どうも、名古屋のフリーライターの平井です。
かれこれ20年以上のキャリアになりますが、
これまでずっと基本的に避けてきたのが
芸能人のゴシップなどを取り扱う
いわゆる週刊誌での執筆です。
それでも全然毒っ気のない企画で
一度だけ原稿を書いたことがあります。
「天才ちびっ子特集」みたいなのだったかな?
僕は、他人の欠点を糾弾するような
立派な人間ではありません。
そもそも全然大した人間じゃないし、
品行方正、聖人君子とは程遠い。
…なんだか誤解を招きそうなので
念のため言っておきますが
天地新明に誓って
いわゆる不倫は一度もありませんよ(笑)
僕は学生時代からお笑いが好きなので、
最近の週刊誌報道は色々と考えさせられます。
真偽のほどはよくわかりませんが、
法学部出身の僕が個人的に一番気になるのが
「罪と罰の公平性」です。
昔から言われていますが、死刑には
いわゆる「永山基準」というものが存在します。
この手の週刊誌報道が謝りだった場合、
どうやってその賠償を行うのか。
もう少しバランスのいい基準を
設けた方がいいような気がします。
あまりにも報道の影響が大きいもんね。
せめて誤報によって利益を上げた分は
罰金として徴収する、
被害を受けた人の賠償金に充てる、とか。
公平性に資する仕組みを整備しないと、
「表現の自由」の名のもとに
メディア全体が歪んでいく気がします。
これもネットの弊害なのかなぁ。
ページビューが基準になると
ウソでもいいからセンセーショナルな
話題を取り上げればいい、となってしまう。
儲かっていないと、なおさらに。
「貧すれば鈍する」とならないよう、
僕も身を引き締めたいと思います。