコミックス) -
個人的には、現状での原発再稼働に何としても反対!という立場ではないんですけど、まぁそれは別として、いまだ福島原発事故で苦しんでいる方が大勢いらっしゃることはとても悲しいこと。そのあたり、福島で暮らす人たちの日常や思いをストレートに感じさせてくれる一冊です。
元々、田舎暮らしを描いたエッセイ的な漫画になる予定だったみたいですが、その移住先が福島県だったことから、いやおうなく福島原発とそれに振り回される人たちの暮らしを描くことになり…。とまあ、あとは読んでもらうのが一番だと思います。
漫画だし、随所に作者なりのユーモアがちりばめられていて、「右」やら「左」やら、そういうのはうっとうしくて…という方でもすんなり読んでいただけるかと。
2014年07月09日
死を食べる。
たまたま、子どもの読書コーナーで発見。
死を食べる―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈2〉 -
仕事を兼ねて、家族と一緒に三重県津市にある「三重県総合博物館」に足を運んだところ、子ども向けのコーナーに、ちょっとした絵本や図鑑を集めた書棚がありまして、そこで偶然に嫁さんが見つけたのがこの本。
タイトルがなかなか衝撃的ですよね。『死を食べる』。どうやら長年、動物写真家として活躍されている方が出した一冊のようです。
その中身は?というと、メインは偶然見つけたキツネの死骸を、定点カメラで撮影し続けた写真の紹介です。
もし食事中の方がいたら先に謝っておきますが、具体的には、キツネの死骸にハエがたかり、鳥や虫たちに肉をついばまれ、その後、体内から大量のウジが溢れ…と、なんともすさまじい姿が収められています。
そのほかにも、動物や魚たちの死骸の写真が並びます。そして、その死骸に群がり、自らの生きる糧を得ている、虫、鳥、動物たち…。
そして、最後の1枚は、スーパーの売り場でよく見かけるパック詰めの刺身、です。
私たち人間も、死を食べ、生きているんだ――。
そんなメッセージが強烈に伝わってくる素晴らしい一冊だと思います。
読了まで正味、10分程度。 機会があれば、ぜひご一読を!
死を食べる―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈2〉 -
仕事を兼ねて、家族と一緒に三重県津市にある「三重県総合博物館」に足を運んだところ、子ども向けのコーナーに、ちょっとした絵本や図鑑を集めた書棚がありまして、そこで偶然に嫁さんが見つけたのがこの本。
タイトルがなかなか衝撃的ですよね。『死を食べる』。どうやら長年、動物写真家として活躍されている方が出した一冊のようです。
その中身は?というと、メインは偶然見つけたキツネの死骸を、定点カメラで撮影し続けた写真の紹介です。
もし食事中の方がいたら先に謝っておきますが、具体的には、キツネの死骸にハエがたかり、鳥や虫たちに肉をついばまれ、その後、体内から大量のウジが溢れ…と、なんともすさまじい姿が収められています。
そのほかにも、動物や魚たちの死骸の写真が並びます。そして、その死骸に群がり、自らの生きる糧を得ている、虫、鳥、動物たち…。
そして、最後の1枚は、スーパーの売り場でよく見かけるパック詰めの刺身、です。
私たち人間も、死を食べ、生きているんだ――。
そんなメッセージが強烈に伝わってくる素晴らしい一冊だと思います。
読了まで正味、10分程度。 機会があれば、ぜひご一読を!
