先日、とある雑誌を読んでいたら、
「健康寿命を伸ばして医療費削減を!」
みたいな趣旨の記事を見つけました。
実は僕も、ちょっと前まで、
そうだ!そうだ!と思ってました。
ところが、健康寿命が伸びたからといって
医療費は削減されないというのが、
今ではかなりはっきりしているみたいです。
健康寿命が伸びたからといって、
結局、いつか死ぬのは変わらないわけで、
医療費はそれなりに使う。
すると、一生涯の医療費は減るどころか、
現状維持、もしくは増えてしまうんだそうな。
これは「禁煙」についても同じこと。
ずっと紫煙をくゆらしてもらった方が、
ほとんど確実に寿命が縮まり、
一生涯で使う医療は少ないんだそうです。
僕は、人生で2本しかタバコを吸ったことがなく、
同じ部屋に喫煙者がいても意外に平気な人。
それでも、喫煙者が医療費をたくさん使って、
財政が圧迫されるのはいかがなものか
なんて思っていたのですが、
こうなると、喫煙者に対する目も
ずいぶん変わってきます。
むしろ、タバコを吸う人は、
医療財政破綻の危機を救う救世主!?
・・・いやいや、
吸う・吸わないは好みの問題ですが、
やっぱりお知り合いには、
できれば禁煙して
健康で長生きしてもらいたいものです。
ちょうど病院関係の原稿を書いていたもので、
今日は、医療に関するネタでした。
ラベル:名古屋 ライター