どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
世間はGWですね。ただ、僕の方はなかなか完全に休みというわけにもいかず、原稿を書いたり、リサーチをしたり、農作業をしたり、新しい畑の打ち合わせをしたり・・・。
まあ、完全な休みというわけにはいかないですね。
と、そんなGWの仕事の息抜きに、ちょっとブログを更新しようと思います。
フリーランス、40歳の壁――自由業者は、どうして40歳から仕事が減るのか?
いや〜、もうタイトルが怖すぎる(笑)
『フリーランス、40歳の壁』です。
筆者の方は、大学教授も経験されていて、めちゃめちゃ・・・というわけではないまでも、相当にメジャーなライター・編集者さん。僕からすれば、はるか雲の上くらいの感じです(笑)
それでも、40歳を過ぎたあたりから、壁にぶち当たり、仕事がなくなって・・・という苦境を経験されているのですから、もう、「明日は我が身」という他ありません。
こっそり嫁さんも熟読しておりました(笑)
フリーランスにとって、40歳くらいが壁になるというのは、この本に限らず、結構耳にする話でして。
一番の原因は、これまで仕事をくれていた雑誌などの編集担当者さんが、徐々に若返っていくこと。これです。
自分が担当者だったら、親ぐらいの世代の人に、なかなか無理なお願いはしづらいですよね。
だから、余人を持って代えがたいと言われるような超大御所にでもならない限り、若い編集者→同世代の若いライターに発注という世代交代の流れが自然と発生してきて、そして中高年は・・・という話になってしまうわけです。
「中高年フリーランサーあるある」といった感じですね。
本書では、著者の方がインタビューする形で、その他のフリーランサーが体験した「40歳の壁」についても詳しく紹介されています。
多くの人が、自分のメディアや、自分のブランドを確立していたり、はたまた、別のビジネスをライターを平行してやっていたり、あるいは組み合わせてうまく展開していたり。
これまでのライター、編集者、漫画家・・・といった既存のクリエイター像に囚われない仕事の仕方、生き方を実践されている方たちばかりで、タイトルから連想されるような「40歳、怖いね〜」と単に怖がる内容ではなく、そこから一歩も二歩も踏み込んだ「これからの仕事へのヒント」が詰まった一冊でした。
なかでも古書店主+ライターは、面白そうだなぁ〜。
フリーランサーの中でも、クリエイティブ系の方でないと、なかなか共感する部分は少ないかもしれませんが、フリーとして、どのように仕事を始め、どのように苦しみ、そしてどこを目指すのか。とても面白く読めて明日への活力が沸く内容でした!
すでにフリーライターの方、これからフリーライターを目指す方には、必読の一冊なのではと思います。
ところで、僕もそろそろ自分メディアの立ち上げに取り組もうかな。
名古屋の名も無きライターがどこまで出来るか?
なんだか、ちょっとワクワクしますが、フリーライターの仕事も、農作業の方も、留まるところを知らないほど猛烈に忙しく!・・・と、言い訳をしているうちに、気がつけば50歳になってしまっていたりして。