2014年07月08日
たぶん日刊ヒライ新聞。
・なんだか農業をしていると、ふと頭の中に
お金の価値ってなんだろう、という疑問が湧く時がある。
通帳に並ぶ0の数を眺めて一喜一憂し、
電子マネーでピッとやればモノが手に入る。
お金の記号化がどんどんと進んでいくなかで、
どうも最近、改めて「お金とは何か」を考えてしまう。
以前、あるビジネス書を読んだ時、
「大富豪の気分を味わう方法」が紹介されていた。
そこには、このように書かれていた。
「通帳の残高に、自分で好きなだけ0を足せばいい」と。
お金持ちだからといって、普段の暮らしが変わるわけじゃない。
意外に、庶民と変わらない生活を送っている、という意味だ。
お金が存在することの価値は、
「物を交換するための手段」にあると言われる。
じゃあ、物々交換で暮らしを成立させることって
本当に無理なんだろうか。
もちろん、今の社会を維持していくために
すべてを物々交換に切り替えることは、たぶん無理だと思う。
けれど、インターネットが爆発的に普及し、
手の平の端末から世界中につながる時代がやってきた。
そんな今なら、貨幣なしでも結構イケるんじゃないか、と。
最近、インターネットをうまく使えば、
世界的な物々交換市場が作れるのでは、なんて考える。
だって、ネット社会以前では絶対にありえなかった、
「個対個のつながり」が、これだけ容易に成立するのだから。
そして、物々交換中心の社会にシフトすれば、
グローバル資本主義を牛耳る
ひと握りのマネーゲームの主たちがいなくなり、
とても豊かな未来が待っているのではないか。
みんなが自分で作り出せる価値を持ち寄り、
作り手の顔を互いに見ながら、大切に交換しあう。
そんな社会の姿こそ、しごくまっとうなものだと思う。
そろそろ、そんな世界を、
取り戻すべき時なのかもしれない。
今日も、「たぶ日」に来てくれてありがとうございます。
なんだか気まぐれで、「ほぼ日」風に書いてみました。
お金の価値ってなんだろう、という疑問が湧く時がある。
通帳に並ぶ0の数を眺めて一喜一憂し、
電子マネーでピッとやればモノが手に入る。
お金の記号化がどんどんと進んでいくなかで、
どうも最近、改めて「お金とは何か」を考えてしまう。
以前、あるビジネス書を読んだ時、
「大富豪の気分を味わう方法」が紹介されていた。
そこには、このように書かれていた。
「通帳の残高に、自分で好きなだけ0を足せばいい」と。
お金持ちだからといって、普段の暮らしが変わるわけじゃない。
意外に、庶民と変わらない生活を送っている、という意味だ。
お金が存在することの価値は、
「物を交換するための手段」にあると言われる。
じゃあ、物々交換で暮らしを成立させることって
本当に無理なんだろうか。
もちろん、今の社会を維持していくために
すべてを物々交換に切り替えることは、たぶん無理だと思う。
けれど、インターネットが爆発的に普及し、
手の平の端末から世界中につながる時代がやってきた。
そんな今なら、貨幣なしでも結構イケるんじゃないか、と。
最近、インターネットをうまく使えば、
世界的な物々交換市場が作れるのでは、なんて考える。
だって、ネット社会以前では絶対にありえなかった、
「個対個のつながり」が、これだけ容易に成立するのだから。
そして、物々交換中心の社会にシフトすれば、
グローバル資本主義を牛耳る
ひと握りのマネーゲームの主たちがいなくなり、
とても豊かな未来が待っているのではないか。
みんなが自分で作り出せる価値を持ち寄り、
作り手の顔を互いに見ながら、大切に交換しあう。
そんな社会の姿こそ、しごくまっとうなものだと思う。
そろそろ、そんな世界を、
取り戻すべき時なのかもしれない。
今日も、「たぶ日」に来てくれてありがとうございます。
なんだか気まぐれで、「ほぼ日」風に書いてみました。
2014年07月07日
ものづくりは、気持ち。
モノを作るということは、
どれだけ「気持ち」を入れるか、だと思う。
どんな単純作業であっても、
そこに気持ちを入れるかどうかで、
出来栄えは違ってくる。
****
先日うかがった、とある会社で、
店舗設計に携わる方からお聞きした言葉でした。
僕も、気持ちを込めて、文章を書かねば。
改めてそう感じた取材でした。
どれだけ「気持ち」を入れるか、だと思う。
どんな単純作業であっても、
そこに気持ちを入れるかどうかで、
出来栄えは違ってくる。
****
先日うかがった、とある会社で、
店舗設計に携わる方からお聞きした言葉でした。
僕も、気持ちを込めて、文章を書かねば。
改めてそう感じた取材でした。
2014年07月06日
年金崩壊の「その後」を考えてみる。
どうやら年金は、もうアカンみたいですねぇ〜。(遠い目)
先日、6月3日に厚生労働省が発表した「財政検証」によれば、
30年後の国民年金の給付額を現在価値に換算すると、
満額で月額4万円ぐらいになるんだそうな。
月額4万円…。厳しい、厳しすぎる…。
今回の財政検証で、悪い予測を発表したことは
「評価に値する」と見る向きもあるようですが、
30年後、「あの時、ちゃんと悪い予測も出したでしょ!」と、
責任逃れするための発表になっている感じがモロに伝わってきます。
遺族年金とか障害年金とかもありますから、
若い世代にとって意味のない制度とは言えませんが、
私たち30代が老後を迎えた時には、
全くアテにならない代物になっていることは、
ほぼ間違いなさそうです。
…で、それで、です。
年金制度が崩壊するのはしょうがないとして、
肝心なのは、破たんした「その後」をどうするか。
これだと個人的には思います。
「年金やばい!」という議論は
そこらじゅうで行われている気がしますが、
「じゃあ、生き延びるためにはどうするのよ!」という話って、
真剣に議論されていないと思うのは、気のせいでしょうか。
年金ナシで、どうやって死ぬまで食っていくの?
