2010年02月04日

EQ〜こころの知能指数。

今日は、日本でもブームを巻き起こしたベストセラー本。


EQ―こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

EQ―こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: ダニエル ゴールマン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/09
  • メディア: 文庫




…といっても、日本で最初に発売されたのは1996年のこと。その後、僕が手に取った文庫版が発刊されたのも1998年ですから、思いっきり大学生時代。

マンガやゲームや小説に明け暮れていた僕にとって、こういった自己啓発的な一冊は、全く見向きもされなかったわけで。

そんな、怠惰な学生生活を取り戻す意味でも、読んでみることにしました。

それにしても、文庫版のページ数は全部で約450ページ。これ、結構売れたらしいですけど、本当にみんなが最後まで読み切っているんでしょうか?

「挫折組」もかなり多かったんではないかと思います。。。

で、本の内容ですが、「こころの知能指数」とある通り、従来大切にされてきた「IQ」よりも、いかに心の知能指数「EQ」が重要か、ということが書いてあります。

例えば、

「IQ」が高い人よりも、「EQ」が高い人の方が、社会に出てから活躍するケースが多い、とか、

楽観主義の人の方が、悲観主義の人よりも、病気に掛かりにくく、重病の回復スピードも早い、とか。

また、

夫婦げんかで、単に相手の失敗についてだけを注意をするのではなく、

「いつも君は、のろまなんだから!」、とか、

「どうしてあなたは、いつも身勝手で自己中心的なの!」、とか、

具体的な事象を責めるのではなく、人格否定や中傷が盛り込まれるようになってくると、結果的に離婚へと至るケースが多い、とか。


で、「こころの知能指数」を高めるために大事なのは、

●相手に共感すること

●自分が今どのような感情にあるのかを理解すること

●冷静でないと感じた時は一旦小休止を入れること

…などだそうです。


それにしても、この本を読んでいて浮かんだのが、

「バカは風邪引かない」というフレーズ。

ウチのおかんが口癖のようにいっている言葉なんですが、

どうやら、不安やストレスの少ない人は、多い人よりも、免疫力が高いという実験データがあるそうで、

今まで、「バカは風邪ひかないなんて、そんなことわるわけ…」と、それことバカにしていましたが、

あながち不正解でもないそうです。(まあ、バカの解釈にもよりますけどね。。。)

昔から言われていることって、結構、的を射ていることが多くて驚きます。

先人の知恵は、やっぱり大切ですねぇ〜。

posted by もっぴ at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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