どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
本日は、生まれて初めて胃カメラを体験してきました。
健康診断の一環で、というのではなく、
このブログでもお伝えしている通り、
昨年末以来、食道から胃にかけて妙な違和感が続いておりまして、
お医者さんには一旦「逆流性食道炎」だと診断されたものの、
なかなか症状が改善しないため、
検査を薦められた、というのが事の流れになります。
正直、2年前ぐらいのバリウムが気持ち悪かったのもあり、
その上級、ラディッツ→ベジータぐらいに格上げした感のある
胃カメラと格闘するなんて、クリリンクラスの僕には
到底無理だと思っておりましたが、まあ、仕方がありません。
で、本日朝、午前7時半に、かかりつけのクリニックに到着。
受付を済ませてしばらくすると、看護師さんが現れて一言。
「じゃあ、血圧を測って、奥の検査室へ来てください」。
血圧は125/75ぐらいだったかな?
血管も、いつもより緊張気味な様子です。
さて、血圧を出力した用紙を持って向かった検査室には、
ベッドがあり、その脇に、すらりと伸びた長いケーブル。
そう、今日の敵、ベジータ…、
じゃなかった胃カメラが悠然と待ち構えておりました。
「まずはこれを飲んでください」。
看護師さんから手渡された、小さな容器の白い液体を飲み干すと、
次は、僕の右の鼻に小さな注射器のようなものを挿入。
どうやら、ジェル状の麻酔薬みたいです。
そして、そのジェルを吸い込んだ後には、
喫茶店のアイスコーヒーのストローぐらいの細い管が
鼻の穴に入れこまれました。ううん、それほどでもないが、痛い…。
「あとで、もう少し太い管を入れますからね」
どうやら、ちょっとずつ太い管を挿入していって、
徐々にサイズに慣らしていっている様子。
しばらくして、太いものに代わるころになると、
麻酔が効いてきたからか、痛みもそれほど感じなくなっていました。
と、ここで、真打登場、いよいよ先生が検査室へ。
そして、内視鏡「ベジータ」が、僕の鼻へと徐々に迫ってきます。
ああーーー!と思っているうちに、ずるずるとチューブは奥の方へ。
そのうち、先生の脇のモニターには、きれいなピンクの僕の胃袋が。
「本当に、鼻からは意外と楽なもんなんですね」
「へえ、こんなんになっているんだ」
先生と何気に会話できるぐらい、結構余裕な胃カメラ初体験となりました。
肝心の診断結果は、やっぱり逆流性食道炎。
でも、薬をずっと服用していることもあって、症状は軽く、
このまま薬を飲み続ければ大丈夫そうなので、ほっと一安心。
心配だった胃の方も、「すごくきれい、元気すぎるんじゃないかな?」と
先生から言われるぐらい、すこぶる正常でございました。よかった…。
先日も、内視鏡手術や胃カメラについての原稿を書いたばかりで、
自分の中では、なんだかタイムリーな出来事でしたが、
やっぱり、身を持って“取材”してみると違いますね(笑)
これから執筆する胃カメラの原稿には、深みが出そうです!
「百聞は一見に如かず」とはよく言いますが、
やっぱり自分で見て、体験することに勝るものは、ないですね。
もちろん、あんまり体験したくはないですけど。。。