これって結構大変なんじゃないかと思います。
そこで、ちょっと考えてみました。
年金ナシでどうやって生き延びていくか。
●年金に代わるだけの金融資産を残しておく。
サラリーマンの選択肢としては、これが一番なのかなぁ〜。
厚生年金であれば、国民年金みたいに
月額4万円みたいなことはないだろうし。
それでも、かなりの金額を貯めておいたうえで、
「円」がべらぼうに安くなってしまうリスクも考えて、
海外通貨や通貨以外の資産にも分散しておく必要がありそう。
●死ぬまで働く。
お金が貯められない人は、これが現実的な選択肢かも。
ただ、今のような資本主義の世の中で、
果たして死ぬまで働ける就職先があるのかどうか…。
定年起業じゃないけれど、自分で仕事を作る働き方など、
サラリーマン以外の方法を模索する必要は、
大いにありそうな気がします。
現実問題、再雇用ってめちゃめちゃ賃金安いみたいですしね。
それでも、働ければマシ、なのかも。
●自給自足で食いつなぐ。
すべてのモノにお金を使う考え方を捨て、
要るモノは自分で作る。
もしかしたら、こういった考え方も必要かもしれないですね。
個人ではなく、グループを組んでシェアする発想でいけば、
災害などの有事にも助け合うことができて良い気がします。
太陽光発電とか、雨水の利用とか。
●子どもをたくさん産み育て、面倒を見てもらう。
これはこれで、仲が良ければ幸せな人生ですね。
待機児童問題もイクジイ&イクバアがいれば、
へっちゃらなわけで。
ただ、二世帯、三世帯住宅の濃厚なやり取りがあるので
お婿さんやお嫁さんは、なかなか大変な気がしますけど(笑)
いざこざは人生の常ですから、なかなか難しい選択肢でしょうが。
●狩猟採取生活へと大胆にシフトする。
このブログでも、以前に紹介しましたが、
路上生活者にスポットを当てた
『ゼロから始める都市型狩猟採取生活』という本によれば、
粗大ゴミからレアメタルを収集して、月収30万円も可能らしいです。
…と、ここまで極端な話じゃなくても、
これから膨大に増えるであろう田舎の空き家に住み、
それなりの知識さえ蓄えておけば、山海の旬の幸を必要な分だけ
採取しながら暮らすことは十分にできちゃうかも。
…と、考え出してみると、意外にありそうですね、「年金以外」って。
以上、日曜日の朝に「年金のない未来」を少し考えてみました。
でも結局のところ、「ある未来」が来てほしいですが。
先日、6月3日に厚生労働省が発表した「財政検証」によれば、
30年後の国民年金の給付額を現在価値に換算すると、
満額で月額4万円ぐらいになるんだそうな。
月額4万円…。厳しい、厳しすぎる…。
今回の財政検証で、悪い予測を発表したことは
「評価に値する」と見る向きもあるようですが、
30年後、「あの時、ちゃんと悪い予測も出したでしょ!」と、
責任逃れするための発表になっている感じがモロに伝わってきます。
遺族年金とか障害年金とかもありますから、
若い世代にとって意味のない制度とは言えませんが、
私たち30代が老後を迎えた時には、
全くアテにならない代物になっていることは、
ほぼ間違いなさそうです。
…で、それで、です。
年金制度が崩壊するのはしょうがないとして、
肝心なのは、破たんした「その後」をどうするか。
これだと個人的には思います。
「年金やばい!」という議論は
そこらじゅうで行われている気がしますが、
「じゃあ、生き延びるためにはどうするのよ!」という話って、
真剣に議論されていないと思うのは、気のせいでしょうか。
年金ナシで、どうやって死ぬまで食っていくの?
これって結構大変なんじゃないかと思います。
そこで、ちょっと考えてみました。
年金ナシでどうやって生き延びていくか。
●年金に代わるだけの金融資産を残しておく。
サラリーマンの選択肢としては、これが一番なのかなぁ〜。
厚生年金であれば、国民年金みたいに
月額4万円みたいなことはないだろうし。
それでも、かなりの金額を貯めておいたうえで、
「円」がべらぼうに安くなってしまうリスクも考えて、
海外通貨や通貨以外の資産にも分散しておく必要がありそう。
●死ぬまで働く。
お金が貯められない人は、これが現実的な選択肢かも。
ただ、今のような資本主義の世の中で、
果たして死ぬまで働ける就職先があるのかどうか…。
定年起業じゃないけれど、自分で仕事を作る働き方など、
サラリーマン以外の方法を模索する必要は、
大いにありそうな気がします。
現実問題、再雇用ってめちゃめちゃ賃金安いみたいですしね。
それでも、働ければマシ、なのかも。
●自給自足で食いつなぐ。
すべてのモノにお金を使う考え方を捨て、
要るモノは自分で作る。
もしかしたら、こういった考え方も必要かもしれないですね。
個人ではなく、グループを組んでシェアする発想でいけば、
災害などの有事にも助け合うことができて良い気がします。
太陽光発電とか、雨水の利用とか。
●子どもをたくさん産み育て、面倒を見てもらう。
これはこれで、仲が良ければ幸せな人生ですね。
待機児童問題もイクジイ&イクバアがいれば、
へっちゃらなわけで。
ただ、二世帯、三世帯住宅の濃厚なやり取りがあるので
お婿さんやお嫁さんは、なかなか大変な気がしますけど(笑)
いざこざは人生の常ですから、なかなか難しい選択肢でしょうが。
●狩猟採取生活へと大胆にシフトする。
このブログでも、以前に紹介しましたが、
路上生活者にスポットを当てた
『ゼロから始める都市型狩猟採取生活』という本によれば、
粗大ゴミからレアメタルを収集して、月収30万円も可能らしいです。
…と、ここまで極端な話じゃなくても、
これから膨大に増えるであろう田舎の空き家に住み、
それなりの知識さえ蓄えておけば、山海の旬の幸を必要な分だけ
採取しながら暮らすことは十分にできちゃうかも。
…と、考え出してみると、意外にありそうですね、「年金以外」って。
以上、日曜日の朝に「年金のない未来」を少し考えてみました。
でも結局のところ、「ある未来」が来てほしいですが。
2014年07月05日
小さなフォトグラファー。
2014年07月04日
挑戦者。
最近、上の娘が、自転車の猛特訓中です。
今年の前半、娘の自転車を指導してやろうと息巻いていたのですが、
すっかりプライベートの最重要任務をほったらかしたいたせいで、
地元の小学生の間でも、文字通りの「乗り遅れ状態」になっているようでして、
イクメンの面目躍如とばかりに、パパの方も必死で練習を手伝っております。
それにしても、冷静に考えると、自転車って、結構怖いですよね。
乗れると何のことは代物ですけど、2つのタイヤで走っているわけで。
過保護気味ですが、なかなか大変なチャレンジだな、と。
娘に頑張れ!というだけでなく、自分も失敗を恐れず、
果敢に挑戦する心を持ち続けたいものです。
ザ・優等生発言な、本日の「名古屋のフリーライター日記。」でした。
今年の前半、娘の自転車を指導してやろうと息巻いていたのですが、
すっかりプライベートの最重要任務をほったらかしたいたせいで、
地元の小学生の間でも、文字通りの「乗り遅れ状態」になっているようでして、
イクメンの面目躍如とばかりに、パパの方も必死で練習を手伝っております。
それにしても、冷静に考えると、自転車って、結構怖いですよね。
乗れると何のことは代物ですけど、2つのタイヤで走っているわけで。
過保護気味ですが、なかなか大変なチャレンジだな、と。
娘に頑張れ!というだけでなく、自分も失敗を恐れず、
果敢に挑戦する心を持ち続けたいものです。
ザ・優等生発言な、本日の「名古屋のフリーライター日記。」でした。
2014年07月03日
兜n困大国アメリカ。
ほとんど、農業の本でした。
(株)貧困大国アメリカ (岩波新書) -
『ルポ 貧困大国アメリカ』という新書の存在は以前から知っておりまして、ネットで見てみると評価も高いので、機会があればぜひ読んでみよ!と思っていたところ、時間が空いて書店に寄ってみると、こちらが平積みに。『ルポ…』の方から読んだ方がいいのでは?とも思いましたが無かったので、せっかくだからと読んでみることにしました。
