僕らの頃の就職活動も「超・氷河期」と言われていましたが、今はそれよりもインパクトとしてはデカイような気がしています。
…ただ、求人倍率を見ると、ある情報では昨年が2.0倍程度。今年は1.6倍に落ち込むようですが、2000年を見てみると、なんと1.0倍!
そんなに凄まじかったんですねぇ〜。。。
で、まあ、その番組では、内定切りされた学生や元学生を追い、その後の奮闘ぶりみたいなものをやっていたんですが。
その中で、就職できなかった学生さんが、就職のためのセミナーを主催する会社みたいなところに通っていました。
営業トークを練習して、その後、セミナーの冊子を飛び込みで販売していました。
そんな様子を見ていて抱いたのが、「結局、大学に行った意味って一体?」という疑問でした。
正直、就職活動の現場では、一部の一流大学以外はあんまり大学に通った意味がないかなというのが印象です。
いろんな企業の人事担当者の方とお話をしてみると、学生には大学名よりも、「学生時代に何をしたのか?」が問われているように思います。
目的意識を持って過ごしてこなかった学生さんには、困難な就職活動が待っているのかな?と感じます。
例えば、「部活動でキャプテンを務めてこうした成績をあげた」とか、「アルバイトでこうした仕事を任せてもらいこれだけの売り上げにつなげた」とか、「ボランティア活動でこうした実績を残した」とか。
でも、こうなると、正直、大学でどれだけまじめに授業を受けたかというのが全く関係なくなってしまう。(…全くは言い過ぎかな?)
一生懸命勉強していい大学に入るよりも、大学に入るためのパワーをもっと違う方向で発揮した方が、結果的にいい就職活動をすることができそうです。
学費だけでも年間約100万円。単純に考えると4年で400万円のお金が大学に払われるわけです。
この費用対効果はいかがなものなのか?
もちろん、大学は高度な知識を身につけられる教育機関として有意義だとは思いますが、お客様である学生のニーズに応えるためには、もっと変革が必要になってくるかもしれない。
例えば、「飛び込み営業学科」とか、「テレフォンアポイント学科」とか、「接客サービス学科」とか。
…そのうち、そんな学科が出てきたりして。
ただ、即戦力にはなりそうですが、なんだか世知辛い感じがしてしょうがないですが。。。
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