2020年03月03日

まだまだ「ゲーム=悪」なのか…。

どうも、名古屋のフリーライターの平井です。

お子さんをお持ちの皆さん、
昨日はどうでしたか?

うちは幸いにもフリーランスで
今週は在宅中心の作業ですから、
仕事をしながら、子供の面倒をみたりで、
なんとかうまくさばいております。

それにしても、
これがあと30日以上も続くのか…。
新型コロナ・ショック以上に、
妻のストレス・ショックが心配です。。

さて、昨日から子供たちが休みになり、
それを取り扱った新聞を見ていると
「子供たちがゲームばっかりで…」みたいな
論調の記事を結構見かけました。

なんとなく「ゲーム=悪」という
図式がまだ色濃く残っているんだなと、
ちょっと複雑な気分がしました。

そんなにゲームって悪いですかねぇ。

むしろ、良質かつお値打ちなエンタメとして
感動すること、勉強になること、
タメになることがいっぱいあると思うんだけど…。

もちろん「これはちょっと…」と思うような
ゲームも確かにあると思いますよ。
だけどそれって、ゲームに限った話じゃないですよね。

昨年、建設現場を取材した時、
3D図面を巧みに操りながら
効率よく業務をこなす若者に出会いました。

インタビューで話を聞いてみると、
「僕ら若い世代は、ゲームで3Dに慣れてるから
こんなもの余裕で使えますよ!」と自信満々でした。

なにも、若い世代だけではありません。

誰もが知るようなグローバル企業の
お偉いさんに話を聞いた時には、
「私は、大好きなドラクエを題材にして
若い人たちに仕事の取り組み方を教えているよ」と
その説明資料を見せてもらいました。

仕事仲間(=戦士、僧侶、魔法使いなど)を集め、
資金(=ゴールド)を活用して
有効に投資(=武器購入)し、
経験値(=EXP)をためてスキルを身に付け、
ミッション(=ラスボスを倒す)を達成する。

ゲームをたとえにして話をすると、
若い世代の人ともうまく
コミュニケーションが図れるんだそうな。

新聞やテレビ、小説や映画にだって
「これはちょっと…」というものはたくさんあります。

だけど、「うちの子が小説を読みすぎて…」とか、
「朝日新聞ばっかり熟読して困ってます…」とか、
そんな風にはいいませんもんね(笑)

いい加減、ゲームだけ色眼鏡で見るのではなく、
もっと素直にいいものを楽しめる
日本になって欲しいなと思います。

posted by もっぴ at 10:18| Comment(0) | ライター日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする