2015年03月29日

ヤムチャとブルマ。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

雨ですねぇ〜。なんだか久しぶりな気がします。
そんな今日は、畑作業もできないですし、
たまった原稿の方をしっかり頑張っております。

そして、仕事の息抜きもかねて、
本日2回目のブログ更新でも。。。


最近、我が家では、オセロ、将棋に続いて
マンガが新たなブームの兆しです。

とあるハンバーグ屋さんに家族で足を運んだところ、
コミックコーナーに『ドラゴンボール』がありまして、
上の娘が「面白い!」と読み始めたのがきっかけ。

で、実家に眠るフルセットを掘り起こしに行くと、
いつの間にか、父親が全巻売り飛ばしていたという、
ショッキングな出来事が発覚しまして、
今さらながらブックオフで少しずつ買い増す日々。

漢字を覚えるのにもちょうどいいかな、なんて、
今のところ、好きなように読ませております。

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さて、そんな上の娘が、僕に質問してきました。

娘:「ねえ、ヤムチャとブルマって、結婚するんでしょ?」

…。

そうかぁ〜

そりゃ、そうなるわなぁ〜。

僕:「いや〜、それが違うんだよぉ〜」。

娘:「え? なんで? どうして?!!」


だよねぇ〜。

それ、パパたち世代も、
「えぇ〜〜!!」ってなりましたから(笑)


「人生、なかなな思い通りにはいかないもんなんだよ」
…なんて言ったところで、小学1年生には分かんねぇだろうなぁ〜。

posted by もっぴ at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キラキラ。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

先日、今度新しく担当することになった
社史の会社さんに初顔合わせのご訪問。
今までの歴史をかいつまんでご説明いただいたのですが、
その中で、インドネシアの人々の話が出てきました。

そこで話題に上ったのが、「キラキラ」という言葉。
インドネシア語らしいですが、
みなさんはどんな意味かご存知ですか?

日本では「キラキラ輝く」みたいな使い方をすると思いますが、
インドネシアの「キラキラ」は、
「だいたい」「おおよそ」といった意味の言葉らしいです。

インドネシアに一度も行ったことがない僕は、
当然のごとく知る由もなかったわけですが、
どうやらこの言葉が、そのままインドネシアの
おおらかな国民性を表しているんだそうな。

時間もキラキラ、何か問題が発生してもキラキラ。
とにかくアバウトで、がみがみ怒ることが少ない。
インドネシア人の印象をそんな風に語っていた担当者さん。

「確かに経済は進んでいるかもしれないけど、
いつも仕事に追われて、大変な思いをしている日本人より、
経済発展は遅れていても、家族や友人との時間を大事にし、
おおらかに生きているインドネシア人の方が、
なんだか幸せそうだよね」

なるほどなぁ〜。

このブログでも紹介した『パパラギ』もそうですけど、
経済発展=幸福、というのは一定まではそうだったとしても、
つまるところ、あまり関係がない気がしますね。

ただ、かといって経済発展を前提とした社会では、
うまく停滞させたり、後退させることの方が、
なかなか難しい決断だったりするのかな。
やっぱり成長というのは、達成感があって気分がいいですからね。
結局は、成長の物差しを何にするのか、という問題なのかもしれません。

…ちなみに過去に書いた『パパラギ』の紹介はこちら→
忙しい毎日を一旦立ち止まって振り返ってみるには、
とっても良い一冊かと。もう古典の域ですがお勧めです。

まあ、僕の場合は、そんな忙しい毎日が
とっても楽しいと思っているので困りものですが(笑)

posted by もっぴ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

今日は、最近更新が結構続いている読書コーナーから。

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タイトルは、
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』。
ええ、今回もタイトル長いつながりになっております。
偶然ですよ! 特に意図していたわけではございません。

ここのところ、ビジネス書は相変わらず多いものの、
ど直球的マネー本を読んでいなかったので、
「お金」というフレーズが目に留まって読んでみたものです。

さてさて。そろそろ本のご紹介の方へ。
著者は、僕の中での「勝手に師匠」である糸井重里さん。
そして、「お金の神様」と呼ばれている邱永漢さんです。
中身はずっと、お2人の対談形式で進んでいきます。

糸井重里さんは、もう説明不要ですね。
徳川埋蔵金で、30代諸君は少年時代にどれだけワクワクしたことか。
『マザー』では思わずホロリ…なんて、お話しはおいておいて、
『となりのトトロ』での棒読み的セリフが心にしみる…じゃなかった、
コピーライター、最近では『ほぼ日』で有名な方でございます。

一方、邱永漢さんは、みなさんご存知でしょうか?
実のところ、僕もあんまり知りません。というか全くでした。
だから、そんな方にもきっと楽しく読んでもらえると思います。
ちなみに、直木賞作家、事業家、経営コンサルタントなど
さまざまな顔を持つ、こちらもどえらい方のようです。

で、肝心の本の内容ですが、糸井さんが終始、
お金について邱さんに問いかける、といったものになっています。
といっても、タイトルから連想する「お金お金!」感はなく、
仕事だったり、結婚だったり、事業についてだったり、
いろいろ話が飛びながら、随所で琴線にふれる名言が登場。
読み応え十分な対談になっております。

*********


人間はね、自分が見たいものしかみない


事業というのは果樹園のようなもの


もう、唯一変わらないのは
「世の中は常に変わる」っていうことぐらいになってしまう


お金儲けのヒントは、本の中にはない


友を選ばば、強気八人、弱気二人


人間はもともと、どっちつかずなんですよ。


生活保護を受けてまでもお金を貯めておいて、
しかも亡くなるまで使わなかったとなると、
お金を持っているということは、どういうことなのだろう?
と考えさせられますね。
17億円の株を持ちながら死んだ人もいるし、
どんなに持っていても、死ぬまで使わなかったら、
持っていなかったのと同じだと思いませんか。
お金というのは、明らかに儲ける側と使う側の
両方のバランスがとれていないとダメだと思うんですよ。


「一つの事業が頂点に達するまでにかかった時間が
長ければ長いほど、ダメになる時間も長いんだ。
自分たちは徳川時代からやってきたから、ダメになるのは、
まだそうとう時間がかかる」とおっしゃってました。
<龍角散の元社長の言葉を紹介しながら>


<未来を見る目を曇らせるものは?という問いに対して>
過去に固執しすぎることだと思います。
過去から続いている人間の常識なんていうものは、
経験のもたらしたものに過ぎないんです。
未来を経験している人はひとりもいないんですから、
過去の目を切り捨てなければ、
未来が見えなくなるということはあると思います。


人間の愚かさは、変わらんもの。


**********

僕がなるほど、と持ったフレーズを挙げてみましたが、
これは全部、邱永漢さんが発した言葉の数々。
実業家であり、なにより作家として生きていた人ならではの
ウィットに富み、物事の核心をえぐるワードたちに
なんだか最後まで、しびれっぱなしでございました。

個人的には、「事業は果樹園」って表現、いいなぁ〜。
「桃栗3年柿8年」じゃないですが、やっぱり結果が出るまでには、
それなりに時間がかかるということでしょうか。

この本、元々2001年に発行された作品を、
2011年に加筆・修正を加えて文庫化したものようですが、
10年以上の時を経ても、「色褪せ感」は全くないですね。

著者のひとり、邱永漢さんはすでに永眠されているようですが、
素晴らしい人物を亡くしたんだなと、しみじみ思う一冊です。

posted by もっぴ at 06:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月07日

人生初の胃カメラin鼻。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

本日は、生まれて初めて胃カメラを体験してきました。

健康診断の一環で、というのではなく、
このブログでもお伝えしている通り、
昨年末以来、食道から胃にかけて妙な違和感が続いておりまして、
お医者さんには一旦「逆流性食道炎」だと診断されたものの、
なかなか症状が改善しないため、
検査を薦められた、というのが事の流れになります。

