最近の我が家のブームは、『妖怪ウォッチ』です。
どうやら今、小学生を中心に大流行みたいですね。
元々ゲームが出発点のようで、近頃発売された『2』は、
早くも『1』の販売本数を上回る勢いだそうな。
さて、この『妖怪ウォッチ』、簡単に言うと、
タイトル通り、妖怪が出てくるお話です。
妖怪ウォッチとは、妖怪たちが見えるようになる道具で、
主人公は、世の中にいるいろんな妖怪たちと友達となり、
その力を借りていろんな問題を解決していきます。
妖怪、といっても、怖〜いおばけ、というわけではなく、
どの妖怪もコミカルで、憎めないキャラクターばかり。
僕ら世代でいえば、『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する
ネズミ男が盛りだくさん、といった感じでしょうか(ちょっと違うか…)。
最初のうちは子ども向けのアニメだと甘く見ていた僕ですが、
ところがどっこい、これがなんだか面白い!
妖怪の名前がいちいちオヤジギャグ的ネーミングですし、
シーンの随所に30代の親世代をくすぐる小ネタが満載!
現在のエンディングテーマ曲は、数年前に流行った
『ビリーズブートキャンプ』のオマージュですし。
そしてなにより、物語のコンセプトになっているのがこれ。
この世で起きる不可解な出来事は全て妖怪の仕業である――。
登場する妖怪たちは、
気持ちをほのぼのさせる「ホノボ〜ノ」、
気持ちをドンヨリさせる「ドンヨリ〜ヌ」、
何でも忘れさせる「忘れん帽」、
存在を地味にする「ジミー」、などなど。
身の周りで起こるイヤなことは、
もう、すべて妖怪のせいにしちゃえ! っていう(笑)
ん? もしかしたら、
僕が締め切り間際にならないと仕事できないのは、
妖怪「シメキリギリス」の仕業、なのかもしれない。
何かと悩みの多いストレス社会、
時には「妖怪のせいだからしょうがない!」と割り切ることが、
意外と、心の平安を取り戻す特効薬になったりして。