どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
近頃、ちょっと生意気な口の利き方をするようになった小2の娘が、こんなことを言い出し始めました。
「逆上がりができないと、大人になって困るの?」
実は、小2の娘は、いまだに逆上がりができません。
遊びに出掛けた公園で鉄棒があると、「よし一緒にやってみよう!」と懸命に誘ってみるのですが、「いいよ」とか「無理だから」とかいって、なかなかチャレンジしようとしない。
そこで僕が体を支えて無理やり回してみたりするものの、自分でやる時には恐怖心があるのか、どうもできないみたいです。
で、先日、「逆上がりはできるようになった?」と聞いたら、冒頭の返事が返ってきたのでした。
父親としては鉄棒ができた方がもちろんうれしいわけですけど、「人生に必要なの?」と言われてしまうと、ちょっと答えに窮してしまって。。。
で、結局、「そうだな〜、できなくでも全然問題ないなぁ〜」と正直に答えました(笑)。
最近、運動会の組体操、特にピラミッドの是非が問われたりしていますけど、よくよく考えてみると、「人生に必ず必要か?」と言われると、そうでもない学校の勉強や運動、行事って結構ありますよね。
ただ、一方で「頑張ることの大切さ」を学ぶことは重要だと思いますし、何か特技がなければ、大人になっても稼げないわけで、僕は娘に、
「体育が苦手なのは分かるけど、その分、これなら誰にも負けないというものを1つや2つ、見つけておくことが大事だよ」
そんな風に伝えたのですが、逆上がりの呪縛から解き放たれた娘の顔を見ていると、伝わっているのか、伝わっていないのか…。