正直、2年前ぐらいのバリウムが気持ち悪かったのもあり、
その上級、ラディッツ→ベジータぐらいに格上げした感のある
胃カメラと格闘するなんて、クリリンクラスの僕には
到底無理だと思っておりましたが、まあ、仕方がありません。

で、本日朝、午前7時半に、かかりつけのクリニックに到着。
受付を済ませてしばらくすると、看護師さんが現れて一言。
「じゃあ、血圧を測って、奥の検査室へ来てください」。
血圧は125/75ぐらいだったかな? 
血管も、いつもより緊張気味な様子です。

さて、血圧を出力した用紙を持って向かった検査室には、
ベッドがあり、その脇に、すらりと伸びた長いケーブル。
そう、今日の敵、ベジータ…、
じゃなかった胃カメラが悠然と待ち構えておりました。

「まずはこれを飲んでください」。
看護師さんから手渡された、小さな容器の白い液体を飲み干すと、
次は、僕の右の鼻に小さな注射器のようなものを挿入。
どうやら、ジェル状の麻酔薬みたいです。
そして、そのジェルを吸い込んだ後には、
喫茶店のアイスコーヒーのストローぐらいの細い管が
鼻の穴に入れこまれました。ううん、それほどでもないが、痛い…。

「あとで、もう少し太い管を入れますからね」

どうやら、ちょっとずつ太い管を挿入していって、
徐々にサイズに慣らしていっている様子。
しばらくして、太いものに代わるころになると、
麻酔が効いてきたからか、痛みもそれほど感じなくなっていました。

と、ここで、真打登場、いよいよ先生が検査室へ。
そして、内視鏡「ベジータ」が、僕の鼻へと徐々に迫ってきます。

ああーーー!と思っているうちに、ずるずるとチューブは奥の方へ。
そのうち、先生の脇のモニターには、きれいなピンクの僕の胃袋が。
「本当に、鼻からは意外と楽なもんなんですね」
「へえ、こんなんになっているんだ」
先生と何気に会話できるぐらい、結構余裕な胃カメラ初体験となりました。

肝心の診断結果は、やっぱり逆流性食道炎。
でも、薬をずっと服用していることもあって、症状は軽く、
このまま薬を飲み続ければ大丈夫そうなので、ほっと一安心。

心配だった胃の方も、「すごくきれい、元気すぎるんじゃないかな?」と
先生から言われるぐらい、すこぶる正常でございました。よかった…。


先日も、内視鏡手術や胃カメラについての原稿を書いたばかりで、
自分の中では、なんだかタイムリーな出来事でしたが、
やっぱり、身を持って“取材”してみると違いますね(笑)
これから執筆する胃カメラの原稿には、深みが出そうです!

「百聞は一見に如かず」とはよく言いますが、
やっぱり自分で見て、体験することに勝るものは、ないですね。
もちろん、あんまり体験したくはないですけど。。。

posted by もっぴ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

祝!1500回。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

ブログをはじめて、すでに8年が経過しましたが、
いつの間にか、1500回目の記事を書き終えておりました。

いや〜、なんだか、少しだけおめでたい気分です。

「毎日更新!」なんて息巻いていたこともありますが、
なんとか「毎月更新」だけは保ち続け、やっとの思いで1500回に到達!

ここまで約8年3カ月ですから、ざっと3000日ぐらいでしょうか。
それで1500記事ですから、およそ2日に1回は更新してる計算。
こう見ると、なかなか頑張っている感じですね。

これからも2000回、2500回…と、
息長く続けていけたらいいなと思います。

これだけアクセス数を上げずに続けるというのは、
それはそれで、なかなかモチベーションの維持が大変でして(笑)

どうしようもなくくだらないこともありますが、
みなさん、今後もどうかよろしくお付き合いくださいませ。

posted by もっぴ at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月01日

インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に…。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

さて、3月に入ったというわけで、
毎月恒例、「最初だけ頑張っちゃう感」丸出しの
本日2回目となるブログ更新であります。

2本目の記事は、最近読んだ本のご紹介です。

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『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』。
長いタイトルです。なので、ブログのタイトルも割愛しました。

著者のお二人は、ともにメディア関連のお仕事をされている方なので、
どうしても出版とかインターネットメディアとかの話題が中心ですが、
ネットを中心とした今後のビジネスのあり方を考える意味でも、
読んでソンはない、なかなか面白い内容の一冊でした。

個人的に「なるほど」と思った部分を少しだけご紹介すると、

*****

これからは、「スペシャリストとしての得意技」を
1つか2つ持っていながら、
「営業」や「プロデューサー」や「広告屋」的な能力を持っていないと
仕事にならない。

経営者として採りたい人材とは、
「課題解決能力。そして、気合いと熱いハートとへこたれなさ」。
これが揃っている人。

「スナック」と一緒だ。
マスターが酒も作れば、つまみのカレーも作れば、客の相手もする。
優秀なクリエイターは、金集めから営業まで全部自分でやっちゃう。
「中途半端な一芸しか持っていない」って人は、
もはやメディアにいる場所がなくなり、
「できるやつ」は何でもやる、となる。

「完成版ができるまで溜めておいて1年過ごすよりは、
ベータ版でもとにかく出してしまおう」と公開するんだけど、
そうすると「こうしたらいいんじゃない?」という
フィードバックも出てくるし、いろいろなお客さんもついてくる。
「なんで完成していない状態のものを我々に見せるんですか?」
という人は、意外と少ない。

(かつて「アマゾンは永遠に儲からない」と言われていたことを紹介し)
分からない中ででやり続ける鈍感さというのも、
時には必要だよね。
やっぱり外野の声に左右されない
「鈍い強さ」みたいなものが必要だと思う。

これはソフトブレーンの宋文洲氏が言っていたけれど、
「小象の時から木につながれて育った象は、
でかくなって大人になって、もうその木を楽々と倒せるのに、
なぜか逃げない」んだって。
同じことがビジネスにも言えて、本当はもう
いろんな手を使って世界に出ていけるのに、なぜか出ていけない。
(その後も色々とやり取りがあった後)
「やらない理由」を先に見つけちゃうんだよ。

*****

「やらない理由」、「やれない理由」、
若い頃にはそんなこと考えなかったけどなぁ〜。
最近は、色々と「理由」を探しちゃってる自分がいる気がします。

ところどころ難しい言葉が出てくるものの、
きちんと注釈で補足説明がされていますし、
基本的に2人の対談形式で話が進んでいきますから、
とっつきやすいのも魅力の一つだと思います。

メディア関連の方も、そうでない方も、
参考になることが多いお勧めの一冊かと。

posted by もっぴ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

多勢に無勢。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

いよいよ今年も3月突入ですね。
結局、2月の記事は1つのみ。
いくら忙しいとはいえ、ちょっとサボったな。

さて、そんな2月ですが、
嫁さんにオセロで勝てない僕が仕掛けた、
「我が家に将棋ブームを!運動」の成果の表れか、
かなりの頻度で将棋をする光景を見かけるようになりました。

ある時は、僕vs長女。

またある時は、嫁vs長女。

そう、なんだか(意図に反して?)小学1年生の娘が、
かなりの勢いで将棋にのめり込んでいます。

我が家ではニンテンドー3DSのプレイを土日のみに制限しているので、
その代わりになっている感は否めないんですけど。

で、そんな娘との対局ですが、
真っ向勝負したんでは勝敗が明らかなのは
小1の娘にとっても自明の理のようでございまして、
対局前には、白熱の交渉劇が繰り広げられることになります。
もちろん、ハンディキャップの付け具合について、です。

将棋では、「飛車角落ち」が定番でしょうけど、
娘のハンデはそんな生やさしいものではなくて、
もう、なんだろ、かなり絶望的な状況から対戦が開始します。

ある日の盤上はご覧のとおり。

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娘と将棋ができるだけでも幸せだと自分を慰めて、
それでも、父の威厳は見せねば、と奮闘中です。

ちなみにこの対局は、善戦むなしく破れました。。。
いや〜、さすがにちょっと厳しかった。

posted by もっぴ at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする