どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
いよいよ、今年も残すところあとわずかとなりました。
みなさんにとって、今年はどんな1年でしたか?
僕は、前半で交通事故に遭ったり、
台風が来て畑が大変なことになったり。
ご迷惑をおかけすることも多々あったかと思います。
それでも、なかなか良い1年だったかな、と。
これも、僕の周りの皆さんのおかげだと思います。
今年も1年、本当にありがとうございました。
みなさん、よいお年をお迎えください!
2014年12月31日
2014年12月28日
ゼミの同窓会。
どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
昨日は、お昼に大学時代のゼミの同窓会に参加してきました。
一つ上の先輩たちと合同開催だったのですが、
僕の学年からの参加は、なんと2名のみ!
なんだかちょっぴりさみしい感じもしましたが、
先輩たちに温かく迎えてもらって、楽しい時間を過ごせました。
当初は、恩師も来る予定でしたが、
どうやら仕事で来れなくなってしまった模様。
せっかくならいろいろ話してみたかったなぁ〜。
僕が所属していたのは、「刑法」を学ぶゼミでした。
今から10年以上も前で、当時は「裁判員制度」もありませんでした。
その頃はゼミで、「死刑の是非」「尊厳死の問題」を議論したり、
さらには、刑務所を見学して「再犯」「被害者家族のケア」、
「刑務所が足りない問題」なんかも考えていた気がします。
こうやって見てみると、問題はほとんど変わっていない。。。
今、先生に聞いてみたら、どんな答えが返ってくるのか。
社会に出たからこそ分かることがたくさんあって、
学生時代にはない学びが得られたのかなと思うと、やっぱり残念ですね。
(決してデキたゼミ生ではなかったあたりが、心苦しいですけど)
刑法ゼミの学生が、今やフリーライターになり、しかも農家なんて。
ちょっと、いや、だいぶ方向性が変わったな、なんてしみじみ思います。
人生、つくづく何があるか分からないものですね。
昨日は、お昼に大学時代のゼミの同窓会に参加してきました。
一つ上の先輩たちと合同開催だったのですが、
僕の学年からの参加は、なんと2名のみ!
なんだかちょっぴりさみしい感じもしましたが、
先輩たちに温かく迎えてもらって、楽しい時間を過ごせました。
当初は、恩師も来る予定でしたが、
どうやら仕事で来れなくなってしまった模様。
せっかくならいろいろ話してみたかったなぁ〜。
僕が所属していたのは、「刑法」を学ぶゼミでした。
今から10年以上も前で、当時は「裁判員制度」もありませんでした。
その頃はゼミで、「死刑の是非」「尊厳死の問題」を議論したり、
さらには、刑務所を見学して「再犯」「被害者家族のケア」、
「刑務所が足りない問題」なんかも考えていた気がします。
こうやって見てみると、問題はほとんど変わっていない。。。
今、先生に聞いてみたら、どんな答えが返ってくるのか。
社会に出たからこそ分かることがたくさんあって、
学生時代にはない学びが得られたのかなと思うと、やっぱり残念ですね。
(決してデキたゼミ生ではなかったあたりが、心苦しいですけど)
刑法ゼミの学生が、今やフリーライターになり、しかも農家なんて。
ちょっと、いや、だいぶ方向性が変わったな、なんてしみじみ思います。
人生、つくづく何があるか分からないものですね。
2014年12月27日
妖怪ウォッチvsベイマックス。
どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
世の中的には、26日で仕事納め、という方が多いようですが、
みなさんはいかがしょうか?
僕ですか?
いや〜、やっぱり例年通り、納まりそうにないですねぇ〜。
なんとか取材はなさそうですけど、原稿はたんまりあるし、
もちろん農業の方は、生き物ですから休みなし。。。
まあ、ワーカホリックなので、その方が心が休まる気がします。
どうやら最近では、働き虫家系の男だからしょうがないと、
嫁さんもすっかり諦めているようです。
さて、そんな年末ですが、
先日、仕事の合間を縫って映画を見てきました。
子どもが産まれてからというもの、映画館に行くといえば、
ファミリー向け映画と相場が決まっているわけですが、
今回もやっぱりそうです、しかも立て続けに2本!
何かと話題の『妖怪ウォッチ』と『ベイマックス』です。
ところで、「立て続け」になったのには理由があります。
そもそも本命は、『妖怪ウォッチ』でした。
でも、席を確保するためには、前売り券をゲットするだけでなく、
映画館で予約する必要がありました。
公開日初日に「見たい!」とせがんできた子供たちのため、
家族で映画館に足を運んだものの、『妖怪ウォッチ』は終日満席状態…。
結局、別の日の席を予約したのですが、「せっかく来たから…」と、
ディズニー映画『ベイマックス』を観ることになったのでした。
で、その『ベイマックス』。
テレビCMなんかでは、少年とロボットとが心を通わせていく
ヒューマンドラマ的なプロモーションがされているようですが、
実際の中身は、痛快アクションヒーロー映画といった感じ。
でも、これがなかなか面白い!
笑いあり、涙ありで、家族みんなが大満足でした。
『アナ雪』以前の『シュガー・ラッシュ』も
伏線利きまくりのストーリー展開が見事な秀作でしたが、
今回もなかなかの良作に仕上がっております。
この抜群の安定感、ディズニー映画恐るべしです!
ただ、ファミリー向けとしてはとってもいい作品ですが、
女子受けするストーリーとはいい難いですし、、
興行収入的には『アナ雪』ほどのブレイクは
まあしないだろうなぁ〜と思います。
後日。
今度は改めて、本命である『妖怪ウォッチ』を観に行きました。
『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』です。
実のところ、我が家はすっかり妖怪のとりこ!
テレビアニメの放送を、家族で毎回楽しみにしています。
それもあるんでしょうけど、やっぱり家族で大盛り上がり!
『妖怪ウォッチ』の真骨頂といえば、
個人的には、子どもたちを完全に置いてけぼりにする
大人目線のオマージュギャグだと思っていますが、
劇場版でも、このあたりはしっかり健在!
うちの嫁さんなんて、映画館中に響きわたるような声で、
何度も大爆笑しておりましたから(恥ずかしい…)。
というわけで、こちらの2本、
家族向けの映画としては、どちらもなかなかお勧めです。
どちらも、子供と一緒に大人まで楽しめちゃう作品かと。
ちなみに、娘たちに「どっちが良かった?」と聞いてみると、
上の娘(7歳):「断然、妖怪ウォッチ!」
下の娘(4歳):「うーん、ちょっとベイマックスの方が高い」
高いって、得点のことか?
「面白い!」とかじゃないのか?
もしや、4歳にしてレビューを意識??
家族みんなで鑑賞となると、出費もそれなりにかさみますが、
たまには映画館というのも、なかなかいいもんですねぇ〜。
もしよろしければ、みなさんもぜひ〜。
世の中的には、26日で仕事納め、という方が多いようですが、
みなさんはいかがしょうか?
僕ですか?
いや〜、やっぱり例年通り、納まりそうにないですねぇ〜。
なんとか取材はなさそうですけど、原稿はたんまりあるし、
もちろん農業の方は、生き物ですから休みなし。。。
まあ、ワーカホリックなので、その方が心が休まる気がします。
どうやら最近では、働き虫家系の男だからしょうがないと、
嫁さんもすっかり諦めているようです。
さて、そんな年末ですが、
先日、仕事の合間を縫って映画を見てきました。
子どもが産まれてからというもの、映画館に行くといえば、
ファミリー向け映画と相場が決まっているわけですが、
今回もやっぱりそうです、しかも立て続けに2本!
何かと話題の『妖怪ウォッチ』と『ベイマックス』です。
ところで、「立て続け」になったのには理由があります。
そもそも本命は、『妖怪ウォッチ』でした。
でも、席を確保するためには、前売り券をゲットするだけでなく、
映画館で予約する必要がありました。
公開日初日に「見たい!」とせがんできた子供たちのため、
家族で映画館に足を運んだものの、『妖怪ウォッチ』は終日満席状態…。
結局、別の日の席を予約したのですが、「せっかく来たから…」と、
ディズニー映画『ベイマックス』を観ることになったのでした。
で、その『ベイマックス』。
テレビCMなんかでは、少年とロボットとが心を通わせていく
ヒューマンドラマ的なプロモーションがされているようですが、
実際の中身は、痛快アクションヒーロー映画といった感じ。
でも、これがなかなか面白い!
笑いあり、涙ありで、家族みんなが大満足でした。
『アナ雪』以前の『シュガー・ラッシュ』も
伏線利きまくりのストーリー展開が見事な秀作でしたが、
今回もなかなかの良作に仕上がっております。
この抜群の安定感、ディズニー映画恐るべしです!
ただ、ファミリー向けとしてはとってもいい作品ですが、
女子受けするストーリーとはいい難いですし、、
興行収入的には『アナ雪』ほどのブレイクは
まあしないだろうなぁ〜と思います。
後日。
今度は改めて、本命である『妖怪ウォッチ』を観に行きました。
『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』です。
実のところ、我が家はすっかり妖怪のとりこ!
テレビアニメの放送を、家族で毎回楽しみにしています。
それもあるんでしょうけど、やっぱり家族で大盛り上がり!
『妖怪ウォッチ』の真骨頂といえば、
個人的には、子どもたちを完全に置いてけぼりにする
大人目線のオマージュギャグだと思っていますが、
劇場版でも、このあたりはしっかり健在!
うちの嫁さんなんて、映画館中に響きわたるような声で、
何度も大爆笑しておりましたから(恥ずかしい…)。
というわけで、こちらの2本、
家族向けの映画としては、どちらもなかなかお勧めです。
どちらも、子供と一緒に大人まで楽しめちゃう作品かと。
ちなみに、娘たちに「どっちが良かった?」と聞いてみると、
上の娘(7歳):「断然、妖怪ウォッチ!」
下の娘(4歳):「うーん、ちょっとベイマックスの方が高い」
高いって、得点のことか?
「面白い!」とかじゃないのか?
もしや、4歳にしてレビューを意識??
家族みんなで鑑賞となると、出費もそれなりにかさみますが、
たまには映画館というのも、なかなかいいもんですねぇ〜。
もしよろしければ、みなさんもぜひ〜。
2014年12月14日
若者よ、それでも選挙に行かないの?。
どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
12月のいよいよ中旬、仕事もめっちゃ忙しいし、
強烈な寒波でとっても寒いし、
家族から回ってきた風邪をもらって体調は最悪だし…。
まあ、もろもろ全部ひっくるめて、
「師走感全開!」な今日この頃、であります。
で、今日は、あらためて選挙のお話です。
あなたは今日、投票所に向かいますか?
僕は?というと、「行きません!」
だって、すでに期日前投票で済ませちゃいましたから(笑)
当たり前ですが、まだ十分間に合います。
ぜひみなさんも選挙に行きましょう!
ちなみに、今日の中日新聞の1面には
こんな面白い(?)記事が掲載されていました。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014121402000215.html
【中日新聞2014年12月14日1面/<棄権のすすめ>?】
ぐぐ、僕たち、完全にバカにされちゃってる…。
もっと言えば、0〜19歳の意見は
完全に抹殺されちゃってるわけですし。。。
さあ、若者たちよ、立ち上がれ!
今こそ、みんなの1票を結集し、
ご老体天国に風穴を開ける時だ!!
(20代では100%でも60代に勝てないのが残念ですが…)
それにしても、元教師のご老人。
敵に塩を送ってくれて、ありがとう。
若者にも、高齢者にも、優しい日本になるといいですね。
12月のいよいよ中旬、仕事もめっちゃ忙しいし、
強烈な寒波でとっても寒いし、
家族から回ってきた風邪をもらって体調は最悪だし…。
まあ、もろもろ全部ひっくるめて、
「師走感全開!」な今日この頃、であります。
で、今日は、あらためて選挙のお話です。
あなたは今日、投票所に向かいますか?
