最近、「私の履歴書」というコーナーに、プロゴルファーの青木功さんの手記が掲載されているんですが、
そこに、こんなことが書かれていました。
東北クラシック(JCB仙台)というトーナメントを欠場したいと主催者に言ったら「何ごとだ」という。「娘の卒業式がある。一生に一回しかないから」「へー」と驚かれたが、初日をトップスタートにして夕方の聖心インターナショナル高校の卒業式に出席、翌日は最終組ということにしてもらった。
ステキ過ぎる。父親としても。そして、大会主催者としても。
もちろん「仕事」も大切ですが、ベースとなるのはやっぱり「家族」。
ある意味、「家族を幸せにする」ことが仕事の目的なわけですから、
そもそも、仕事をするために家族をないがしろにしてしまったら、全く本末転倒な話。
野球で例えるなら、「今日は素振りの練習がしたいから、試合を休みます」みたいなことです。
もちろん「仕事を全くせずに、家族と過ごしてばかり」というのも大問題ではありますが、
自戒の念も込めて、やっぱり「家族と向き合う時間は大切にしないとな」と思う今日この頃です。