2017年04月09日

健康寿命が長くなると、医療財政を圧迫する。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

先日、とある雑誌を読んでいたら、
「健康寿命を伸ばして医療費削減を!」
みたいな趣旨の記事を見つけました。

実は僕も、ちょっと前まで、
そうだ!そうだ!と思ってました。

ところが、健康寿命が伸びたからといって
医療費は削減されないというのが、
今ではかなりはっきりしているみたいです。

健康寿命が伸びたからといって、
結局、いつか死ぬのは変わらないわけで、
医療費はそれなりに使う。
すると、一生涯の医療費は減るどころか、
現状維持、もしくは増えてしまうんだそうな。

これは「禁煙」についても同じこと。
ずっと紫煙をくゆらしてもらった方が、
ほとんど確実に寿命が縮まり、
一生涯で使う医療は少ないんだそうです。

僕は、人生で2本しかタバコを吸ったことがなく、
同じ部屋に喫煙者がいても意外に平気な人。
それでも、喫煙者が医療費をたくさん使って、
財政が圧迫されるのはいかがなものか
なんて思っていたのですが、
こうなると、喫煙者に対する目も
ずいぶん変わってきます。

むしろ、タバコを吸う人は、
医療財政破綻の危機を救う救世主!?

・・・いやいや、
吸う・吸わないは好みの問題ですが、
やっぱりお知り合いには、
できれば禁煙して
健康で長生きしてもらいたいものです。


ちょうど病院関係の原稿を書いていたもので、
今日は、医療に関するネタでした。

posted by もっぴ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする