
最近は、どれを読んでも同じようなことばかりが書いてあるビジネス書を卒業気味で、ちょっと前から興味を持っている農業についての本を結構読み漁っております。
相方も田舎ぐらしを目標にしていますし。
で、まあ、その筋では定番中の定番なんでしょうが、改めての意味もこめて「わら一本の革命」を購入してみました。
著者は自然農業界のカリスマ、福岡さんです。
読んでみて意外だったのは、福岡さんはフツーの人だということ。正確には「フツーの人だった」というべきでしょうか?
若いころには、横浜で飲み歩いていた時期もあったそうな。
…と、そんな生い立ちのことから、自然農法に目覚めたきっかけ、具体的な方法論なども掲載されています。
農業を志す人でなくても、現代社会の矛盾を改めて振り返る意味においての良書にもなりうるのでは?というのが率直な感想。
その意味においては、以前に紹介した「パパラギ」に近いものがあるかもしれません。
もしお暇があれば、ぜひ読んでみるといいと思います。
…なんだか、病んでいるときに読むと、あらぬ方向へと突き進んでしまいような気もしなくもないですが。。。