どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
今週の『日経ビジネス』で、
こんなタイトルの特集記事を見つけました。
昭和から続く「悪しき伝統」の真実
残業が減らないのは
家に帰りたくないから
僕は、何でも屋のフリーライターで、
色々なジャンルの原稿を書くわけですが、
そのなかでも、かなりの割合を占めているのが
新卒、中途採用に絡んだ求人関係のお仕事です。
なので、企業の人事担当者さんと
結構な頻度で顔を合わせておりまして、
そこで、まあ、「残業」の話も出たりするわけです。
僕は、残業がなくならない理由は、
「従業員が残業代を欲しいからじゃない?」と思ってました。
そりゃ、適度に手を抜いて仕事に時間をかけ、
結果、残業代が支給されるならこんなにおいしいことはない!
・・・なんて、フリーランサーな僕は勝手に思っていたわけです。
もちろん真相は、そんな単純な話ではなく、
業務の効率化が必要だったり、
単純に負荷が大きすぎたり、
さまざまな要素が複雑に絡んでるんでしょうけど。
で、くだんの『日経ビジネス』の特集です。
そこには、残業削減のメカニズムの
「公式」なるものが紹介されてました。
<従来の認識>
残業削減=仕事の絶対量の減少×効率向上
<正しい公式>
残業削減=仕事の絶対量の減少×効率向上×社員の家に帰りたい気持ち
・・・なるほど。僕にはこの発想はなかったので、
なんだか思わず唸ってしまいました。
そうなのね、「家に帰りたくない」ことが、
残業がなくならない大きな原因の一つなんですね。
記事によれば、ノー残業デーが逆につらいなんて人もいるそうな。
すでに“ノー残業デー難民”をターゲットにした
新たなビジネスも生まれてきているっていうんですから、
いやはや何とも、といったところです。
ちなみに、一応オフィスは別に構えているものの、
自宅で仕事をしていることも多い僕にとっては、
「家=職場」みたいなものでして。
それこそ、本格的に難民になってしまいそうです・・・。
僕も、家に居場所がないなんてことがないように、
せいぜい努力したいと思います。。。