2019年12月31日

FACT FULNESS。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

いよいよ2019年も残り1日。

昨日宣言したとおり、
「書評記事300突破」を目指して
本日も今年読んだ本の中から
お勧めの一冊をご紹介したいと思います。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

300記事の節目を飾る一冊は、
『FACT FULNESS』にしようかなと思います。

今年はこの本が引き合いに出されることが
本当に多かったような気がします。
2019年を代表するビジネス書…といったところでしょうか。

経済誌や新聞などのメディアはもちろん、
取材先で話題になることも結構ありました。

ものすごーくざっくり中身を要約すると…、

実は、私たちが「こうだ!」と
信じて疑わないことの中には、
かなりたくさんの間違いが潜んでいる。
だから、きちんと事実に目を向けて
正しく理解することが大切です。

…とまあ、こんな感じでしょうか。

僕自身、まだまだ世界には
たくさんの貧しい人達がいて…という
固定観念に縛られているわけですが、
僕たちが子どもの頃に比べると
それこそ格段に世界は良くなっているわけで。

日本国内に目を向けてみても、
例えば、よく凶悪事件が起こるたびに、
「近頃は凄惨な事件が多い」みたいに
話すコメンテーターがいたりします。

ところが、刑事事件の発生件数を見てみると
昔に比べて犯罪は大幅に減っている。
印象と事実は違っているわけです。

ネガティブな情報の方が
世間の耳目を集めるため、
どうしても事件や事故ばかりが
ニュースになりがちです。

でも、社会は少しずつ確実に
より良くなっています。

この『FACT FULNESS』を読むと、
ポジティブな情報も
きちんと掴んでおかないと
世の中を正しく理解できないんだと
改めて痛感させられます。

さて、今日は2019年の大晦日。

もうすぐ2010年代が終わりを告げ、
2020年代が始まろうとしていますが、
次は、どんな10年が待っているのでしょうか。

確実に「衰退先進国」への道を
歩み始めている日本で、
何が起こるのか。
そして、何ができるのかーー。

世の中をきちんと見つめながら
自分自身の舵取りをしていきたいものですね。

posted by もっぴ at 18:20| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月30日

タネの未来。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

そろそろ今年も終わりだなと思いながら、
久々にブログを見返していたんですけど、
気がつけば、今年の書評は、なんと1冊(苦笑)

あかん!あかん!
いくらなんでもこりゃあかんわ!

多い年なんて、それこそ100冊ぐらい
記事をアップしてたんじゃないかと思いますが、
すっかり億劫になってしまって、
Facebookに写真を載せるぐらいしかできておらず。

というわけで今年の反省と、
298記事という非常にキリの悪い記事数が気になるので、
今年中に300を突破すべく、
2019年に読んだ本を
いくつかご紹介していこうと思います。

さて、今年中にどれだけ紹介できることやら…

まずはこちらを取り上げたいと思います。

タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ
タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ

家の光協会発行の『タネの未来』です。

「家の光協会」なんて出版社しらないよ!
…という人も多いと思いますが、
怪しい宗教というわけではなく、
『家の光』という雑誌を発刊している
JAグループの出版・文化団体だったりします。

実家が農家という人は、
目にしたことがあるかもしれませんね。

で、そんな出版社ですから、
当然ながら、こちらの本も農業がらみ。
サブタイトルは、「僕が15歳でタネの会社を
起業したわけ」となっておりまして、
伝統野菜を守るために日本を巡り
そのタネを販売している男の子のお話です。

僕も、ライターをしながら
玉ネギの種を生産する農家をやっているので
タネについてはそれなりに詳しいと思いますが、
まだ高校生にも関わらず、ここまで
研究して自分の意見が主張できるなんて、すごいなと。
41歳のおじさんは、純粋に感心してしまいました。

「…この本の読者のみなさんんは、(タネに限らず)それぞれの主義主張があるだろうけど、全然自分の考えに合わない論にたいしても、ぜひ耳を傾けてほしい。そして、問題になっている法律の条文を読んだり、現場で足を運んだりもして、様々なことを考えたり感じたりしてほしい」(あとがきより)

いや〜、ホントそうだなぁと、
半分にも満たない若者に
改めて教えられた気がします。

ちょっと前、「種子法廃止」に関して
「タネが危ない!やばいぞ!」と
色々なメディアがこぞって書いたわけですが、
その後はどうか?というと、とんと見なくなり…。

まぁ仕方がない面はあると思いますが、
ぜひ、その時だけ盛り上がるんじゃなくて、
タネのことを、もう少し身近な話題として、
考えてくれる人が増えるといいなと思っています。

へんな偏りを持つことなく、
もっと自然体でタネについて考えられる
いい本だと思いますので
ご興味のある方はぜひ
手に取ってみてください!

posted by もっぴ at 21:28| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お仕事のご報告。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

2019年、そして令和元年も
今日と明日で終わりですね。

こちらは?というと
年末年始もほぼフルで仕事です。
原稿やら、農作業やら…。
仕事があるってありがたいと
感謝感謝の年の瀬であります。

さて、作業の息抜きに
少しだけお仕事のご報告です。

最近、隔月でお仕事をしている
医師向けの無料マガジン『プレシオ』さんで
科学をテーマにしたページの
編集・執筆を担当させていただきました。

IMG_0021.jpg

この号のテーアは、「月面農場」。
JAXAさんのご協力でまとめましたが、
宇宙で農業なんてファンタジーかと思いきや、
実はかなり本気で研究が進んでいるようです。

僕もそのうち、月へと進出か!?
宇宙空間で玉ネギの種を栽培するなんて、
なんだか面白すぎるなぁ〜。

posted by もっぴ at 21:00| Comment(0) | 著書&お仕事報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月25日

クリスマスの反省会。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

しばらくブログを更新できていない間に、
世の中はすっかり年の瀬という感じですね。

相変わらず仕事はバタバタの状況で、
果たして年内の仕事納めがやってくるのか?
…という状況ですが、まあ、例年通りですかね。。

さて、本日はクリスマス!ということで、
私も、サンタさんへの連絡係として
子どもたちが欲しいものを
事前にしっかりと伝えておいたのですが、
イブの夜はやっぱり気になるようでして。

下の娘
「どうかな〜、ちゃんとサンタさん来るかな〜」


「良い子にしてたら来るんじゃない?」

上の娘
「来なかったりして…」


「まだ分からんよね〜。でもたぶん来るでしょ」

下の娘
「あぁ〜ドキドキするぅ〜!」

上の娘
「サンタさんが来なかったら、明日は反省会だわ!」


さて、プレゼントは届いているでしょうか?
「クリスマスに家族で反省会」は
なんとか避けたいところです。。

posted by もっぴ at 06:12| Comment(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする