2017年04月13日

「年金問題」は嘘ばかり。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

フリーランス界隈の方々と話をしていると、
年金なんてどうせもらえないんでしょ?
というコメントを聞くことが結構あります。

で、そんな時、
ファイナンシャル・プランナーの端くれである僕は、
もしかしたら未払い?と心配しつつ、
国民年金は払った方がいい、
もし金銭的に厳しかったとしても、
免除申請を出しておいた方がいい、と話しています。

年金は破綻する!という
ネガティブキャンペーンのせいで、
国民年金を払っていない人がいるようです。
でも、それが完全に間違っていると教えてくれるのが、
先日読んだ高橋洋一先生のこの本、
『「年金問題」は嘘ばかり』です。

「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 (PHP新書) -
「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 (PHP新書) -

「年金は「保険」である」という本書の言葉通り、
長生きリスクに備える保険、それが年金です。

しかも、障害年金や遺族年金まで付いてくるので、
実際には、民間の保険会社では無理な、
相当に有利な保険だといえます。

そのあたりの詳しい説明は
紹介している本に譲るとしまして、
じゃあ、年金だけで老後は安心なのか?というと
おそらく大半の方が「ノー」でしょう。
現役時代の給与の4割くらいが支給額の目安ですから、
これだけで暮らしていくのは難しいという人が
かなりの割合を占めると思います。

では、どうすればいいのか?

もし老後を楽して過ごしたいなら、
確定拠出年金などで年金を積み増ししておくこと。
ただ、それよりもっと大切なことは、
老後も働き続けることだと思います。

老後まで働くなんてイヤ!という人もいるでしょうが、
自分がやりたいこと、苦にならないことを軸に
年間100万円程度を稼ぐだけで、全然違ってきます。

それは単に金銭的な問題だけじゃなく、
身体的にも、精神的にも、すごくいいはず。
ちょっと手前味噌ではありますが、
農業なんか、最高だと思いますけどねぇ〜。

いずれにせよ、これからの時代、
ちょっとお金儲けにもなりそうな趣味を
現役時代に見つけておくことが、
老後を充実させるための秘訣になりそうです。

・・・お、なんだか今日のブログは、
ちょっとファイナンシャル・プランナーっぽいな(笑)。

posted by もっぴ at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする