台風24号に備えて、先ほどハウスのビニールを外すなどの対策を講じてきました。これで無事、強風をやり過ごすことができればいいですが。まあ、あとは「人事を尽くして天命を待つ」ですね。
というわけで、農作業をすることもなく、かといって原稿の執筆もそれほどノってこないので(苦笑)、ブログをもう1本更新しようかなと。本日2本目は、最近の読書から一冊ご紹介しようと思います。

睡眠こそ最強の解決策である
『睡眠こそ最強の解決策である』という本です。
40代に突入したということもあって、近頃、体力の衰えを痛感することが多くなってきました。そんなわけで最近、個人的に改めて勉強しているのが「健康」。体が何よりの資本であるフリーランスですから、パフォーマンスを維持していくためには大切なことかなと思って、その手の本を色々と読みあさっております。
で、出会ったのがこの一冊。睡眠をテーマにしたビジネス書というのは、それこそ巷に溢れているわけですが、どちらかといえばハウツー的な内容が多くて、「じゃあ、なぜそうするのがいいの?」という理由や、エビデンスの部分まで深く踏み込んでいるものって、結構少なかったりします。
この本はそのあたりがしっかり書かれています。睡眠のメカニズムを理解するところから始まり、睡眠不足がいかに悪影響を及ぼすのかが、あらゆる角度からたっぷりと。むしろ「寝なくちゃやばい!」というプレッシャーから、逆に眠れなくなるんじゃないか?と不安になるぐらいです。
誰もが「よく寝ることは大事だよね」っていうのは分かっているはず。でも、それを実践するとなるとなかなか難しい。そんな風に感じている方こそ、一度読んでみる価値のある一冊だと思います。
一般の方が「睡眠」について勉強したいなら、これが決定版といえるんではないでしょうか。アマゾンのレビュー数を見る限りそれほど売れてなさそうですが、それぐらい充実した内容で、間違いなくお勧めです!
ただ、400ページ超となかなかのボリュームなので、あまり本を読まない人には、この本自体が睡眠薬代わりにうってつけ、となっちゃうかもしれませんが(笑)
「読めない!」という人は、睡眠のアドバイスが書かれた巻末の付録をチラ見するだけでも役立つと思います(・・・こんなこと書いたら怒られちゃうかな?)。
当たり前というか、よく言われていることが多いですが、それでも個人的には「眠らないままずっと布団の中にいない」とか、「室温の理想は少し寒いぐらい(18.3度)」といったアドバイスは意外で、新たな発見でした。
睡眠時間を削って無理に仕事をすることが、まったくプラスにならないことがよ〜く分かりました。これからは決して無理をせず・・・というわけにはなかなかいかないのが、フリーライターの悲しい性なんですけどねぇ〜。。。