もっと金融がらみのお話なんじゃないかなんて勝手に想像していましたが、前半のほとんどが農業のお話。しかも、遺伝子組み換え種子、そう、なんだか他人事とは思えない種にまつわる問題が取り上げられておりました。
ざっくり要約すると、アグリビジネス分野の大企業が、遺伝子組み換え種子を農業支援の名目で海外にばらまき、ご当地の在来品種(昔からあるご当地の作物)の種を駆逐。農薬に強い品種をつくることで、農作業を劇的に効率化しますよと宣伝して除草剤をセット販売、その種代や農薬代が発展途上国の農家を圧迫し、そこへ大規模な農業法人が進出…とまあ、読むだけでなんだか空恐ろしくなるようなストーリーです。
僕が書いたわけではないですから、細かな真偽の程はわかりませんが、大規模農業の行き着く先は日本でもこうなるんじゃないか、と農業に携わるものの「皮膚感覚」としては思ったりします。
だって、種を押さえらたら、どうしようもないですから。そういう意味では、種を作る農家というのは、あながち間違った選択ではなかったのかも、ですね。
グローバル資本主義に絡め取られてしまうと、これからは食うにも困るような時代がやってくる、かもしれません。資本主義の荒波の中でも、確固たる自分の立ち位置が見つけ続けられる方はいいですが、「ちょっと不安…」という方は、お米や野菜を育て、自分で種を取るくらいの技術は、有事のライフラインとして覚えておいて損はないのでは、なんて。
『グローバル資本主義から離脱して生きるための「採種力」』。
…う〜ん、残念ながらニッチすぎて本にはなりそうもないな。。。
(株)貧困大国アメリカ (岩波新書) -
『ルポ 貧困大国アメリカ』という新書の存在は以前から知っておりまして、ネットで見てみると評価も高いので、機会があればぜひ読んでみよ!と思っていたところ、時間が空いて書店に寄ってみると、こちらが平積みに。『ルポ…』の方から読んだ方がいいのでは?とも思いましたが無かったので、せっかくだからと読んでみることにしました。
もっと金融がらみのお話なんじゃないかなんて勝手に想像していましたが、前半のほとんどが農業のお話。しかも、遺伝子組み換え種子、そう、なんだか他人事とは思えない種にまつわる問題が取り上げられておりました。
ざっくり要約すると、アグリビジネス分野の大企業が、遺伝子組み換え種子を農業支援の名目で海外にばらまき、ご当地の在来品種(昔からあるご当地の作物)の種を駆逐。農薬に強い品種をつくることで、農作業を劇的に効率化しますよと宣伝して除草剤をセット販売、その種代や農薬代が発展途上国の農家を圧迫し、そこへ大規模な農業法人が進出…とまあ、読むだけでなんだか空恐ろしくなるようなストーリーです。
僕が書いたわけではないですから、細かな真偽の程はわかりませんが、大規模農業の行き着く先は日本でもこうなるんじゃないか、と農業に携わるものの「皮膚感覚」としては思ったりします。
だって、種を押さえらたら、どうしようもないですから。そういう意味では、種を作る農家というのは、あながち間違った選択ではなかったのかも、ですね。
グローバル資本主義に絡め取られてしまうと、これからは食うにも困るような時代がやってくる、かもしれません。資本主義の荒波の中でも、確固たる自分の立ち位置が見つけ続けられる方はいいですが、「ちょっと不安…」という方は、お米や野菜を育て、自分で種を取るくらいの技術は、有事のライフラインとして覚えておいて損はないのでは、なんて。
『グローバル資本主義から離脱して生きるための「採種力」』。
…う〜ん、残念ながらニッチすぎて本にはなりそうもないな。。。
2014年07月02日
お仕事のご報告。
もう販売してると思いますので。(なんだか不確かですみません)
西三河すてきな雑貨屋さん&カフェ [ オフィス・ヒライ ] - 楽天ブックス
子育てとか、農業とか、その他、色々忙しいのを理由にずっとお引き受けしておりませんでしたが、かなり久々に、メイツ出版さんから本を発刊いたしました。タイトルは、『西三河 すてきな雑貨屋さん&カフェ』。そう、なぜか尾張在住にも関わらず、西三河のお店をまとめた一冊です(笑〉
子育てもひと段落したし…なんて甘い算段で制作をスタートさせたところ、上の娘の小学校入学で嫁さんが早々と戦線離脱、さらには交通事故に見舞われる不運が重なり、スケジュールは押しまくり。。。いや〜、編集担当の皆さんには、本当にご迷惑をおかけしました。すみません…。こうしてカタチになったのは、ひとえに掲載店舗さんのご協力と、編集者さんの温かい支援の賜物です。
それにしても、本づくりってつくづく大変だな〜と痛感。年に数冊も発刊していた若かりし頃の自分を、ちょっと尊敬します(笑)。まあ、今回はリサーチにめっちゃ時間をかけ、足で稼いだお店ばかりを掲載しているうえ、取材・撮影・執筆、さらにはデザイン作業やマップ制作までも「俺!」という「プレイング編集者」状態でしたので、しょうがないかな、という気もしますが。
ほぼ1人ですべて仕上げた一冊なので少々粗さが目立つのはご愛嬌、ということで、書店やコンビニで発見したら、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。
西三河すてきな雑貨屋さん&カフェ [ オフィス・ヒライ ] - 楽天ブックス
子育てとか、農業とか、その他、色々忙しいのを理由にずっとお引き受けしておりませんでしたが、かなり久々に、メイツ出版さんから本を発刊いたしました。タイトルは、『西三河 すてきな雑貨屋さん&カフェ』。そう、なぜか尾張在住にも関わらず、西三河のお店をまとめた一冊です(笑〉
子育てもひと段落したし…なんて甘い算段で制作をスタートさせたところ、上の娘の小学校入学で嫁さんが早々と戦線離脱、さらには交通事故に見舞われる不運が重なり、スケジュールは押しまくり。。。いや〜、編集担当の皆さんには、本当にご迷惑をおかけしました。すみません…。こうしてカタチになったのは、ひとえに掲載店舗さんのご協力と、編集者さんの温かい支援の賜物です。
それにしても、本づくりってつくづく大変だな〜と痛感。年に数冊も発刊していた若かりし頃の自分を、ちょっと尊敬します(笑)。まあ、今回はリサーチにめっちゃ時間をかけ、足で稼いだお店ばかりを掲載しているうえ、取材・撮影・執筆、さらにはデザイン作業やマップ制作までも「俺!」という「プレイング編集者」状態でしたので、しょうがないかな、という気もしますが。
ほぼ1人ですべて仕上げた一冊なので少々粗さが目立つのはご愛嬌、ということで、書店やコンビニで発見したら、どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。
2014年07月01日
今年も後半戦。
早いもので、今日から2014年も後半戦ですね。
その昔、「30代後半は早いよ!」なんて同業の先輩方にはよく言われたものですが、
いや〜、早い、早すぎる! 今年の前半、僕は一体何をしていたんだろう?
ブログをマメに更新するぞ!なんて思っていたのは、思っていただけに終わり、
今年はダイエットするぞ!という目標も、現状維持がやっとの体たらく…。
うん、後半戦は、もっと気を引き締めていこう!
…なんて決意も実行できるかどうか、う〜ん、はなはだ疑問だ。。。
仕事面では、事故の影響で遅れが出たりと、
何かとご迷惑をおかけする失敗もありましたが、
なかなかアグレッシブな挑戦ができて、おおむね良かったかな、と。
今年の後半は、前半のふりかえりをきちんとしつつ、
マイペースでコツコツと…というのは性格的に無理なので、
いつも通り、がむしゃらに、前のめりに頑張りたいと思います!
その昔、「30代後半は早いよ!」なんて同業の先輩方にはよく言われたものですが、
いや〜、早い、早すぎる! 今年の前半、僕は一体何をしていたんだろう?
ブログをマメに更新するぞ!なんて思っていたのは、思っていただけに終わり、
今年はダイエットするぞ!という目標も、現状維持がやっとの体たらく…。
うん、後半戦は、もっと気を引き締めていこう!
…なんて決意も実行できるかどうか、う〜ん、はなはだ疑問だ。。。
仕事面では、事故の影響で遅れが出たりと、
何かとご迷惑をおかけする失敗もありましたが、
なかなかアグレッシブな挑戦ができて、おおむね良かったかな、と。
今年の後半は、前半のふりかえりをきちんとしつつ、
マイペースでコツコツと…というのは性格的に無理なので、
いつも通り、がむしゃらに、前のめりに頑張りたいと思います!