僕は?というと、「行きません!」
だって、すでに期日前投票で済ませちゃいましたから(笑)
当たり前ですが、まだ十分間に合います。
ぜひみなさんも選挙に行きましょう!
ちなみに、今日の中日新聞の1面には
こんな面白い(?)記事が掲載されていました。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014121402000215.html
【中日新聞2014年12月14日1面/<棄権のすすめ>?】
ぐぐ、僕たち、完全にバカにされちゃってる…。
もっと言えば、0〜19歳の意見は
完全に抹殺されちゃってるわけですし。。。
さあ、若者たちよ、立ち上がれ!
今こそ、みんなの1票を結集し、
ご老体天国に風穴を開ける時だ!!
(20代では100%でも60代に勝てないのが残念ですが…)
それにしても、元教師のご老人。
敵に塩を送ってくれて、ありがとう。
若者にも、高齢者にも、優しい日本になるといいですね。
2014年12月07日
接待オセロ、再び。
どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
突然ですが、最近、我が家にオセロブームが到来しています。
なんでも小学校の教室にオセロがあるらしく、
クラスの男の子に勝利して気を良くした上の娘が、
家でもやりたいと言い出して本格的な盤を購入。
家族内で目下、総当たり戦が繰り広げられております。
と、単にオセロを遊んでいるならいいんですが、
なぜだか、僕の指示を無視してプレイを続ける4歳の娘が、
おねえちゃんを2戦連続で打ち負かすという大波乱が発生。
2戦目に至っては大差で完勝してしまうもんだから、
上の娘が大号泣、というとんでもない事態に。。。
というわけで、火消し役を買って出たのが僕でして。
ちょうどいい具合に負けるという役目を担ったうえに、
オセロが得意な嫁さんに完膚なきまでに打ちのめされた結果、
現在、オフィス・ヒライランキング4位に甘んじております。
家族円満のための最下位だと自分を納得させて、
せいぜいこの悔しさを、仕事にぶつけたいと思います!
突然ですが、最近、我が家にオセロブームが到来しています。
なんでも小学校の教室にオセロがあるらしく、
クラスの男の子に勝利して気を良くした上の娘が、
家でもやりたいと言い出して本格的な盤を購入。
家族内で目下、総当たり戦が繰り広げられております。
と、単にオセロを遊んでいるならいいんですが、
なぜだか、僕の指示を無視してプレイを続ける4歳の娘が、
おねえちゃんを2戦連続で打ち負かすという大波乱が発生。
2戦目に至っては大差で完勝してしまうもんだから、
上の娘が大号泣、というとんでもない事態に。。。
というわけで、火消し役を買って出たのが僕でして。
ちょうどいい具合に負けるという役目を担ったうえに、
オセロが得意な嫁さんに完膚なきまでに打ちのめされた結果、
現在、オフィス・ヒライランキング4位に甘んじております。
家族円満のための最下位だと自分を納得させて、
せいぜいこの悔しさを、仕事にぶつけたいと思います!
2014年12月06日
お仕事のご報告。
どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
最近、あんまり仕事のご報告がなかったので、
ちょっとご紹介でもさせていただこうかと。
北欧テイストの部屋づくり Vol.13 (NEKO MOOK) -
以前から名古屋方面の取材をお手伝いさせていただいている、
ネコ・パブリッシングさんの
『北欧テイストの部屋づくり』の最新号が発売になりました!
毎回、すてきなお宅に訪問して
部屋づくりのこだわりなんかを取材しておりますが、
今回もとってもオシャレなお部屋ばかり!
インテリアにご興味のある方は、
ぜひ本屋さんでのぞいてみて下さいね!
…しかし、近頃はあんまり雑誌の仕事してないなぁ〜。
なんだかウェブ関連の原稿執筆が多くて。
最近、あんまり仕事のご報告がなかったので、
ちょっとご紹介でもさせていただこうかと。
北欧テイストの部屋づくり Vol.13 (NEKO MOOK) -
以前から名古屋方面の取材をお手伝いさせていただいている、
ネコ・パブリッシングさんの
『北欧テイストの部屋づくり』の最新号が発売になりました!
毎回、すてきなお宅に訪問して
部屋づくりのこだわりなんかを取材しておりますが、
今回もとってもオシャレなお部屋ばかり!
インテリアにご興味のある方は、
ぜひ本屋さんでのぞいてみて下さいね!
…しかし、近頃はあんまり雑誌の仕事してないなぁ〜。
なんだかウェブ関連の原稿執筆が多くて。
2014年12月04日
フリーエージェント社会の到来。
どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
いよいよ12月に突入しましたね。
おそらくこのブログをご覧の皆さんも
目が回るくらい忙しいのでは、なんて思いますが、
僕もなんだかそんな感じです。
ま、恒例の年中行事みたいなもんですけど。
さて、そんな多忙極める最中ですが、
原稿執筆の合間の生き抜きに、
先日読んだ本を一冊ご紹介しようかと。
ダニエル・ピンク著の『フリーエージェント社会の到来』です。
フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方 -
いつもの行きつけの本屋さんで、
書棚にあったピンクの斬新な表紙に誘われ、
偶然に手に取った一冊なんですけど、
バラバラ中身を見ていると、
なんだか面白そうだなと思って購入しました。
タイトルだけ見ると「今さら感」は否めませんが、
それもそのはず、この本はどうやら新装版みたいで、
元々は2001年に発刊されたもののようです。
そのため、今読むと若干、
すでに時代遅れのことが記述されていたりもしますが、
それでも、フリーエージェントとして働いている人、
そして、これから働きたいと考えている人にとって、
とても参考になることが多いんじゃないか、と感じました。
ちなみにピンクさん(と書くと風俗ライターか何かみたい)が言う
「フリーエージェント」とは、
「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、
組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、
独立していると同時に社会とつながっている
ビジネスを築き上げた人々」
を指しているようです。
そして、そんなフリーエージェントを大別すると、
フリーランス、臨時社員、ミニ起業家で構成されるそうです。
僕はフリーランスのライターをしているので、
この「フリーランス」の部類に入るわけですが、
この本が最初に出た2001年と比較すると、
皆さんの周りにも「フリーエージェント的な働き方」を
している人は、ぐっと増えているのではと思います。
時代は、著者が示した方向へと着実に進んでいるといえそうです。
僕の周りにも、出版や広告関連に限らず
フリーな方たちがたくさんいるわけですが、
なかには、独立を考えている予備軍的な方も結構いたりします。
で、そんな方たちに二の足を踏ませる大きな要因が、
「リスク」のようです。
サラリーマンをやめてしまっては、
お金が稼げないのでは。家族を養えないのでは…。
どんなことでも新たな挑戦に不安はつきものですが、
背負うものが大きければ大きいほど、
不安が大きくなるのは、当然のことでしょう。
でも、そんな「リスク」も、本書では、
レイオフにおびえながら働き続けてきた方を引き合いに、
自分を、勤め先という「一つの仕事」に投資するより、
フリーエージェントとして仕事を分散する方が
むしろリスクが小さい、と説いています。
このほか、面白かったのは、仕事と家庭との両立の話でしょうか。
フリーエージェントの方々を取材した結果、ピンクさんは、
「仕事を家庭を両立させるということを放棄するという、
まったく新しいアプローチを取っている。
仕事と家庭の境界線を曖昧にする――つまり
「両立」ではなく「一体化」が彼らの答えなのだ」と書いています。
「一体化」のほかにも、「ブレンド」とか、
「両取り」といった表現もされていますけど、
確かに、僕もこのスタイルに近い働き方のような気がします。
取材先の近くに遊び場があれば、
家族で一緒に出掛けて、僕だけ途中離脱、ということもあるし、
あえて仕事と遊びを一緒にすることもある。
なるほど、「両立」より「一体化」という表現がしっくりくるな、と。
そもそも、昔は自分の家で仕事をするなんて、
当たり前の光景だったわけですから、
あるべき姿に戻っているのかな、なんて思ったりもします。
…とまあ、「これからの働き方」について
新たな視点や気づきを与えてくれることは、間違いないかと。
フリーエージェントとまったく関係がない働き方の人も、
今のワークスタイルを改めて見直す意味で、
きっと面白い読書になるんじゃないかと思います。ぜひ。
いよいよ12月に突入しましたね。
おそらくこのブログをご覧の皆さんも
目が回るくらい忙しいのでは、なんて思いますが、
僕もなんだかそんな感じです。
ま、恒例の年中行事みたいなもんですけど。
さて、そんな多忙極める最中ですが、
原稿執筆の合間の生き抜きに、
先日読んだ本を一冊ご紹介しようかと。
ダニエル・ピンク著の『フリーエージェント社会の到来』です。
フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方 -
いつもの行きつけの本屋さんで、
書棚にあったピンクの斬新な表紙に誘われ、
偶然に手に取った一冊なんですけど、
バラバラ中身を見ていると、
なんだか面白そうだなと思って購入しました。
タイトルだけ見ると「今さら感」は否めませんが、
それもそのはず、この本はどうやら新装版みたいで、
元々は2001年に発刊されたもののようです。
そのため、今読むと若干、
すでに時代遅れのことが記述されていたりもしますが、
それでも、フリーエージェントとして働いている人、
そして、これから働きたいと考えている人にとって、
とても参考になることが多いんじゃないか、と感じました。
ちなみにピンクさん(と書くと風俗ライターか何かみたい)が言う
「フリーエージェント」とは、
「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、
組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、
独立していると同時に社会とつながっている
ビジネスを築き上げた人々」
を指しているようです。
そして、そんなフリーエージェントを大別すると、
フリーランス、臨時社員、ミニ起業家で構成されるそうです。
僕はフリーランスのライターをしているので、
この「フリーランス」の部類に入るわけですが、
この本が最初に出た2001年と比較すると、
皆さんの周りにも「フリーエージェント的な働き方」を
している人は、ぐっと増えているのではと思います。
時代は、著者が示した方向へと着実に進んでいるといえそうです。
僕の周りにも、出版や広告関連に限らず
フリーな方たちがたくさんいるわけですが、
なかには、独立を考えている予備軍的な方も結構いたりします。
で、そんな方たちに二の足を踏ませる大きな要因が、
「リスク」のようです。
サラリーマンをやめてしまっては、
お金が稼げないのでは。家族を養えないのでは…。
どんなことでも新たな挑戦に不安はつきものですが、
背負うものが大きければ大きいほど、
不安が大きくなるのは、当然のことでしょう。
でも、そんな「リスク」も、本書では、
レイオフにおびえながら働き続けてきた方を引き合いに、
自分を、勤め先という「一つの仕事」に投資するより、
フリーエージェントとして仕事を分散する方が
むしろリスクが小さい、と説いています。
このほか、面白かったのは、仕事と家庭との両立の話でしょうか。
フリーエージェントの方々を取材した結果、ピンクさんは、
「仕事を家庭を両立させるということを放棄するという、
まったく新しいアプローチを取っている。
仕事と家庭の境界線を曖昧にする――つまり
「両立」ではなく「一体化」が彼らの答えなのだ」と書いています。
「一体化」のほかにも、「ブレンド」とか、
「両取り」といった表現もされていますけど、
確かに、僕もこのスタイルに近い働き方のような気がします。
取材先の近くに遊び場があれば、
家族で一緒に出掛けて、僕だけ途中離脱、ということもあるし、
あえて仕事と遊びを一緒にすることもある。
なるほど、「両立」より「一体化」という表現がしっくりくるな、と。
そもそも、昔は自分の家で仕事をするなんて、
当たり前の光景だったわけですから、
あるべき姿に戻っているのかな、なんて思ったりもします。
…とまあ、「これからの働き方」について
新たな視点や気づきを与えてくれることは、間違いないかと。
フリーエージェントとまったく関係がない働き方の人も、
今のワークスタイルを改めて見直す意味で、
きっと面白い読書になるんじゃないかと思います。ぜひ。