
先日、図書館でみたおすすめのビジネス書を紹介する本の中に掲載されていたので、ブックオフの中古本を購入してみました。
内容は?というと、1000人以上のクビ切りを行ってきた人事のスペシャリストが、首を切った人を取り巻く状況などを描いた本です。
ただ、この本が書かれたのは、2003年6月のこと。
もう今から7年近くも前のことになります。
今ではもっと人材の流動化が進んでいて、この本の中にあるような「未だに終身雇用を前提にした会社」というのも少なくなってきたような感じがします。
ただ、まだまだ、こうしたクビ切りの現場というのは少なくないんでしょうね。
この本の中にある「アーリーリタイヤメント」の考え方も、徐々に日本の中でも浸透してきているかな、とも思います。
ただ、この本は、「基本的に会社に雇ってもらう」の前提で書かれている感がありますが、今では「会社ではなく個人が自分の実力を磨く時代」に確実に突入していると思います。
もう会社に頼っている場合ではありません。
だって、あのJALですら、倒産する時代ですから。
やはり、せっせと自分に投資してきたものが、最終的には勝利を収めるということでしょうか。
行きつくところは、結局、「農場の法則」なんだな〜。
種をまいた者だけが、果実を収穫できる――。